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2007年03月06日
テーマ：好きな絵本教えて下さい(709)
カテゴリ：今日の絵本
おはようございます
 花粉症の方たちには辛い季節ですが、吹く風や、芽吹き始めた草花に、春の到来を感じる今日この頃、みなさんいかがお過ごしでしょうか？ さて、今日は久しぶりに絵本の紹介をしたいと思います。 先日、息子の柔道の先生（モンゴル人）でモンゴル語についての日記を書きました。 そこで、今日紹介するのは、モンゴル民話『スーホの白い馬』です。 「馬頭琴」は文字通り馬の頭の形をした楽器ですが、これはその馬頭琴が生まれた由来についての民話です。 貧しい羊飼いの少年スーホと白い馬との、悲しいお話。 私が小学生のときには載っていませんでしたが、今は多くの３年生の国語の教科書にも載っているようですね。 （これを学校で習ったかどうかで、世代がわかるかな？笑） 学校の教科書にあった「悲しいお話」で、私の心に強く残っているのは「ごんぎつね」です。 それと同じような、強い悲しさや悔しさを感じる作品です。 貧しい羊飼いの少年スーホの可愛がっていた白馬が、ある日殺されてしまいます。 身体じゅうに矢を射された白馬は大好きなスーホのもとへ帰り、ついにスーホのもとで死んでしまいます。 悲しくて、悔しくて、幾晩も眠れないスーホ。 あるばん、ようやく眠りかけたスーホは夢を見ました。 白馬がこんなことをスーホに言ったのです。 「そんなにかなしまないでください。 それより、わたしのほねや、かわや、すじやけを使って、 がっきを作ってください。 そうすれば、わたしはいつまでも、あなたのそばにいられます。 あなたを、なぐさめてあげられます」 夢からさめたスーホは、夢の中で白馬に教わったとおりに楽器を作りました。 そうして「馬頭琴」が出来上がりました。 それをひくたびに、スーホは白馬をころされたくやしさや、 白馬に乗って、草原をかけまわった楽しさを、思い出しました。 そしてスーホは、じぶんのすぐわきに、 白馬がいるような気がしました。 そんなとき、がっきの音は、ますますうつくしくひびき、 聞く人の心をゆりうごかすのでした。 少し前に聴いた、坂田明さんのモンゴルのお話と重なります。 見渡す限りの草原。 羊の命をいただくことへの感謝。 人間が、動物たちとともに生きている実感。 命の尊さ。 亡くなった大切な人や動物を、心の中でいつまでも忘れずにいること。 …いかにもモンゴルらしい民話のような気がします。 赤羽末吉さんの淡い色彩の絵が、このお話ととてもよく合っていて、せつない気持ちになります。 お子さんの国語の教科書に載っていたら、ぜひ読み聞かせをしてあげてください。 学校の授業でバラバラに分解して勉強していくときには味わえない感動が、きっと味わえると思います。 子どもたちには、あまり悲しい思いはさせたくないものです。 でも、こういう絵本としっかり出会っていくことで、子どもたちの心に強さや優しさが育っていくような気がします。 ひなたまさみ ●スーホの白い馬 （福音館書店） 大塚勇三・再話 赤羽末吉・画  お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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これは知ってます！読みました。小学生の時ですね。心に残るお話でした。
(2007年03月06日 07時21分26秒)
息子も授業でやってましたよ～
偶然にも、我が家にも絵本があったので、喜んでいましたが、１年間絵本購読した時に、届いたのですが、私の悪いクセで、絵で、手に取らず・・いました＾＾； 教科書で音読などをしているのを聞いて、 すごくいいお話ではないかぁ～！！とアセって、絵本を読みました＾＾ (2007年03月06日 09時03分20秒)
この本、僕も知っていますよ。
「ごんぎつね」もいいですね。 「片足ダチョウのエルフ」も大好きです。 今日の日記で、「月の少女ルナ」と、こちらのブログを紹介させていただきました。 まずはご報告まで・・・（＾ｖ＾） (2007年03月06日 12時31分43秒)
ほんと、懐かしいですね～
子供の教科書にありました。 お話もじーんときましたし、絵も素敵です。 絵本は、素敵ですね。みたこともない世界ですが、情景がうかび、絵本の世界にひきこまれます。 結構、教科書でとりあげられるお話、心に残るものありましたね・・・・ 時々、子供の本屋さんにも行ったりします。 最近、楽しい言葉のリズムの本が、おもしろくて、おもわず声を出して、笑ってしまいました。 (2007年03月06日 17時14分40秒)
なつかしい～
ひぃちゃんパパのブログで紹介されているのを見て、飛んできました。 ルナのお話、とてもよかったです。ありがとうございます。スーホも小学生時代とても好きでした。 最近忙しくて、心で味わうことを忘れていたような気がします。大事なものを思い出させてくだたってありがとうございました。 Akiko (2007年03月06日 20時30分51秒)
はじめまして。
スーホの白い馬は、千の風になったんですね、、、 ひいパパさんからのご紹介で 「月の少女ルナ」を聴かせていただきました。 温かいお話、、、心に沁みました。 ありがとうございました。 (2007年03月06日 21時51分13秒)
残念ながら？初めて聞きます。
地方は教科書が違うのかしら？＾＾ 子どもには酷な部分もありますがいつか 死と見つめあう時期も必要ですから こんな心温まる話が最初がいいのかもしれませんね☆ (2007年03月06日 22時47分23秒)
『ヌチドゥ タカラ』って格言があります、
命が一番大事だよ、それは、何ものにも変えられない！ 近頃、この命が大事にされてない、虐めたり、すぐに自殺したり、簡単に人の命を奪ったり、酔払い運転でひいたり、親族で奪い合ったり、突発的とも思える行動に出たり、人の命だけでなく、動物や植物の命も大事に出来ない、これは、子供の頃からの、命を大事にするという教育が、家庭、学校、社会でも、出来てないからだと思う！一番大事で、一番教えないといけない事だのにね～！ (2007年03月06日 23時46分57秒)
それは世代じゃなくて、教科書によるのかも～。
だって、私やったもん(^^;) 小３だったかどうかは忘れたけど。 悲しいお話だったから、よく覚えてる。 子供の教科書にも載っていて嬉しかったなぁ。。。 (2007年03月07日 03時23分15秒)
タイガー＆乙姫さん
＞懐かしいっ！ ＞勿論習いましたよ～小学生の時に。 早速のコメントありがとう♪ お元気ですか～？ なかなかお邪魔できなくて、ごめんなさいね。 スーホの白い馬、習いましたか？ ＞スーホもごんぎつねもスイミーも、良い作品はいつになっても忘れないものですね～。 そうですね☆ いつまでも心に残る作品…私もそんな作品を書きたいと思います！ありがとう♪ (2007年03月07日 07時17分37秒)
闘うバイオリン弾きさん
＞これは知ってます！読みました。小学生の時ですね。心に残るお話でした。 おっ♪やっぱりご存知でしたか？ そうですね。子ども時代にこういう心に残るお話に 出会えるって、大切なことだと思います♪ いつもありがとう☆ (2007年03月07日 07時18分34秒)
ちゅったん０９１２さん
＞息子も授業でやってましたよ～ うんうん♪ そうですね～(*^^*) ＞偶然にも、我が家にも絵本があったので、喜んでいましたが、１年間絵本購読した時に、届いたのですが、私の悪いクセで、絵で、手に取らず・・いました＾＾； ＞教科書で音読などをしているのを聞いて、 ＞すごくいいお話ではないかぁ～！！とアセって、絵本を読みました＾＾ あはは♪ その気持ち、わかりますよ～。 絵の好みってありますからね。 私も「食べず嫌い」の絵本が結構ありました(^^; だから野菜と同じように？、一般的に良書として紹介されているものは、自分の趣味にかかわらず一通り読むようにしました（笑）。 本棚に眠ったままにならずにすんで、良かったですね(^^)v (2007年03月07日 07時21分28秒)
ひいちゃんファミリーさん
＞この本、僕も知っていますよ。 ＞「ごんぎつね」もいいですね。 ＞「片足ダチョウのエルフ」も大好きです。 わぁ♪ 絵本に詳しいのですね☆ ＞今日の日記で、「月の少女ルナ」と、こちらのブログを紹介させていただきました。 ＞まずはご報告まで・・・（＾ｖ＾） 本当にありがとうございました☆ おかげさまで、またこの作品も出会いの輪を広げられました♪ 心から感謝いたします！ 拙いブログですが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。 (2007年03月07日 07時24分16秒)
二輪草さん
＞ほんと、懐かしいですね～ ＞子供の教科書にありました。 ＞お話もじーんときましたし、絵も素敵です。 お久しぶりです♪お元気ですか～？ コメントありがとうございます！ お子さんの教科書ですね。私と一緒だ！（笑） ＞絵本は、素敵ですね。みたこともない世界ですが、情景がうかび、絵本の世界にひきこまれます。 そうですね。 だから私も絵本が好きなのかもしれません。 ＞結構、教科書でとりあげられるお話、心に残るものありましたね・・・・ そうですね。私も題名は忘れてしまったけど、心に残っているお話がいくつかあります。 ＞時々、子供の本屋さんにも行ったりします。 ＞最近、楽しい言葉のリズムの本が、おもしろくて、おもわず声を出して、笑ってしまいました。 どんな本かな？ 題名が知りたいな… 言葉遊びのような本、子どもにも人気がありますね。また、面白い絵本を見つけたら教えてくださいね♪ (2007年03月07日 07時27分48秒)
Akiko0314さん
＞なつかしい～ ＞ひぃちゃんパパのブログで紹介されているのを見て、飛んできました。 はじめまして♪ ひいちゃんパパのところから… ようこそいらっしゃいました！ ＞ルナのお話、とてもよかったです。ありがとうございます。スーホも小学生時代とても好きでした。 ルナの話も読んでくださったのですね☆ ありがとうございます！ ＞最近忙しくて、心で味わうことを忘れていたような気がします。大事なものを思い出させてくだたってありがとうございました。 ＞Akiko 私も同じです。 大人になるとみんな忙しくなりますね(^^; 日々の生活に追われて、じっくり自分の心と向き合う時間もなかなか取れなくなりますからね～。 ときどきこうして思い出しては、また新たな気持ちで動き出す…そんなことを繰り返しています♪ また、ぜひ遊びにきてくださいね～(^^)/ (2007年03月07日 07時31分07秒)
冬遍路さん
＞はじめまして。 はじめまして♪ ようこそいらっしゃいました(*^^*) ＞スーホの白い馬は、千の風になったんですね、、、 そうですね。今話題の『千の風になって』を思い出しますね☆ ＞ひいパパさんからのご紹介で ＞「月の少女ルナ」を聴かせていただきました。 ＞温かいお話、、、心に沁みました。 ＞ ＞ありがとうございました。 ひいちゃんパパさんのおかげですね。 早速、作品まで読んでいただき、ありがとうございました☆ これからもどうぞよろしくお願いいたします♪ (2007年03月07日 07時41分00秒)
たーくん.さん
＞残念ながら？初めて聞きます。 ＞地方は教科書が違うのかしら？＾＾ そうでしたか～？ 私も大人になってから出会いました。 ＞子どもには酷な部分もありますがいつか ＞死と見つめあう時期も必要ですから ＞こんな心温まる話が最初がいいのかもしれませんね☆ そうですね。 「死」というのは大きなテーマですが、こういう温かい作品を通して、命の尊さも理解できるのでは？と思います。 (2007年03月07日 07時43分25秒)
ヒーロー164さん
＞『ヌチドゥ タカラ』って格言があります、 ＞命が一番大事だよ、それは、何ものにも変えられない！ さすがは沖縄ですね☆ 何より大切なことばだと思います。 ＞近頃、この命が大事にされてない、虐めたり、すぐに自殺したり、簡単に人の命を奪ったり、酔払い運転でひいたり、親族で奪い合ったり、突発的とも思える行動に出たり、人の命だけでなく、動物や植物の命も大事に出来ない、これは、子供の頃からの、命を大事にするという教育が、家庭、学校、社会でも、出来てないからだと思う！一番大事で、一番教えないといけない事だのにね～！ 連日の報道を見ていると、恐ろしくなります。 海外に住む友人の子どもが自殺や殺人のニュースを見て「日本は怖い」と言った、とも聞きました。 命の教育…私も、今一番必要なのでは？という気がします。 (2007年03月07日 07時46分34秒)
twohanさん
＞新聞でモンゴルの記事をちょっと読みました。 ＞民族楽器の”馬頭琴”だった気がします。 それはタイムリーでしたね♪ どんな音色なのでしょうか。 twohanさんなら演奏できるんじゃないでしょうか？ ＞モンゴルは、衣装も独特ですね(^^) そうですか？ 絵本の中に出てくる絵からも、そんな印象を持ちましたが、実際には見たことがないです。ヒデキの先生のご家族との出会いが、ますます楽しみです♪ (2007年03月07日 07時48分15秒)
くうふう3さん
＞それは世代じゃなくて、教科書によるのかも～。 ＞だって、私やったもん(^^;) ＞小３だったかどうかは忘れたけど。 あれっ？ そうなんですか～？ 教科書の会社によって違ったのかもしれませんね(^^; ＞悲しいお話だったから、よく覚えてる。 ＞子供の教科書にも載っていて嬉しかったなぁ。。。 うんうん♪ くうふうさんならきっと覚えているような内容だと思います☆ 今は『窓ぎわのトットちゃん』も載っている教科書があるとか？素敵な作品には、どんどん出会って欲しいですね(^^) (2007年03月07日 07時51分39秒) |
