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★葡萄の葉の塩漬け
我が家には、小さな小さな、まさに猫の額程の庭があるのですが、そこには家族全員の趣味が集結した植物が所狭しと植えられています。
一応、全員の意見が一致しているテーマは「食べられるもの」(笑)なので、そう言った類のものは非常に大事にされている。。。
その中のひとつが「葡萄」です。1Fに植えているのですが、数年前に2Fベランダまで登って来てからは、やはり太陽の光が恋しいらしく、すっかり1Fでは葉を付けなくなりました。
この葡萄、結構、実もたくさんつけてはくれるもののなかなか甘くなりません。(しかも、やっと甘くなって来たかな?と思うと、アッと言う間に鳥達に食べられてしまう!)
そこで、葡萄はあまり枝をのばさない方が良いと言う事を聞き、思い切って鋏を入れました。新鮮で大きな葉もすでにたくさん付けています。ちょっとハシをかじってみると、うんと青い酸っぱい葡萄の味がします。香りも微妙に葡萄の香り。
せっかくなので、とりあえず前から一度は試してみたかった「葡萄葉の塩漬け」を作ってみました。本式の作り方は知らないので、適当に塩をして重しをかけただけ。
さて、そろそろ1週間たちますが、まるで塩漬けの桜の葉(桜餅に使う)の様に良い香りがしてきました!
と言うのも、レバノンやトルコ、ギリシャなどでも出されるお米や挽肉をくるんで煮込んだものを作ってみたいと思っていたからなのです。
実は昔、ロンドンで葡萄の葉の缶詰を買って作ってみた事もあるのですが、こんなに良い香りはしませんでした。ただ塩っぱくて酸っぱいピクルスみたいな葉っぱと言う感じ。
でも、今回自分で漬けてみて驚きました。この葡萄の葉の酸味と言うのは味付けのせいではなくて、葡萄の葉自体の味だったのです。
ふと、レバニーズの友人達の大好物を思い出しました。
この葡萄の葉の漬けたての香り、本当に美しい香りとしか言いようが無い程です。
私の友人はみな、自国から離れて暮らしている人達ばかり。遠い故郷の味を「缶詰」に探していたのかもしれません。上手に葡萄葉巻きを作れる様になったら、ゴチソウしてあげたいなと思います。
:::材料と作り方:::(rina流)
傷の無い葡萄の葉を良く洗います。1枚1枚の間にうっすらと岩塩をふりかけ、重しをして3~4日置きます。
ひっくり返して、また重しをして寝かせておきます。
1週間程すると、水分が上がってかなりしんなりしてくるので、軽く絞って塩をなじませ、もう少しだけ塩をして保存します。
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