春です!ってコトは・・・この季節です。
わん子っす! 桜っす。まだ、おいらの良い写真があったらしくって前回と同じ日の写真だわん!おいら、いつもオトボケキャラだけどかっこいい顔をする日だってあるんだぜ。桜もすっかり散ってしまった東京の端っこ地方急にまた寒さが戻ってきてみたり、昼間に夏のように暑くなってみたりとなかなか安定しないお天気が続いております。そんなこの季節、毎年の恒例になりつつある作業がありますよ!それは・・・ 野草の採取と調理です!この野草の名前は『イタドリ』地方によって色んな呼名があるようですがばぁーばは『すかんぽ』と呼び、子供時代には生のままおやつ?で食べたとか。川原や野原に普通に自生している野草なのでわん子地方にも、ちょっと探せばたくさん生えていますよ。張り切って出かけて張り切りすぎて大量に採ってきちゃいました。庭の畑で葉っぱを綺麗に取ってからキッチンへ移動です。 簡単に皮をむくために80度くらいのお湯をまわしかけ、さて皮むき作業の開始です。コツコツ、一本づつやるしかありません。この作業が災難間とても根気が必要ですよ。何せ、フキなどのようにいっぺんにむく事が出来ません。いくつかのHPで、一度にペロっとむく写真がありましたが、生の状態ではそれは無理なので、まるで内職のようにたっぷり時間をかけて作業を続けます。 キッチンでこの作業をしているってことは夕食の支度が出来ません。家族からのブーイングで一度中断して再度夜中までかかっての大仕事となりました。トータルで3時間以上は包丁を握りっぱなし・・・終わった後は、指がちょっと痛くなっていたりして。 これが皮がむけたイタドリさん。とても綺麗な緑色をしています。ここまでくれば作業は終わったようなもの!後は、大きなお鍋で ほんの短い時間だけ茹でて行きます。 お湯の中で緑の色が少し薄くなったな!と思ったら直ぐに引き上げて、冷水に取ります。そして、灰汁を抜くため(そのままだとシュウ酸が強く、とてもすっぱいので)一晩流水に漬けておきます。一晩立って、灰汁抜きが完了したのが上の写真です。色が生とは違うのが判りますか?? 今回は、大量に下ごしらえしたので色んな味つけで楽しめそうです。赤いふたのビンに入っているのは醤油とみりんに灰汁を抜かずに漬けた『醤油漬け』そして下の写真は 灰汁抜き後を出汁とゴマ油で炒めて鰹節をかけた物です。どちらも冷蔵保存が利くので毎日のおかずとして便利に使えそうですよ。・・・・・・、家族には『えぇー・・これ食べるのぉー』と不評な野草たちですが、春の味だもの! ありがたく頂いてくださいな。息子組よ!母がこんな風にして 毎年イタドリを調理していたことをいつか、懐かしく思い出す日が来るんだぞ。『あの人、こういうの好きだったよなぁー』ってね。春の味が、将来の母の味になるようにと今年も頑張った自分に合格点をあげようと思います。