カテゴリ:日記
さきほど、ベートーベンの「月光」を聞いていて・・・受験時代を、思い出しました。
この静かな曲を聴くのは、深夜に限りますね。 ぼくは、君と違って、努力しないと成績が上がらないタイプだったので、家に帰ってからも夜遅くまで、予習復習をやっていた・・・というか、やるつもりでいた・・・あの時の深夜、家族はみんな寝静まって、あたりが、シーンとした超静けさの中で、自分だけが、寝ないで起きている・・・そのことが、受験生としては、当たり前のことなんだけれども、何か不思議な気がしたものでした。 時々、気分転換で、深夜、近所を散歩・・・というか、うろついたこともありました。 15歳の時の自分と、66歳の今の自分とでは、頭の中の「世界」は、全然違っていたと思う。 15歳の頭の中は、本当に狭い世界しかなかって、学校と家族が、その大半で、日本や世界のことなどは、何か、現実であって、現実でないような感じだったのかな・・・と思う。 中3といえば、ちょうど東京五輪の真っ最中だってですが、狭い世界に住んでいた自分には、首都東京という地名すら、捕まえようのない場所だったと思う。 中3の時に、修学旅行で、東京や箱根に行ったけれど、何か「連れていかれた」ような感じで、実感が薄かったようにも思えた。 中学を卒業してから50年間に、頭の中に、いろいろ、ミソもクソも詰め込んできましたが、そういう風にして、みんな、社会人になっていったんだなあ・・・・と、感慨しきり・・・です。 もう、懐かしい中3時代には、戻れませんが・・・・戻ることが、あってはならないのだろうね。 まあ、「灰色の受験時代」が、ただ懐かしく思うだけで、2度と繰り返したくないと思うばかりです。 高3から大学1年のころには、「受験生ブルース」がはやりましたね。 僕が、高2で、急速に学生運動に引き込まれたのは・・・そういうフセンがあったからなんだろうな。 取り留めも無く・・・・・・・・・・ (はんぺん) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.12.15 10:07:37
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