ペットはバーニーズマウンテンドッグ、それと年金主体の時事問題まで幅広く書き込みます。

松沢神奈川県知事のマニフェストで訴えてきた、知事多選禁止条例が、全国で初めて神奈川県議会で可決されました。３期１２年を超えることを禁止する内容です。

それでＯＫかと思えば、国会で地方自治法の改正が必要だとは知りませんでした。どこまでも国政は地方自治を阻害するものですね。松沢知事は元々、民主党代議士でした。民主党も自民党をプッシュして、県条例が議会で可決した場合は、その条例が効力を生むように、早急に改正してほしいものです。

下記は松沢神奈川県知事の公式ＨＰからの抜粋です。今回の知事多選禁止についての公式見解が載っています。興味のある方はごらんください。 

　http://www.matsuzawa.com/write/tasen.html

以下記事転載

全国初の知事多選禁止条例、国会議員は関心薄く

　全国初の知事多選禁止条例が神奈川県議会で制定される見通しとなった。ただ、条例が効力を持つには地方自治法などの改正が必要になり、多選制限の議論の行方は中央政界が握ることになる。福田康夫首相は10日、首相官邸で記者団に「知事の権限は極めて大きく、多選を禁止するのは悪いことではない」と述べた。

　国政レベルで多選制限の機運が盛り上がったのは、昨年あたりから。全国知事会をリードした梶原拓氏（岐阜県）や佐藤栄佐久氏（福島県）ら多選知事の下で不祥事が表面化したことが大きかった。知事在任が長期になると腐敗体質が進むとして、多選禁止が対応策として俎上（そじょう）に上るようになった