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今日は、９月１４日。９月のほぼ半分が過ぎました。
今年の９月は、例年に比べると厳しい残暑がほとんどなく、過ごしやすい日が多いです。
今週に入ってから、少し気温が上がりましたが、夕方から朝に掛けては涼しく感じるようになりました。

あと約一週間で “ 秋分の日 ” になります。
どうやら、今年は、今の涼しい陽気のまま、“ 秋 ” に突入しそうです。

“ 秋 ” と言えば、夜になると、虫の声が聞こえてきます。
そして、もう一つ、“ 秋の香り ” と言えば、キンモクセイの香りです。
今年は例年よりも早く、すでに関東地方では、キンモクセイの香りを感じている人が多いそうです。
やはり、気温の低い日が続くと、開花の時期が早まるそうです。

私も、一週間ほど前から、キンモクセイの香りをよく感じるようになりました。
自転車で走っていると、花そのものを見ることはほとんどありませんが、香りだけは、どこからともなく漂ってきています。
先日、鶴見川土手のサイクリングコースを走っていた時も、キンモクセイの香りを強く感じました。

実は、私がキンモクセイの香りを感じるようになったのは、大人になってしばらく経ってからだと思います。
ある時、突然、「トイレの芳香剤の匂いがするな」と思いました。
私にとって、キンモクセイの香りはトイレの芳香剤の方が先に感じていました。
私と同じように、キンモクセイの香りをトイレの芳香剤を連想させるから嫌い、と思っている人も少なくないようです。

それ以降は、毎年、秋になるとキンモクセイの香りを感じています。
そして、少しずつ、トイレのイメージが少なくなっていきました。

昼間の「キンモクセイの香り」、夜の「虫の声」。
これからは、どんどん増えていくと思います。
そして、同時に、“ 秋 ” が深まっていくのですね。
私の心にも、“ 秋の風 ” が吹いて、どことなく寂しさを感じる日々がやって来そうです。