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仏陀の乗り物といえば。
神さま・仏さま の 乗り物シリーズ[前回分こちらとこちら] として 2013年分ですが、よろしかったら。 ↓ 4月8日の花まつり、仏陀のお誕生日ともいわれるこの日『平山郁夫 /シルクロードの軌跡展』にでかけた私は、お目当ての仏像展示をし げしげとみていたのでありますが、 この写真に写した像のお姿をみたときに、なにかただならぬ気配を 感じてしまったのです。 像というよりも、そう、この陰の部分に。 そしてそのただならぬ気配の原因は・・・影の形に加えて、像を正 面からではなく、斜めの方向から見たときにわかりました。 の 仏陀の頭にあるのは、まさしく目鼻に口もあり、しかもに視線をお くっている生き物の顔。さらにはその顔から下の部分を確認すべく、 下の方向へ視点を動かしていけば・・・ 仏陀の光背 だけではなく仏陀のお座りになっている台座もまた、 この生きものの身体であることが、やっと私にはわかったのです。 こちら、この台座の部分には、はっきりとしたしウロコの文様。 この長い身体を持ち、ウロコで覆われている生きものといえば 蛇/ヘビ。 仏陀は台座に座っている・・・というよりは巻いたドクロの上に 乗っておられるのでした。 そうなんです、正式にはこのヘビの名前は蛇神ナーガ。仏陀は 「ナーガ上の仏陀坐像」と つけられた像のタイトルどうりに、 トグロを巻いたナーガの身体の上に乗られて座禅をされていた というわけですね。 ちなみにカンボジアのアンコールトムから出土したとされている この「ナーガ上の仏陀坐像」にみられる造形は、カンボジアやラ オスなどの国々では、よくみかけられものだということで・・・ 展覧会からかえって調べてみれば、今回ご紹介した「ナーガ上の仏陀 坐像」よりも、光背が よりヘビらしくあり、しかも台座にはもっと はっきりとウロコ文様が確認できるという、わかりやすい仏像の画像 もたくさん発見したのでした。 そしてなかには仏陀というよりも蛇神ナーガを強調したかったような こんなになった像[主客転倒な]もあるということで ↓ の の の の の の のののののののののののののの+ ただただ びっくり。 いじょう今回は『平山郁夫/シルクロードの軌跡展』で見た「ナーガ 上の仏陀坐像」でであった仏陀の乗る蛇神ナーガのおはなしでした。 ちなみにナーガの伝説は・・・成道後の仏陀がなおも樹下で 禅定を続けていると、風雨のひどくなることがあった。そこ へ蛇神ナーガが現われ、その大きな体で仏陀を七重に取り巻 き、また七つの頭で仏陀の頭上に大きな傘を作り、仏陀を守 ったということらしいですよ。最後の写真のどでかいナーガ であったなら、先日の爆弾低気圧でもしのげそう。ですよね~。 「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」 のの お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.02.20 11:50:20
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