カテゴリ:薬に関すること
こんばんわ。
感染列島がTVでやってるんやけど。 現実におけるインフルエンザの感染もそろそろ佳境になってきましたね。。
さて、少し真面目な話。
とゆーことはほとんどの人は全く興味のない話になりますね(笑)
『テネリア錠』についてです。先日勉強会に行ってきたんやけどね。。。
テネリア錠はインクレチン関連薬の1つで、、、、なんていうのは置いといて、、、
特徴を発表します。。。
O1日1回で朝から夕食後までの食後高血糖を改善。 HbA1cも改善。
O肝臓・腎臓より2ルートで消失。透析の人にも投与OK。肝機能障害がある人は慎重投与。
ということで、 一番いいのは、腎機能とか肝機能に服用量が影響されないことかなぁ。。
というのは、、、
なかなか調剤薬局では腎機能とか肝機能とか把握しずらいし、、、、
ましてや、処方せんを受けてから、調剤し、患者さんにお薬を渡す流れの中で、、、
それを対応していくのは難しいというのが本音なところ。。。。
意識はしているんですけどね。。。万が一というのがないとも限らへんし。。
だから、身体の代謝機能によって投与量が変わったり、服用できなくなったりということがない薬は使いやすいなぁと思います。。。
で、このDPP-4阻害薬っちゅーんはなかなかすぐれもんらしいよ。。。
あんまり、実際の患者さんの血糖値の推移を見ていくと、そんなに改善されている気がしないんだけど、、、
講演してくれた先生によると、、、
このDPP-4阻害薬を服用していくと、、、
「血糖値を下げるインスリンの量が増え、血糖値を上げるグルカゴンの分泌を抑えることで、、、効率良い糖処理が可能になる」
↓
「インスリンを作る膵臓β細胞の負担が減り、機能が回復してくる」
↓
「インスリンの体内での貯金が増えてくる」
↓
「インスリンの初期分泌が増え、インスリンの感受性が回復する」
↓
最初に戻る。。。。という『良循環』が生じるのでどんどん良くなるそうです。。。
ということで、少しインクレチン関連薬を使っている患者さんのデータをひも解いてみようと思います。。どれくらい改善しているのかとかね。。
お、、一個忘れていた。。
みんなが最も聞きたいこと。。。。
インクレチン関連薬の弱いところは、、、
『間食に弱い』ということらしい。。。
冬→うまいものがわんさか→果物パクパク→血糖値が上がる。。。
まじで間食はだめだそうですよ。。。これは避けたい、、、
ご注意あれ(笑)
さて、感染列島見ようかな。。。
本日もありがとうございました。。。
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