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テーマ:政治・社会問題(2927)
カテゴリ:政治を考える
TPPや日米FTAの何がダメなのかわからない人へ。
巷で言われるTPPや日米FTA(自由貿易協定)について、反対の声が大いのは確かです。 自由貿易の何が悪いのか、今ひとつわからないという人のために、 これを読むとわかります。 長周新聞 3日→「総仕上げ」を許してはならない 東京大学教授・鈴木宣弘 ちょっと読むのしんどいかも知れませんが、読めばなんとな〜く分かります。 簡単に言うと、貿易に関して国内の第一次産業(農業、林業、漁業)を守るための規制(保護政策)がかけられてたのを、取っ払って自由にしてしまえと言うのがグローバリズム。 TPPやFTAは、このグローバリズムを実現するための国家間の取り決めであります。 今、日本の第一次産業は、高齢化・過疎化に加えて気候変動で、息も絶え絶えです。 さらにグローバリズムの波が押し寄せたら、壊滅してしまいます。 得をするのは、新規参入する大企業だけ。 町の商店街がおしなべてシャッター街になっちゃったのと同じ事が、 農業や林業で起きちゃいます。 ただでさえ日本の食料自給率は海外に比べて極めて低いのです。 画像は農林水産省より いざ有事となった時、自前で胃袋を満たせないのは、とても怖い事ですよ〜。 それこそ国防にかかわる問題なのに、安倍総理はいったい何を考えてるのかって話です。 もう一つイヤなのが、これらの条約に、力の強い者が有利になる不平等な部分が存在する事です。 自由とは名ばかりの、弱肉強食の世界であります。 米国が日本に対しジャイアンな条件を押し付け、 日本はアジアの後進諸国に対しジャイアンな条件を押し付けます。 これってイヤでしょ。 しかもその結果得られるのは、家族経営の農業や林業や漁業の空洞化です。 嬉しいのは大企業だけなのですよ〜。 日本の食を外資に乗っ取られたりしたら、もう目も当てられません。 …というような事を、もっとたくさんの人が認識してくれればいいなと願う正月3日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/01/03 06:10:19 PM
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