[アートな気分]の記事一覧 | 吉祥院姫子のちょっとごめんあそばせ♪

たった１枚の写真から広がる世界。。

約４年ぐらいぶりだったでしょうか？久々にお友達のMちゃんと再会しました。彼女と初めて出会ったのは、ヒーラーのお勉強会の時だったのですが、考えたらそのあと、彼女が原宿で開いた自身の個展にお邪魔して以来、会ってなかったんですよね。考えたら、今日で３回目かぁ。。（笑）彼女とも不思議な「ご縁」です。私は、彼女の撮る写真が好きで、今後とっても注目しているアーティストさんのひとりなのですが、そんな彼女に念願だった「手」の写真を撮っていただいたのでした。その時のお話は、またの機会にしたいと思いますが、どんな風に出来上がるのかが本当に楽しみです♪ 彼女といろんなことを話す中で、思い出したのがいろんなフォトグラファーの数々。。私は、写真を見るのが好きで、２０代ごろはよく写真展があれば出かけて行ったものです。ロベル・ドアノー、エルスケン、サラ・ムーン、エリオット・アーウィット、カルティエ・ブレッソンなどなどどちらかというとフランス人の写真家が好きです。それはたまたまなのだけど（笑）そんな中で思い出したのが、去年行ったグレゴリー・コルベールの写真展。日記にも書いたはずだと思って探したらありました！　http://plaza.rakuten.co.jp/gomenasobase/diary/200706210000/もう１年以上も経っていたなんて。。本当に月日の経つのは早いです。ロベル・ドアノーの写真にしてもそうだけど、たった１枚の写真から広がる世界。。があるんだなぁ。。と初めて思ったものです。たとえば、有名な「区役所前のキス」という写真。何気ない日常のヒトコマにフォーカスしてシャッターを切る。その後、その恋人たちがどうなったのか。。。結婚して子供も産んで幸せに暮らしたのか、別れてしまったのか。。なんて誰にもわからない。だけど、そこには確実に恋人同士だった彼らの姿が残ってる。何十年経ってもずっとそのままで。たった１枚の写真に、ものすごくストーリーを感じてしまったりするようになったのは、これがきっかけでした。もう妄想の世界なんですけどね（笑）あえてストーリーも何もないところから、イマジネーションを駆使して広がる世界は、私にとてつもない刺激をくれます。そこから、新しい言葉たちが生まれたり、まるで何かの映画を見てきたかのような錯覚に陥ったり、いくらでも楽しめますね。たった１枚の写真の中にたくさんの情報が隠されている。それは、たった一つのグラスの中にも同じことがいえて、これはチャネリングを教わった時に学んだのでした。情報は与えられてばかりだと、考えなくなる、感じなくなるから、やっぱり情報過多ってよくないのかもなぁ。。常に感覚を磨いてないと、何が良くて良くないのかの判断も鈍ってくる気がするから。常に「感じる」っていう感覚はやっぱり日々培われていくものだし、それはやがて心の栄養になるような気もする。やっぱり、感じるってすごいことだと思います♪ あと、いろんな人との交流の中で自分の中の忘れていた感性が呼びさまされるのは、ものすごく得をした気分です（笑）だから、いろんな人との出会いって楽しいんだよね♪

バレンタイン用のギター型ケーキ完成♪

ここのところ、手作り簡単ケーキにはまってる私ですが、先日の息子の誕生日のポケモンケーキから気をよくし、今日は「バレンタインデー」用に『ギター型ケーキ』にチャレンジしてみましたぁ♪とは言っても、いつもながら思いつくままに作るので、かなりイビツなギターで、これぞまさしく「オリジナル・ギター」（笑）。市販のバームクーヘンとカステラを今回は使ってみました。例のごとく、チョーお手軽、簡単でないと作らない私ですが、これはこれでなかなか楽しい作業でした♪それに、味は絶対に失敗がないハズです！！（笑）今回はイビツですが、来月のダーリンの誕生日本番には、きっともっと上手に作れることでしょう♪皆様も素敵なバレンタインデーを

行間を感じられる余裕が出てきたのかな？

今日は、なんだかダルイ日です。。いや、体調は悪くないです。自分では理由はわかってますが（笑）ちょっと仮眠しようとしたんですが、身体はダルイのに、感覚が冴え冴えなので旦那さんに頼んで借りてきてもらった本を読むことに。。「ジャズ詩大全」。ジャズのスタンダードの歌詞を集め、１曲１曲の訳詞と、その楽曲のエピソードなどなどが盛り込まれた本です。それをパラパラとめくりながら、知ってる曲は口ずさんだりなんかして（笑）でも、ダメですねぇ。。声の出が悪い。。でも、ほぼ鼻歌のように口ずさみながら感じたことは、ものすごーくシンプルで月並みな言葉の歌詞なのに、昔とはちがう味わいがあることに気付いて。。伊達に歳は重ねてませんねぇ。。経験も（笑）言葉と言葉の間の行間を感じられる余裕が出てきたのでしょうか。だとしたら、嬉しいな。私がジャズが好きなのは、実はジャンルが「ある」ようで「ない」からです。厳密にいえば、ジャンルはあるんだけど、幅を広げられるっていうのかなぁ。。スタンダードの同じ曲でも、４ビートだけでなく、ボサノバ、ブルーズなどのフィーリングでアレンジして歌うことも可能だし、同じ曲でも歌う方によって全部表情が変わるのが楽しいんでしょうね。アップテンポをバラードにしてもいいし、また逆もしかり。ただ、私の難点は楽器が出来ないこと。でも、それはギタリストの旦那さんがアレンジも譜面にするのも全部やってもらえるので、大丈夫です。最近はそういうのもなかったけど、今回、彼の欲しかったギターを買ってもいいよーと快諾したので、また、何かあったらやりたいなぁ。。それにしても改めて、良い曲ってたくさんあるなぁ。。ジャズを問わず、ロックにもポップスにもクラシックにも演歌にも♪ 私、結構いい歳のとり方してると思います。自画自賛！！（笑）

歌うアイスクリーム屋さんと天空のアクアリウム♪

昨日は、最近気になってたところに行ってきました。ともに六本木ヒルズにあるのですが、ひとつは、「コールドストーン・クリーマリー」という歌うアイスクリーム屋さん♪ ２０分ぐらい並んで、注文したのは「ピーカン・アンド・クリームパッション」というものです。フレンチバニラアイスにピーカンナッツとグラハムパイクラストとキャラメルソース混ざったもの♪ これをお店のスタッフさんが一斉に「ハイホー・ハイホー」や「ミッキーマウス・マーチ」を大合唱しながら作ってくれました♪ とても美味しかったので大満足♪ここで、並んでいた時に某テレビ局のインタビューを受けました（笑）その後、上の大展望台へ♪ 前に友人がブログに書いてた「天空のアクアリウム」に行くためです♪ これは、期間限定で開催されてるのですが、ＨＰによると『海抜250メートルの高さから360度のパノラマが楽しめる東京シティビューに今年の夏は、空と海が融けあう幻想的な空間「スカイアクアリウム」が出現します。アクアリウムとは、色とりどりの熱帯魚やサンゴ、水草、岩などを用いて水槽の中に"美しい世界"を作り出すこと。「アクアリスト」の第一人者である木村英智氏の総合プロデュースによる、巨大アクアリウム「パラダイスラグーン」や、12人のアクアリストたちによる競演、そして家具と水槽が一体化した「リビングアクアリウム」など、アートと癒しを融合させた空間が海抜250メートルの天空に広がります。』と書かれてあります。本当に美しく、幻想的で、今までみたこともない小さなお魚たちにも会えました♪ 水槽がついてるベッドは個人的にも「欲しい♪」とか思ったほど。。（笑）子供たちも大喜びでした♪ 森美術館の「ル・コルビュジエ展」も観れたので久々にアートな気分にも包まれてここでも満喫しました。その中で、子供たちの様子に学ばされることも。。興味が行くものには、無条件で歓喜し、興味がいかないものには全く無関心。。ウンチクなんて言葉は通用しません。面白いものが、彼らにとっては面白いんだなぁ♪と当たり前のようですが、何かとても新鮮な感覚でした。『天空のアクアリウム』 http://www.tokyocityview.com/ja/topics/20070626-01/

委ねる。。グレゴリー・コルベール展を観て

セピアカラーの空間。まるで一瞬絵画かと思わせる画像。象の前に座って本を読む少年。河に浮かぶカヌーの上でチンパンジーと戯れる女性。繋がれる手と手。ジャガーの傍らで静かに横たわる少年。おびえる風もなく、いたって穏やかな寝顔だ。海の中、たくさんのクジラたちと泳ぐ男性。群がるハイエナの中で荒々しくダンスする女性。ゆったりと象に抱かれて眠る少年。なぜか懐かしい。ハートがきゅんとなるような不思議な感覚。人間も動物も同じこの星の生き物。おそらく、これは彼らにとっては日常の「交流」なのかもしれない。言葉を交わさなくても静かに相手を感じ、相手の存在をただ受け入れる。全体を通して「委ねる」という言葉が浮かんできました。ただ、自然に、ありのままに。。「委ねる」って簡単なようで難しい。だけど、「委ねられる」って最高に幸せだとも思う。観に行けて良かったです。こういうのは久々に観た気がする。テーマは違うけど、作品をみて昔みたサラ・ムーンの「ミシシッピー・ワン」という映画を思い出した。あと、ロベル・ドアノーやマン・レイの写真。。私はこういうのが、とても好きなんです。そんなことを思い出せた瞬間でもありました。グレゴリー・コルベール作品展（～6/24まで）http://www.veritacafe.com/event/070307/

秋の夜長はＪＡＺＺＹな気分。。その傍らで『マイルス光臨』か？！（笑）

もう、秋ですわねぇ。。秋になると無性に聴きたくなるのは、やっぱりジャズなのですわ。。手前味噌で恐縮ですが、あたくし、かつてはジャズ・ヴォーカルを少々やっておりましたの。。ジャズを流していると自然と口ずさんでしまうんです。秋といえば、「オータム・イン・ニューヨーク」や「枯葉」「ティス・オータム」などなどたくさんの名曲がございますわねぇ。。あたくしのいちばんのリスペクト・シンガーは『レディ・ディ』こと「ビリー・ホリディ」です。他には「ダイナ・ワシントンン」「エラ・フィッツジェラルド」「アニタ・オディ」「D.D.ブリッジウォター」などなど好きですが、秋といえば、ヘレン・メリルのウィスパー・ヴォイスもたまりませんね。。かつて「ニューヨークのため息」だなんて言われてたけれど、あのアンニュイな雰囲気が素敵♪あと、男性ならこんな季節にはチェット・ベイカーが聴きたくなります。あたくしがまったりとＪＡＺＺＹな雰囲気に包まれています傍らでは、主人がなにやらゴソゴソやっております。。目をやると彼の周りには、何故か「マイルス・デイビス」の書籍やら、ＣＤやらで大変なことになってますの。。どちらかというと彼はギターをたしなむのですが、取り憑つかれたかのように『マイルス』なのでございます（笑）確かに学生の頃にトランペットを少々やったことがあるようで、マイルスも大好きではありますが、なぜ、今、マイルスなのか。。？ひょっとしたら、『マイルス光臨』？！あまりの没頭ぶりに可笑しくて、あたくし、つい言ってしまいましたの。。「ねぇ、アナタの左肩にマイルスがいらっしゃってよ。」（うそ）いきなりそんなことを言われて、キョトンとしている主人はとてもラブリーでした皆様も機会がありましたら、ぜひジャズも聴いてみてくださいね♪ライブだと,一層いいんですけどね。。　