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歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2021.06.21
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カテゴリ:ちょっといい話

♪ 日に継いで文字をつづればうたかたのブログの中を浮き沈みする

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 何気ないことを文章に出来るというのはとても幸せなことだと思います。そのままでは忘れてしまう事が、文字に書くことで記録されると同時に、読んでもらう機会が有れば第三者がその内容に共感したりしてくれたりもするんですから。

 朝日新聞に連載中だった小池真理子のエッセイ「月夜の森の梟」が最終回を迎えました。ガンで亡くなったご主人の藤田宜永(よしなが)への想いを綴ったものでした。
「元気だったころ、派手な喧嘩(けんか)を繰り返した。別れよう、と本気で口にしたことは数知れない。でも別れなかった。たぶん、互いに別れられなかったのだ。
 夫婦愛、相性の善(よ)し悪(あ)し、といったこととは無関係である。私たちは互いが互いの「かたわれ」だった。時に強烈に憎み合いながらも許し合い、最後は、苔(こけ)むした森の奥深く、ひっそりと生きる野生動物の番(つが)いのように、互いがなくてはならないものになった。『かたわれ』でなければ、そうはならなかった。」


””
2020年1月30日に69歳で亡くなった藤田宜永さんと妻の小池真理子さん。
ともに直木賞を受けた人気作家同士だった=2015年9月撮影(朝日新聞出版写真部)

 この最終回の末尾に書かれた文章が、私の心にじんわりと響いてきた。喧嘩は後味が悪いのでしない方が良いと思うこともあるけれど、その反面思ったことをぶつけあって心の中を曝け出すことには意味があるとも思う。

 吾が夫婦もよく喧嘩をする。ひとたび喧嘩をすると1週間ほど何も言葉を交わさないでいることもある。それでも別れるということにはならない。何だか知らないが、外で会う見知らぬ人には「仲がいいですね」と言われることがよくある。どこにそんな雰囲気が出ているのか分からないが、そういう風に言われて悪い気はしない。
 小池真理子が言う「かたわれ」というものなのかも知れない。ブログでは内面的なことを赤裸々に書くなんてことは出来ないけれど、もし小説家だったら修辞を尽くして脚色もして、読み応えのある文書に時間を掛けて書くのかも知れない。

 まあ、私はプロではないし良く見られようというスケベ根性もない。フォロワーが付くというような事もないけれど、書くという行為そのものには魅力を感じている。なので人様の文章には関心がある。心惹かれれば切り抜きもする。
 ときどき素敵な文章に出会うと嬉しくなって、こうして紹介したくもなる。著作権的には問題があるのかも知れないけれど、出展を明記することで勘弁してもらう。

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””   
朝日新聞 5月29日
 橋田寿賀子さんが「書くうえで一番参考になったのは『ひととき』っていう新聞の読者の投書」と、佐藤愛子さんとの対談で話していたそうです。

 文才が身を助けるというのはよくある、いや、まれにあることで、自分の生きている様を披歴することでファンが付くなんて、僥倖としか言いようがないですね。

””

 山本ゆりさんは料理コラムニストという肩書で、Twitter「山本ゆり(syunkon レンジは600W)」で、ツィートがすでに3万件。フォロワー数が108.4万にもなるらしい。





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最終更新日  2021.06.21 08:04:06
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◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)

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