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カテゴリ:ポイント系
ㅤPayPayが空前の巨大キャンペーンを開始してもうすぐ1週間になります。
私も、さっそくファミマでおにぎりやサラダを買ってPayPayを体験し40円得したとか100円得したとかやっているわけですが(その10万倍以上も株で損失が拡大しているんですけどね、ってそれはさておき)、 PayPayは、なぜ″ヤフーPay″でなく、″PayPay″と名付けられたのか、そこにソフトバンクの本気を感じたり、 また、この1週間足らずで大きな社会変革の予兆のようなものを感じたので、今回はそのあたりのことを。 (関連の日記) ○コンビニも最大約3割引き-PayPay空前のキャンペーンでキャッシュレス決済のデファクトスタンダード目指す 0.PayPay PayPayは、ソフトバンクとヤフージャパンが出資したPayPay株式会社が運営しているスマホを使ったキャッシュレス決済サービス。 銀行口座やクレジットカードやヤフーマネーと紐づけて使います。 (参考) ○PayPayとは(会社Web) 使える店舗は、 わたみグループやモンテローザグループなどの居酒屋や、 12月4日からファミマなどのコンビニ、ヤマダ電機やビックカメラなどの家電量販店にも拡大。 それから街中の小規模店舗でも使えるところ多数で、どんどん対象の店舗を拡大中です。 1.消費者向けの巨大キャンペーン そして、空前の巨大キャンペーンが展開されてます。 ・新規登録で500円 PayPay新規登録で500円分チャージされます。 ・ソフトバンクまたはワイモバイルのユーザーに500円 対象者は限られますが、500円相当プレゼントとのこと。 ・12月4日からの驚愕の”100億円あげちゃうキャンペーン”。 2019年3月か還元合計が100億円になるまで(追加の可能性もあり)のキャンペーンとのこと。 (”100億円あげちゃうキャンペーン”の内容) ・まず、20%戻ってくる! PayPay決済で支払いうと、まず、20%相当のPayPayボーナスが還元されるとのこと。月のボーナス付与上限が50,000円相当ということですので、1か月あたり25万円までのお買物が対象になります。 ・そして、10~40回に1回の確率で全額戻ってくる! 抽選で全額が戻ってきます。 全額が戻ってくる確率は、 基本:40回に1回 Yahoo!プレミアム会員:20回に1回 ソフトバンクまたはワイモバイルユーザー:10回に1回 (参考) ○100億円あげちゃうキャンペーン(会社Web) 2.店舗側へのキャンペーン 店舗の側の初期費用や手数料も無料です。 決済手数料は3年間、入金手数料は2019年9月まで(ジャパンネット銀行なら永久)無料とのこと。累計決済金額が1万円を超えるか、月末締めで翌々営業日(ジャパンネット銀行なら翌日)に入金されるというスピード感です。 それからPayPayのコードはアリペイと共通で、アリペイの決済手数料も2019年9月までは無料とのこと。 (参考) ○スマホ決済を導入検討されている店舗様へ(会社Web) で、1週間足らずで何が起こったか 3.消費者へのインパクト システム障害がメディアで報道されたことや、SNSでの還元報告などをきっかけに、 わずか5日間で、かなり浸透してきたように思います。 ほとんど手間が無く20%引き+全額還元の可能性というのは、やっぱりインパクトが大きいですね。 キャンペーンの100億円が近日中に無くなるのではとの憶測もあり、今のうちにと買う予定の無かった高額消費をする方々もかなりおられるようで(全額還元の抽選を指すpaypayガチャという造語まで出来ました)、家電量販店など混雑しているようです。 なんだかんだといっても、人間は慣れですから。面倒だとかセキュリティーだとか躊躇してても、20%+全額還元抽選に釣られて何度か使えば、もう日常になってしまいます。 4.店舗側へのインパクト 今回、もっとも上手く立ち回ったのがビックカメラ。まるで自前のキャンペーンかのごとくPayPayのキャンペーンを大々的に打ち出して集客に成功。高額商品を中心に普段の数倍を売り上げたとか。 ビックカメラに刺激を受けてか、PayPay導入済みの他社も遅ればせながらPayPayをピーアール。それなりに売り上げを増やしているようです。 店舗側からすれば、何の負担もせず、まさしく特需。 今回のキャンペーンが、インターネットショッピングを対象としていないこともポイントで、 ネットに押されぎみだった実店舗には朗報。 こういう状況を見た未導入の店舗は、個人でやっているような小規模なところも含め、導入を急ぐのでは。 なんせ、費用もかからず、最短翌日の入金と、現金で売れたのとほぼ同じ条件なのですから。 ”にこにこ現金払い”がモットーの店でも、PayPayなら導入できます。 5.PayPayはなぜPayPayなのか-見えて来たソフトバンクの野望 これ、普通なら″ヤフーPay″と名付けられると思うんですよね。ヤフーのネームバリューで初期の普及の助けになります。 ヤフー経済圏を固めてそこから発展していくには”ヤフーPay”が最適。 だけど、″PayPay″なんです。 一般名詞を重ねた無味乾燥なネーミング。 これは、″ヤフーPay″では到達できない地点まで最終的には目指しているのだろうな。 ”楽天ペイ”や”Line Pay”と並立するような存在ではなく、そこをはるかに超越して全ての決済を担う普通名詞のような存在。 ソフトバンクが″PayPay″で目指しているのは、そんな地点。 だからこその”PayPay”というネーミング、と私は確信しました。 だとすれば、キャンペーンも100億円ぽっちで終わるわけもなく、 全ての決済を牛耳るまで、手を変え品を変え、例え1兆円規模になったとしても躊躇なく投入してくるんだろうな。それが孫さんだしソフトバンクなんだろうと思います。 で、いったん全ての決済を牛耳ってしまえば、そこからいろんな形で利益を上げ放題ということなんだろうな。 まずは、来年の消費税引き上げ時のキャッシュレス決済で5%還元の時期が大きなターニングポイントになるのではと思います。 6.日本の未来 じゃあ、日本の社会がどう変化するのか。 まあ、なってみないと分かりませんが、こんな感じでは。 ・外出時には現金は不要だが、スマホは必須。 中国は、すでにそのような社会とか。 ・クレジットカードは与信機能に特化。 日本は1回払いが大半とのことなので、クレジットカードの存在感は大幅に低下。 ・全ての消費情報をソフトバンクに握られるのだけど。。。 どうしたもんでしょうかね。 7.ソフトバンクIPOを全力で申し込みました 蛇足です。 先日、ヤフー株を買ったところですが、 ソフトバンクのIPOも全力で申し込んでみました。 株クラスタでは、情弱扱いされそうですが、そこがまた良いと思っています。 ※上記は、ポジショントーク的成分満載の独断と偏見と妄想による記述。 ※投資は、損しても得しても自己責任で! ※同様の分野のランキング。優良ブログが見つかるかも。 にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 10, 2018 12:01:54 AM
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