当初の予定を超えて2月以降も書くことになりそうですが何とか2月終了を目標として書いていくことにします。
捕手の最初は昨年正捕手と言っていいほどマスクをかぶったルーキーの嶋です。入団当時から注目された選手でしたが、捕手では一昨年の河田の例があって私の中ではいまひとつ信用していませんでした。
キャンプからオープン戦での動向でも嶋はかつての古田のようにじっくり育て正捕手はあくまで藤井の雰囲気があり、現に開幕捕手は藤井でした。ところが開幕から1勝6敗でこれが野村監督の逆鱗に触れたのか翌日の試合では嶋がスタメンになりました。ちょうどその試合を見に行ったものですからちょっと面食らったのですがそれから嶋がずっとマスクをかぶっていくことになるわけです。嶋がどれだけ野村監督の期待に応えられたのかはわかりませんが、自慢の肩は十分に発揮されており盗塁阻止率は西武の細川に次ぐ2位でした。
無論課題もあります。まずは打撃。打率は.181に終わり捕手であるということを差し引いてもちょっと厳しい数字。その分犠打は20を数えており9番としてなら使えるかなというところでしょうか。今年は打撃の評判が高い伊志嶺が入りましたのでどうなりますか。
もう一つがパスボールの多さ。去年は13でダントツのパリーグワースト1。バッテリーミスで失点というのはもったいないだけにきっちり修正して欲しいところですが。
【REPC-7】07四切写真 嶋・永井・直人 03