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カテゴリ:映画
<解説> 2009年英国アカデミー賞外国語映画賞受賞ほか世界各地で絶賛された、わが子を殺害した過去を持つ女性の愛と再生の物語。長い空白の後、初めて向き合うことになった姉と妹それぞれの心理と、二人を取り巻く人間模様を繊細に描き出す。監督は小説「灰色の魂」などで知られる作家で、刑務所で教員をしていた経験を持つフィリップ・クローデル。深い闇を抱えるヒロインの孤独な心情を体現した、主演のクリスティン・スコット・トーマスの熱演が光る。 <あらすじ> わが子を殺害した理由を語ることなく15年の刑期を終えたジュリエット(クリスティン・スコット・トーマス)は、歳の離れた妹レア(エルザ・ジルベルスタイン)の家に身を寄せる。長い空白期間を経て再会した姉妹はぎこちなく、彼女はレアの夫や娘たちとも距離を置く。孤独の中に閉じこもるジュリエットだったが、献身的な妹や無邪気な姪と過ごすうちに自分の居場所を見いだしてゆく。 <寸評> 久々のフランス映画です。 東京では、吉祥寺と銀座の2館でしかやってませんが、こういう良質な映画はもっと多くの人に観て貰いたいです。 ハリウッド映画に食傷気味な方は、お口直しにどうぞ。
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