社会の掟
モーニング今週号の『ドラゴン桜・外伝』にこんなセリフがあった。世の中の本当に大切なルールは明文化されていない・・・そんなの当り前だろ。なにも、マンガ1面ブチ抜きで言うような事じゃない。社会に出て何年か経った人間なら、そんなこと言われなくても自然と気付くだろうに。そりゃそうだよ。明文化されてないルールに忠実かどうかでその人の人間的な評価が簡単にできるんだからさ。その人の持つ常識やら礼やら教養といった人間性がね。世の中のルールで明文化されてるものって最低限度のことで、それ以外は自分自身で判断し、その対応で優劣がつくように社会はできてる。本当にありがたい事だ。最低限のルールさえ守れない人間は問題外として、ほとんどの場合、勝ち負けなんて明文化されてないルールで判断されるから、頭を使わない人間は必然的に負ける仕組みになってる。きっと、わざとそうしてあるんだろうね。ちゃんと差が付くように。最近、世の中に無邪気な社会人が増えて、明文化されたルールだけを盾に「こうあるべき」とか「こうなっていないのはおかしい」とか言う光景を見かけるけど、世の中はそんな単純なものじゃないって。早く気付くべきだと思うけど・・・