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カテゴリ:猟
昨夕、猟友からで 「シカ獲ったんだけど持ってって良いか?」 ウゥーン・・・「ちゃんと 放血したか」 「ウン教えて貰った通りにやった」 「したら持って来な」・・・・・ 営業中だがシカが到着してから約30分間、時間をやりくりして (お客さんに迷惑を掛け るが) 皮剥ぎをしなければならない。 シカ到着、運良く?お客が居なかった 見ると首に当たっている、「良い所に入ってるしょ」 「ウン 初めて一発で倒した」 「首狙って首に当たったの」 「ウン 今日は首を狙った」 銃はレミントンのカンチレバー付きサボット専用である。 早速始めにコウモンの回りにナイフを入れるが、血が出る 「ちゃんと心臓にナイフが入っ たか?」 「ウン ナイフの先で心臓の動いているのが分かったので差し込んだ」 「そうで有ればこんなに血は出ないはずだがなー」 などと言いながら内蔵出しをして、 心臓を見たら確かに心臓にはナイフが入っていた。 しかし、一ヶ所だけ、それも片方の心房だけ、胸部には大量の血が溜まって居たが、片方 の心房だけの圧力は解放できても、もう片方の圧力が幾らか残っていたのが原因か。 ナイフの長さが足りなく心臓を貫通できなかったのかも知れないが、いずれにしても2~3 度差し込んだ方がベストだろう。 猟友には2度ほど内臓出し、皮剥ぎを見せては居たが、首外し、関節外しを見てそうかー そんなに簡単に外れるんだーなどと感心してる 「今度からは自分でやれ」・・・・ お客さんが来てるので皮剥ぎ終了後、蒸れ肉防止の為に首部、ロース部、モモ部等9ヶ所 にナイフを入れて営業に戻り、終業後続きの作業となりました。(PM9:30終わり) 不思議な事が有ります。 北海道から東京まで、枝肉の状態で輸送して、東京で精肉加工をして卸している業者が 有ると聞きます。 私の経験では、室内温度、6~7度でも枝肉の状態で、3時間も放置すれば蒸れ肉になる エゾシカの肉をどのような方法で処理しているのか、興味津々です。
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