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カテゴリ:整体
引っ越してから楽しんでいたジョギングですが、私のライフワークである拳法の稽古中に膝を痛めてしまい、お休み状態が続いています。
組み手(自由攻防)の最中、相手と同体となって倒れこんだ際、左膝が伸びているところに外側から相手の体が乗っかってきました。思わず、うめき声が出てしまったほどで、痛いのなんのって。 当然、組み手は中止。もちろん、故意ではないので相手のことを恨んだりはしません。 その後、1週間位は歩行も満足に出来ない状態が続いたのですが、歩行や階段の昇り降りが問題なくなってきたところで、稽古に復帰。 大丈夫かなぁと思いつつ、動いていたところ、左足を軸にして蹴り技などを出すと、左膝が「グリン」と外れる様な感じで、激痛が走ります。 思わず、その場で座り込んでしまうくらいの痛みです。 そこで、左膝の体重の乗せ方などに気を付けて練習していたのですが、さすがに1カ月位、こんな状態が続くと、少しあせりが出てきます。 今回の様なタイプの怪我にはハンズオンの効果は薄いだろうと思い、自然治癒のみを期待して、特に自分の施術はしていなかったのですが、この頃になって何とかしなければと思い、施術を開始しました。 怪我をした当初、特に膝が腫れたりとかは無かったので、十字靱帯が断裂したりはしていないようです。 診ると、膝の外側、腓骨側の筋群に著しい拘縮があり、そこをねらって施術を繰り返しました。 2~3日、その様なかたちで施術をしたところ、膝の外れる様な感じはあっても軽減し、激痛は無くなりました。 こんなことなら、最初から施術しておけばよかったと、自分の横着ぶりを反省することしきりです。 さて、打撲や今回の様な外傷性疾患は一般的にはアイシングによるうっ血の抑制が行われますが、果たして本当に正しいのかは疑問です。 アイシングによりうっ血による痛みの一時的な抑制効果はあっても、冷却箇所に筋拘縮が生じると考えられるからです。 そのため、アイシングしない場合よりも、回復が長引く可能性もあり得るのではと思います。 ハンズオンにて外傷によるうっ血を軽減させる効果は、すでに確認できていたのですが、今回の様なケースに対しても有効であることが確認できました。 これは、瞬間的に予測することのできない負荷が局所にかかり、そこに何らかの拘縮が生じるものと仮定した場合、その拘縮を解放することで組織の正常化をうながすことが出来るからではないかと考えています。 今後、外傷性疾患の事例を集めながら、その回復過程を観察し、ハンズオンの有効性を検証していこうと考えております。 まずは、私の膝ですが、この間は組み手も出来ました! まだ、完全ではないのですが、この調子であれば来月くらいにジョギングを再開できるかも・・・。 ハンズオンセラピージョウ http://www.handson-joe.jp/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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