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テーマ:好きな絵本教えて下さい(711)
カテゴリ:今日の絵本
いよいよ今日から子供たちの学校が始まりました。
台風一過、何とか無事学校へ送り出しました。(ふぅ~っ) ヒデキ(小2)は「ドキドキするぅ~~!」と泣きながら行きました(笑) 本当にお騒がせいたしました! さて、今日紹介したい絵本は「いのちのまつり」(ヌチヌグスージ)です。 これは、ブログ仲間のライ麦パン☆さんが、以前紹介して下さっていたことから出会うことができた一冊です。 舞台は沖縄。沖縄の自然の風景からストーリーは始まり、この島へ初めてやってきたコウちゃんという少年とオバアとの会話で進んでいきます。 「いのちをくれた人をご先祖さまと言うんだよ」 「お父さん、お母さんって、ぼくのご先祖さまなの?」 ・・・・・ ・・・・・ お父さん、お母さんに命をくれたおじいちゃん、おばあちゃん、そのまたお父さん、お母さん、、、命をくれた人たちのつながりがどんどん大きくなっていって・・・ ジャ~~~~~ン!!! 大きな大きな命の系図が、ひとりのひとりの顔で描かれている一枚の大きな大きなページは、もう圧巻です! 子供たちが想像できるご先祖さま、というのは、おじいちゃん、おばあちゃん、せいぜいひいおじいちゃん、ひいおばあちゃん、、、(実際に顔が見える人たち)まででしょう。 でもこの絵を見ると、もっともっとたくさんの人たちの命がつながって自分の命があるんだ、ということがストレートに伝わってきます。 この本を読んだあと、娘のサキ(小5)は、こんな話をしてくれました。 「ママ、あんなにたくさんのご先祖さまの命からサキは生まれてきたんだね。だったらサキはママがいつも言うように、“ママやパパより先に死んじゃいけない”ね。大人になって、子供を産んで、ママにならないと!サキでこの命のつながりが途切れちゃわないように子供を産んで、このことをまたその子供に教えてあげないとね」 とても大切なことをこんなにわかりやすく伝えてくれたこの本に、作者の情熱が伝わってきました。心から感謝したい気持ちです☆また、イラストの平安座氏は沖縄出身。木やおひさまの絵などに、沖縄らしさが光っていて、とても素敵な仕上がりになっています。 この本を紹介してくださったライ麦パン☆さんにも、「ありがとうございました♪」 ●「いのちのまつり」(ヌチヌグスージ) サンマーク出版 草場一壽(くさばかずひさ)・作 平安座資尚(へいあんざもとなお)・絵 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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