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テーマ:ふるさと納税(9095)
カテゴリ:ふるさと納税
ふるさと納税の本来の趣旨は、”人を育てた努力に報いるべく、住民税の一部は出身地に納税する制度を”ということだった。ただし、出身地の定義も難しく、他にも愛着のある自治体などもあるということで、任意の自治体に納税できる仕組みとなっている。
だけども、ふるさと納税を受けた自治体が納税者にお礼の品を出すようになり、 ”実質2000円の負担で、全国の美味しいもの各種をお取り寄せ”といった感じとなって、自治体間のお礼の品競争が激化。 さらに最近では、換金性の高いものがお礼の品となっていたり、楽天市場でのふるさと納税では楽天ポイントがいただけたりと、 ”実質お金を頂きながら、全国の美味しいもの各種をお取り寄せ”という究極の状況に。 私も、古事記根性丸出しで、あちこちの”心のふるさと”に納税をしていたのだけど、 さすがに、いよいよ目に余るということで、総務省が動くようです。 1.総務省がお礼の品の上限を設定 以下は、最近の新聞報道。 〇返礼品、寄付額の3割上限=ふるさと納税過熱化で-総務省(時事) 〇ふるさと納税、返礼上限3割まで 総務省要請へ(日経) 記事によると、 総務省から自治体に対して4月1日付で通知がなされ、返礼割合が高い自治体は3割を上限に抑えるよう要請がなされる、とのこと。 通知に強制力は無いということだけど、総務省は自治体の総元締めだし、そもそも全ての自治体が取り組むことで互いに得をするようなことだろうから、次第に浸透していくのではという気がしてならない。 2.今年は急いでふるさと納税を ということで、私は早めにふるさと納税をすることとした。年間の(実質2000円の負担に収まる範囲の)納税可能額を予想して、7~8割は3月中に納税しておこうと思う。 とりあえず、楽天ポイントのいただける楽天市場である程度納税してみた。 まずは、3万円の納税で60kgのお米をいただける、寒河江市。楽天アプリを使って楽天カードで支払うと5%(1500円相当)の楽天ポイントもいただける。 (関連の日記) 〇楽天市場でふるさと納税(寒河江市お米60kg) それから、一部の自治体では3月一杯までポイント10倍キャンペーンを行っている。楽天カードで支払うなどすると14%分の楽天ポイントがいただける。 ポイントを考慮すると実質的に8600円の支払いで1万円の納税をした扱いになり、さらにお礼の品もいただける。 10倍ポイントキャンペーンを行っている自治体の中から、 ・2万円の納税でうなぎ6尾の都農町 ・1000品以上の品ぞろえの焼津市に、1万円の納税で、”鮭切り身2kg”、”カツオ炭火焼8本”など幾つか 3.感想など 総務省の言い分は全面的にごもっとも。 お礼の品が抑制されるのは古事記的にはちょっと残念だけど、これまでが恵まれすぎだったのだろうと思う。 ※同様の分野のランキング。優良ブログが見つかるかも。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 24, 2017 09:09:49 PM
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