明日です!
■■■ 守田敏也と話そう ■■■
~どこが怖いの?内部被爆
何が出来る?放射能汚染時代を生きる私たち~
●日時 1月13日(金)17時半開場 18時開始
●場所 入船北東合同集会所(1階洋室)
千葉県浦安市入船6丁目5-1
JR京葉線 新浦安駅下車徒歩6分(下記の地図参照ください)
ダイエー横、シンボルロードを総合公園方面に向かい
入船保育園を左折、次の信号左手の二階建て建物です
●参加費 投げ銭制(聞いた分だけ、感じた分だけ、感謝の分だけカンパ)
●お子さん連れの参加OK
保育はありませんが、隣で折り紙したり絵を描いたり、何か軽食を
食べさせてあげたりしながらご参加いただいて構いません。
あんまり騒いでしまう場合はお子様にとっても、会の運営にも
負担がかかってしまいますので、保護者の方が様子を見ながら
お子さんに無理のないように、途中退室もお気軽になさってくださいね。
●予約がなくてもご参加いただけます。
ただ会場が狭いので、参加ご希望の方の予約もお受けします。
事前予約は midi@par.odn.ne.jp 森沢まで。(12日夜締め切り)
お名前と人数をお知らせください。
ご予約をいただいていても、満席になりましたら入場できない
場合もございます。
当日は開始10分前までにいらしてください。
●主催 シロツメクサの会
http://www.sirotsumekusa.com/xoops/
たくさんの疑問や不安をなんでもいいから出し合って、一つでも意義のある
情報を持ち帰っていただければと思います。
食べ物や飲み物の持ち込みも自由です。車じゃない方はお酒も可。
ただし飲食は会の後半19時半ごろ以降を予定しています。
質疑応答などを、食べたり飲んだりしながら、気軽にわいわい行え
みなさんの本音がたくさん出てくるといいなあと目論んでおります。
~~~守田敏也さんプロフィール~~~
1959年生まれ。京都市在住。京都精華大学AO室入学前教育担当・
「みんなの滋賀新聞」編集局・同志社大学社会的共通資本研究
センター客員フェローなどを経て、現在フリーライターとして取材活動を
続けながら、社会的共通資本に関する研究を進めている。
ナラ枯れ問題(山里のナラ類がカシノナガキクイムシの害で激しく
枯れていく問題)に深く関わり、京都大文字山での害虫防除なども実施。
平和を訴えるピースウォーク京都の活動に参加し、アフガン援助を続ける
ペシャワール会を支えるとともに、旧日本軍性奴隷問題(いわゆる慰安婦問題)
にも関わり、被害女性との交流を深めてきた。原子力政策に関しても独自の
研究と批判活動を展開し、原発事故の恐ろしさを訴えてきた。
3.11以降は、連日、ブログ「明日に向けて」http://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011
を通じて原発情報を発信。
各地で講演を行いつつ、放射線被曝の恐ろしさを明らかにし、防護を
訴えている。被災地に自転車を送るプロジェクトを担いつつ、三陸海岸
の各都市を訪問・取材し、その現状を広く伝え続けてきた。10月からは
福島における放射能除染プロジェクトにも参加。宮城県南部での市民
放射能測定室の立ち上げにも関わっている。
【明日に向けて】
被爆医師、肥田舜太郎さんが語る内部被爆の脅威
http://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011/e/3a83b4c78012ad806f3d59f636afbf5b
++++++++++++守田さんより+++++++++++++++
市民と科学者の内部被曝問題研究会の結成に参加します!
守田です。(20120111 10:00)
この2012年1月に、「市民と科学者の内部被曝問題研究会」が立ち上がることに
なりました。名誉会長が肥田舜太郎さん、メンバーに、矢ヶ崎克馬さん、澤田
昭二さん、松井英介さんなどなど、内部被曝についての第一人者の方たちが、
勢ぞろいしています。
この集まりに、僕も呼びかけ人の一人として加えていただくことに
なりました。結成の呼びかけを転載しますので、ぜひお読みください。
研究会には誰でも参加できます。ぜひ、みんなの手で、科学を市民の手にとり
戻していきましょう!
なおこの研究会の企画の第一弾が、1月15日に開催中の、反原発国際会議の中の
一つとして行われます。僕も参加します。この情報もはりつけておきますので
お近くの方、ぜひご参加ください。
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市民と科学者の内部被曝問題研究会(略称:内部被曝研)
結成のよびかけ
東日本大震災にさいして起こった東京電力福島第一原子力発電所事故は深刻な被
害をもたらしています。広範な地域が汚染され、多くの人々が被曝していのちと
暮らしを脅かされています。
原発事故による放射線被曝の主要なものは、呼吸や飲食を通しての内部被曝です。
政府や政府に助言する専門家は、被曝影響の評価を主として測定しやすいガンマ
線に頼っています。しかし、内部被曝では、ベータ線やアルファ線の方がガンマ
線よりはるかに大きな影響を与えます。政府と東電は、ベータ線を放出するスト
ロンチウム90や、アルファ線を放出するプルトニウム239などの測定をほとんど行
っていません。彼らは、内部被曝の特性とその健康影響を意図的に無視し続けて
います。
その背景には、アメリカの核戦略や原発推進政策があります。これらの政策の影
響下で組織された国際放射線防護委員会(ICRP)などの機関は、広島・長崎原爆
の放射性降下物による被曝影響を無視した放射線影響研究所の研究に依存し、日
本政府は福島原発事故の被曝に関しても、「100mSv以下では病気を引き起こす有
意な証拠はない」とするなど、事実を覆い隠し、被曝限度に高い線量値を設定し
て、市民のいのちを守ろうとはしていません。
いま求められているのは、核兵器政策や原発推進政策に影響された研究ではなく、
内部被曝を含めて、被曝実態に基づいた放射線による人体影響の真に科学的な研
究を推進することです。これは国際的・全人類的課題です。そして今、福島の原
発事故の被害について、市民の立場に立った民主的で科学的な対応が求められて
います。市民にとって必要なのは、被曝を防ぐ食品・食料対策と被害の補償、放
射能にさらされない生活・労働環境などです。市民の安全に生きる権利が認めら
れるべきで、そのためには、放射線被曝に関する正しい知識を持った主権者とし
ての市民の力を確立しなければなりません。
このような状況において、内部被曝に重点を置いた放射線被曝の研究を、市民と
科学者が協力しておこなうために、標記(仮称)のような研究会を組織して以下
のような活動を行うことを呼びかけます。
2011年12月20日
活動内容:
(1)内部被曝に重点を置いた放射線による被曝影響の科学的研究。
(2)放射線影響に関する研究体制の形成に関する政治的・歴史的経緯の研究。
(3)事実と実態に基づく放射線影響に関する研究体制の構築。
(4)若手研究者の参加を促す活動。
(5)(1)?(3)に関する学習会・研究会と市民を対象にしたシンポジウムの開催。
(6)(1)と(2)に関する研究成果の論文・著書の紹介と出版。
(7)政府・行政および諸機関と市民社会への提言。
(8)プレス・リリース・記者会見・ウェブ等によるメディアへの情報提供。
(9)上記の活動を推進する体制づくりなど。