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カテゴリ:プライベート
ある朝、思い立ったが吉日で物置の掃除をし始めた。なんと、ダンボール1箱に詰まった真空管が発見されたのであった。
僕が真空管と知り合ったきっかけは、一冊の友人から借りた「ラジオの製作(1999年に廃刊)」であった。その頃の記事には、真空管5球スーパーの記事や、無線機の記事等色々掲載されていた。 また、壊れたTVやラジオは、当時、中学生だった僕らは廃品回収の時期には宝庫であった。 授業が終了すると真空管やトランス等を拾っては、収集していた。 やがて、中学を卒業し、高校生の頃、時代は急激に高度成長と共に変化し、真空管は過去の遺物となり、トランジスターやIC(集積回路)やLSIが中心に動き始めた。 一冊の本から、「エレクトロニクス」に興味を沸き、それが元となり高校時代にアマチュア無線技師 の免許を取得しコールサインも頂き20数年経ってもいまだ続けている。そんな中で、若かれし頃に長野県のジャンク品コーナーでこのUY-807と出合った。 その頃は、ソケットもトランスも、時代と共に皆無に近い品であった。やがて月日が去り、最近ふと物置の掃除をしてみた所、懐かしいラジオや真空管達と再会した。 真空管は、もはやヒビや、空気が入っていた物があったりしたが、沈黙を守るように静かに僕を待っていた。30年も僕を待つかのように生き続けていた。まるで「第2の人生」を待つように・・・! この真空管は川崎にある東芝科学館にメールした所、是非寄付してくださいとの事、真空管達の「第2の人生」を見送る事にした。真空管達よ永遠に! ↑UY-807GT箱 ↑UY-807GT ↑一緒に寄贈した真空管達 東芝科学館URL http://kagakukan.toshiba.co.jp/index_j.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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