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テーマ:国際結婚 ア・ラカルト(507)
カテゴリ:普通の日常
今日は教会でコンサートがあり、演奏してきました。 クリスマス前からずっと飾ってあった、キリスト降誕図の飾り物等をしまうので、お別れ会です。 私はてっきり主に子供達が集まる行事かと思っていたのですが、きちんとした礼拝のようでした。 が、いざ始まってみたら、礼拝でもなくコンサートだったのでびっくりしました。 誰もコンサートだなんて言っていなかったし、前回の練習に参加したのは4人だけ。 今日は一応、練習を休んでいた人も二人来て、6人での演奏でしたが…。 いくらお金を取らないコンサートとはいえ、こんな風でいいのか?うちの楽団…。 一番前の方の席に、義理のお母さんが座っていてびっくりしました。 義理の両親はかなり頻繁に教会に行っているので、単なる偶然かと思っていたら、新聞で私達の楽団が演奏することを知って、聴きに来たのだそうです。 演奏を終えて挨拶しに行ったら、満面の笑顔で手を差し出して「おめでとう!!」と言うのです。 何のことかと思えば、例の物件が買えることになったことでした。 「こんなに嬉しかったことはもう何年もなかった」と上機嫌です。(<私たちの結婚はそれほど嬉しくなかったわけね・・・) それを聞いて、「やっぱり私達の決断は間違っていなかった」と私も嬉しくなりました。 お母さんは車で来ていたので、帰りに家まで送ってもらいました。 少しうちに上がっていきませんかと言ったら、ついてきました。 しばらく彼と話してから帰っていきましたが、アパートについての話で盛り上がっていたみたいです。 私は途中で友達から電話がかかってきておしゃべりをしていたので、彼らの話の内容は聞こえませんでした。 しばらくしてから、また私の「罪悪感その他の複雑な感情」がむくむくとわきあがってきてしまいました。 「彼のご両親が、自分たちの家のすぐ近くに私達が住むことになって、ものすごく喜んでいた」とうちの親に話したら、どんな気持ちになるだろうと考えてしまったのです。 父親は結婚前に「これからは彼のご両親を自分の両親と思って大事にしなさい」と言ったくらいなので、本音は分からないけど、きっと喜んでくれるでしょう。 が、母親はどうかと考えると、正直「話せないな」と思いました。 私の叔母(母の妹)は子供が3人全員近くに住んでいて、しょっちゅう食事やショッピングに一緒に出かけています。 それを見聞きするたびに母親はさびしい思いをし、うらやましく思っているみたいなのです。 メールに、私がもっと近くに住んでたら・・・と書いてくる回数も段々増えてきました。 私が日本にいなくて、いつもさびしがっている母親に、「彼のご両親がすごく喜んでいる」と伝えるのは、残酷ですよね…。 ただでさえ、いつもブルーになる日曜日の晩(<翌朝仕事なので)、この一件でますます落ち込んでしまいました。 おまけに、ついため息をついてしまい、彼に理由を聞かれてしまいました。 本当の理由は彼にも言えず、「明日出勤なのが憂鬱」とか「ドイツの冬は暗くて寒くて長いから嫌」とか適当なことを言っていたら、喧嘩になっちゃいました。 私はいつもネガティブなことばかり言うとか、ドイツの天候とかは(結婚前から)ずっと分かっていたことだろうとか…。 あ~、やっぱり色々複雑です!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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