プロフィール
薄荷パン
「料理を実験のように楽しむ」それがメインでしたが、原発問題を追ううちに目からポロポロウロコが落ちて、最近は政治や世界に興味津々。料理はお留守になってます。安倍政権、原発、憲法改正に反対でっす。
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【後悔先に立たず】すんでいることを後から後悔しても取り返しがつかないので、事前に十分注意しなさいという教え。
(by故事ことわざ事典)
この言葉を思い出すたびに、どのみち「先に立たない」のが後悔なら、こんな事を言われても仕方ないではないかと、屁理屈を言いたくなる。
いや、過ぎた過去ではなく未来へ託す言葉なのだと、それは分かってるのだけど。
人生を1ヶ月に例えると、初旬、中旬、下旬。
私は今、下旬の始めぐらい。
それなりに色々な人生体験をして、振り返ると、
悔やんでも悔やみきれない「後悔」が2つ。
1つ目は、高校を卒業後の進路決定の時。
私にはなりたい職業があったのだけど、
(料理とは全く関係のないジャンルです。誤解の無いように)
親に猛反対され、
特に敬愛する親父様が聞く耳持たん状態だったのがショックで、
諦めて、冷めて、腐った。
やりたい事が出来ないんだったら、努力もしたくないと、
「楽に入れ、就職率も良い」
それだけの理由で、大して興味も無い所へ進学した。
その後、紆余曲折しつつも最終的に
本来やりたかった仕事に辿り着く事が出来た。
紆余曲折の間に得た経験が役に立ったのだから、
人生とは不思議なものである。
それでもやっぱり、私はちゃんと学んでない。
それは私の引け目となってしまった。
あの時、「家を飛び出してでも!」の情熱が私に無かった。
それをとても後悔している。
そしてそんな私を見て親父様は呟いた。
「あの時やりたい事をやらせてあげれば良かった。それを後悔してる」と。
2人して後悔してりゃ、世話無いね。(笑)
2つ目は、人生半ばも過ぎた頃。
大切なものを失った。その不幸は突然訪れた。
突然?
いや、そうじゃない。
ずっと現実を直視できず、逃げていた。
逃げ続けたまま十数年来てしまった。
逃げずに向き合っていれば、
失わずにすんだかも知れない。
だからこれは当然の報い。
後悔と言う言葉では言い切れない思いがそこにある。
だからね。
これを読んでるあなた。
もし今人生の岐路にあるのなら、
自分がどうしたいのか、悩んで考えて、
自分をとことん見つめて、答えを出して下さい。
安易な方向に流されたら、後悔しますよ。
もし今逃げている事があるのなら、
一度立ち止まって、
向き合えない事なのか、考えてみて下さい。
雑多な日常に流されてないか、
本当に大切な事をなおざりにしてないかどうか。
もう一度考えてみて下さい。
失ってからでは遅いのです。
私が今まで生きて来た経験から、
「あれがあの時自分に出来た最良の選択」
そう思えれば、たとえ結果が思わしくなくても
仕方ないと済ませられる。
深く後悔する事はない。
その事を誰かに伝えたかった。
特に若い人に。
今更な事だわね。
私なんぞに言われなくとも、
みなさんわかってらっしゃると思います。
だからこれは、私の単なる自己満足。ウフ♡
どうしてこんな事を書く気になったのだろう、私は。
多分、東北の震災からちょうど5年で、
震災関係の報道を見ると、
気持的に重なる部分があるからなのだろう。
ちょっと暗くなっちゃったけど、
ま、誰でも後悔の1つや2つ背負って生きてるのだとも思う。
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最終更新日
2016/03/14 04:39:47 PM
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