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小泉首相が「改革だ」「改革だ」と叫びつづけ、念仏のように唱えることで、今回の総選挙で驚くほどの大勝利をかち取ったことは、現実ですね。でも肝心の改革の中身はというと、まだ意外に成果が無いに等しいですよ。
一枚看板にしてきた郵政民営化?らしき郵政法案にしても、投票総数で 考えると51%が反対派に投票していますよ。でも小選挙区を中心とした 選挙制度では大勝しましたが。 結果として、この郵政法案がやすやすと両院を通過して成立することはまちがいないでしょう。それが本当に実効性のある郵政改革になるかどうかはまだわからない。それにそもそも小泉首相にとって、「郵政改革は小泉改革の最初で最大の一歩」という程度の位置づけでした。 「これができないようだったら、これから必要になってくるもっと大きな改革の何ができますか」 と、小泉首相はこの選挙で何度も叫んでいましたね。 実際、年金改革、医療改革、三位一体改革(国と地方の税財政改革)など、やりかけの改革はいろいろあれど、すべて中途半端なままに終わっており、これまで最後までやりとげたという改革は、事実上なきに等しい。 何のための郵政改革?? 本来は財政再建のための1歩なのでは? 子孫に1人あたり 700万円の負債を押し付けるのは止めよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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