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カテゴリ:野鳥 海鳥 動物 花
今まで色々なメディアで動物達の戦いを見て来たが、先日、エゾシカ猟に出猟した際の 猟場移動中に 『オジロワシとキタキツネ』 の死闘を目撃し、写真に撮る事が出来た。 その模様を写真を交えて紹介します。 (70~80m位の距離から撮ったのでトリミングをしています)
2月7日(月) 11:53 我が町海岸沿い沢筋にある街外れの河川縁を、猟場移動のた めスノーモビルで走行中、対岸で何か黒い物が動くのを感じて止まり見てみると、 ワシが何かを押さえている様に見えた。
羽根を広げた時に羽根の縁に白羽が無かったので オジロワシだと確認した。
よく見てみると押さえている物は黄色かったので、キツネの死骸に付いているのかと 思いきやそのキツネが動いていた
キツネの頭は左側で、この状態はオジロワシがキツネの顔面を足で鷲づかみしている。
キツネもなんとか逃れようと必死で抵抗するが顔面に食い込んだ爪は外れない。
この写真で見るとオジロワシは右足で顔面を掴んでいるのが分かる。
必死に抵抗するキツネの尾っぽ付近をクチバシで攻撃するオジロワシ。
コレで見るとオジロワシが掴んでいるのは顔面横から鼻先に移動しているようにも見え、 掴んでいる足も右足から左足に変わっている様に見える。 オジロワシの攻撃でシッポの毛が抜けているのが分かる。
この死闘を撮り続けてから8分後、キタキツネを仕留めるのを諦めたのかオジロワシは、 一瞬 、キタキツネの顔面に食い込ませていた鋭い爪を離し跳び退く。
正面向いてキタキツネと対峙すれば流石のオジロワシも二度目の攻撃は出来ないであ ろう。
オジロワシが戦意をなくしたと見るや、キタキツネは一目散に逃げる。
オジロワシは山奥方向へ、キタキツネは海岸側の山へと去って行った。
私が見始めてからでも8分以上で、その前からの死闘を繰り広げていただろう キタキツネは、疲労困憊でまさに満身創痍状態だろう。
顔面を鷲づかみされていたせいか、かなりのダメージを受けているのだろう、 下顎を大きく下げて痛々しい。
こんな場面に出くわした幸運と、食うか食われるかの死闘を眼の当たりにして、 フト思った。
私は、オジロワシ・キタキツネのどちらを応援していたのかと・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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