|
カテゴリ:ひとり野鳥の会
昨日は相方と一緒に大井ふ頭の南側にある「東京港野鳥公園」へ行ってきました。
前日の夜、相方から「明日は天気も良いので何処かへ出掛けよう」と言われていました。 気分的にイマイチ乗らなかったので良い返事はしなかったのですが、朝起きて窓の外の空を見て外へ出掛けたくなり、朝食前に「やっぱり今日は出掛けよう」と前言撤回。 朝食時に「どこへ行こうか?」って二人で話し会い。 最終的にハイキング仕様の格好で双眼鏡をぶら下げて「東京港野鳥公園」へ行くことにしました。 ふるさと納税で貰ったオリンパスの軽量双眼鏡 8x25 WPと今年購入したニコンの双眼鏡 ProStaff P7 8x42をリュックに入れ、保冷バックに保冷剤と氷を詰めた大きめのサーモスを入れました。 昼食と飲み物は移動途中で購入することにして、9時半過ぎに自宅を出発。 自宅を出てすぐ、冷たい飲み物を飲むためのカップを忘れたことに気付き、自宅に戻って再出発。 洗足池から蒲田に出て、蒲田から大森。 大森の駅ビルで昼食を購入し、大森駅からバスで野鳥公園に向かいました。 11時を過ぎた頃に野鳥公園に到着。 入園料300円x2を購入し入園しました。 ![]() トイレを利用し、管理事務所前から西園側の観察小屋から周ってみることに。 自然生態園の近くは、陽を浴びた木々の緑がイキイキとしていて、野鳥はムクドリぐらいしか見掛けなかったのですが、様々な種類の蝶を見ることが出来ました。花や蝶を撮影する方が数組居たぐらいでそれ程人数は多くない印象でした。 西淡水池の4号観察小屋に入って、双眼鏡で周辺を野鳥探索。「何も見つけられない」 4号観察小屋を出て、3号観察小屋へ。 3号観察小屋へ向かう途中、低い位置の枝で羽ばたいている鳥が見え、ゆっくり近付いて探してみたのですが見つけられず。 3号観察小屋に入って探鳥。こちらでも野鳥を見つけられませんでした。残念。 お昼が近付いていたので芝生公園に戻り昼食を摂ることにしました。 芝生公園に設置されたテーブル&ベンチに腰掛け、駅ビルで購入した巻き寿司、いなり、オニギリの昼食を摂りました。 持っていったカップに氷を入れ、自販機で購入したペットボトルのお茶を注ぎ、「ムクドリぐらいしか野鳥を見つけられないねえ」などと話しながら気持ち良い昼休みを過ごしました。近くには大きなレンズの付いたカメラを持った何組かの方が、お昼休憩なのか芝生広場で食事を摂っている様子でした。 午後からは東園へ。 西園から東園へ渡る橋(いそしぎ橋)の上でアオスジアゲハが多数(蝶は群れを成してなんて言わないんだろうけど)乱れ飛んでいました。 ![]() 東観察広場から東淡水池を見るとアオサギ、カルガモ、バンを観察することが出来ました。周辺をツバメ(数種類見られるらしい)が飛び回っていました。 ゆっくり歩いてネイチャーセンターの建物に入り、2Fの観察ロビーから「潮入りの池」にやって来る野鳥たちを観察。 アオサギ、チュウシャクシギ、コチドリ、ハクセキレイ、キアシシギなどがやって来て、じっくり観察することが出来ました。 中央の「鳥の紹介コーナー」では様々なシギについて紹介されていました。 ちなみにコチドリもシギの仲間。相方はチュウシャクシギの嘴がオオアリクイのクチの様だ(長い嘴が下向きにカーブしています)と話していました。 ![]() ネイチャーセンターを出て第1観察小屋に入ると嘴の長い小さなシギの仲間と思われる野鳥を発見。しばしその小さなシギを観察しました。嘴が魚の「ヤガラ」の様だなって思いました。 ![]() 後からやって来たカメラを持ったお二人もそのシギを懸命に撮影されていました。 ベストポジションを独占しては申し訳ないので第2観察小屋へ移動。 第2観察小屋からはカルガモ、バン、そしてピューイピューイと鳴きながら飛ぶキアシシギを観察しました。 何気に見た観察小屋に貼ってあった写真から第1観察小屋で見た小さなシギは「タシギ」ではないかと相方と話していました。 第2観察小屋からは前浜干潟観察デッキへ。 10人程のカメラマンの方が撮影中。 皆さんの邪魔にならない様に静かにデッキの観察窓から岩場にいる野鳥を観察しました。 チュウシャクシギがカニを嘴の先で捕え、どうやって食べるのだろうと思っていたのですが残念ながら捕食シーンは見逃してしまいました。どうやって食べたのだろう? カメラマンの皆さんが向いていない方向の岩場にこれまた変わったシギの仲間らしき野鳥を発見。 相方に場所を教え、しばし観察していました。僕の後ろに居た男性も気付いて双眼鏡で観察。 その方に鳥の名前を尋ねると「キョウジョ(京女)シギ」とのこと。男性にお礼を言って相方にも名前を伝えました。 折角なので第1観察小屋で見た小さなシギの名前を調べようとネイチャーセンターへ。 「鳥の紹介コーナー」にあった冊子やシギの特集を組んだ専門誌も眺めてみましたが、同定することは出来ませんでした。 ところがモニターに映し出されていたライブカメラ映像を見ると、何と先ほど見た「タシギ」ではないかと話していた鳥が映し出されていました。 相方に教え二人でモニターを見ながら話していると、女性レンジャーの方がこちらに来てくれ、その鳥は「タシギ」で「タシギは冬鳥なのでもうすぐ見られなくなってしまう」ことを教えてくれました。 チュウシャクシギ、キアシシギ、キョウジョシギ、タシギ、コチドリの5種のシギの仲間(シギチ シギ・チドリ科)を見られたことに妙な達成感を感じていました。 ネイチャーセンターでのミッションも完了し、西園の芝生広場に戻り、テーブル&ベンチでおやつ休憩。 近くに沢山のムクドリがやって来ていて、何気に近くの枝を見るとシジュウカラのカップル。 バードウォッチングは鳥を探す作業がシュノーケリングに似ていて楽しいって話を相方に伝えました。 十分バードウォッチングを堪能できたので、15時少し前に野鳥公園を出ました。 帰りもバスで大森駅へ。 電車で大森から蒲田へ。蒲田で食材の買い物をし、16時過ぎに自宅に戻りました。 今回はふたり洗足池野鳥の会 出張編その1ということでUpしましたが、その2、その3...と続いて行くかどうかは判りません。 ひとり洗足池野鳥の会も最近はムクドリ、シジュウカラしか野鳥を見つけられず残念な気持ちで家に戻って来ることが多いです。(めげずに双眼鏡を持って出掛けようとは思っていますが) 昨日(5/10)から愛鳥週間。公園や電線や自宅の庭などにやって来る野鳥(スズメやカラスも野鳥です)を眺めてみてはいかがでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 11, 2024 05:46:05 PM
コメント(0) | コメントを書く
[ひとり野鳥の会] カテゴリの最新記事
|