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ヒマでお気楽な毎日

[日々雑感] カテゴリの記事

全79件 (79件中 1-50件目)

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あけましておめでとうございます

新年(2010年)、あけましておめでとうございます。直近ブログが昨年の正月だったから、１年ぶりの更新です。まだ生きてます・・・生きてますとも。（死にそうだったけど）軽く近況を。資格関係は、宅建実務者研修を受け、めでたく東京都知事免許を取得。ボケ防止のため簿記２級も受け、楽勝で合格。（100点は逃したけど）春過ぎからは、ＡＳ息子のゆうちゃんの受入れ先を捜して奔走。夫婦でヘロヘロになりながら、最終的には何とか１１月末に決定！１２月には平和な年末を過ごせるかと思いきや、３０年ぶりに開かれた高校１年クラスの同窓会で驚愕の事実が判明し、封印された過去と向き合うことに。その後一週間ほど、ほとんど不眠状態で精神的におかしくなってしまう。過去に取り込まれる寸前でなんとか乗り越え今日に至る。過去と向き合うことはツライ作業だけど、もう逃げないことにした。まあ、今年もゆる～くいきますよ。みなさんの幸せも祈ってます！【今春からの受入れ先小学校が決まったゆうちゃん(5歳)】【幼稚園の超問題児、ADHD息子のkeiちゃん(4歳)】

2009.12.31

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謹賀新年

新年あけましておめでとうございます。今年は世の中にも我が家にも明るい話題がいっぱいな年になりますように。イエズスさま、マリアさま、子供達をお守りください。父と子と聖霊のみなによってアーメン。【ピュアで繊細な優しい子・ゆうちゃん】　4歳10ケ月【可愛い顔したテロリスト・keiちゃん】　3歳 0ケ月今年もよろしくお願いします。

2009.01.01

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良いお年を

低調なままで過ぎていった２００８年。原油価格の乱高下や米国発の金融危機、それに端を発した世界経済の悪化、雇用不安・・・世相は限りなく暗かった１年だけど、来年こそは人々にとって幸せな年になりますように。良いお年を。

2008.12.30

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まだ生きてるよ

えと・・・まだ生きてるよ。でも、このところ、身内に不幸が続いて気分が沈んでます。さらに、最近立て続けに親しかった友人がいなくなり凹んでます。気付けば、いつの間にか（てか今日）４万ヒット達成！！！でも、訳あってここはあまり更新できないんだよな～。そろそろ〆るか・・・

2008.07.30

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ガソリン価格は１リッター１８０円以上でいい

標題通り「ガソリン価格は１リッター１８０円でいい」いやもっと上げるべきだと思う。まったく最近の狂乱ぶりは滑稽を通り越してアホくさい。この機会に冷静になって、逆提案ができる（心に）余裕のある人間がいないのが本当に情けない。日本人はいつからこんな低レベルな種族になり下がったのだろう。そもそも、僕が学生の頃（昭和５０年代）、給油したらリッター１２０～１３０円が相場であった。そして、当時の車に比べて、今の車の燃費性能は約１．５倍になっている。これを考えると、実質的に走行距離ベースのガソリン価格は１２０円×１．５＝１８０円であり、当時の状況を今に割り戻すとリッター１８０円でも感覚的に全然違和感がない。当時、それでもガソリンが高いと感じた事はなく、周囲でも特段そのような声を聞いたことがない。だから、この際ガソリンにさらなる税金を３０～５０円程度上乗せして、リッター１８０～２００円にすればよいと思っている。マジメにそう思っている。【ガソリン価格が上がればこんなにハッピー】・なるべく車に乗らないようになり、地球温暖化の抑制効果が期待できる。・車に乗らず、みんなが歩くようになれば健康増進につながりメタボ抑制効果もある。・車が売れなくなり、自動車メーカーが血眼になってイノベーションを行う。　結果、プラグイン・ハイブリッド等の導入やインフラ整備が進む。・狭い日本の道路事情が改善され、渋滞が激減する。渋滞による経済損失（一説に　は年間１２兆円）を減らすことができる。・渋滞がなくなり、車が少なくなれば新たに道路をつくる必要性が薄れ、一部の方々　が連呼するように無駄な道路建設が少なくなる。・石油依存度が下がり、備蓄量減少が期待でき、国際情勢に振り回されずにすむ。　ほら、良い事だらけじゃないか！そこで個人的には、ガソリンにさらなる税金をかけることを積極的に提言したい。ただし、税金の使途はあるものに限定することを前提に。（ここがポイント！）あるものとは「排出権取引の財源」と「途上国への穀物援助」環境問題を考えた場合、京都議定書の「90年度比マイナス6%の温暖化ｶﾞｽ削減」なんてコミットラインはいまや天地が引っくり返っても実現不可能。となると、最終的には「排出権取引」で穴埋めするしかないだろう。つまり、金でエコを買うしか方法はないのだ。エコとは最終的には金でなんとかするものであり、そういった経済概念のないエコを僕は「えせエコ」と呼んでいる。なぜ、マイナス6%目標が達成困難なのか？それは言うまでもなく、運輸部門と民生部門（家庭部門含む）の温暖化ガス排出量がマイナスどころか大幅に増えているからだ。特に自家用車のCO2排出量は、保有台数の増加により90年度比でプラス52.6%（！）でマイナス6%達成どころの騒ぎではない。間違いなくコイツが足を引っ張っている。ならば、京都議定書の達成のため「排出権取引」で金を負担すべきなのは誰なのか言わなくても分かるだろう。自動車はガソリンを燃料として動いている。因果関係を考えればガソリンへの新規課税には立派な大義名分がある。（一部の人間は「企業から金を取るべきだ」と言ってるが、産業界は唯一努力によってマイナス6%目標をクリアしており、あまりに的外れのいいがかりであろう）もう１つ、環境問題の「えせエコ」の犠牲になっているのが途上国の貧しい人々。バイオ燃料という本末転倒の「えせエコ」のおかげで、とうもろこしへのシフトが急激に進み、麦や大豆等の穀物価格が高騰している。そのあおりで、途上国への穀物供給が現在急激に悪化している。どうやら先進国の方々は環境問題のために、途上国の人間が餓死しても全然平気らしい。エコという名の自己満足は本当にバカバカしいという他はない。経済概念のない人間が、“需要と供給”というおおよそ経済学の「基礎の基礎」と言えるような事柄すら考えずに無邪気に物事を進めるとこのような事態になる。ま、そんな訳で日本が京都議定書の目標を達成したうえで、本気で環境問題に取り組む姿勢を全世界に見せるなら途上国への食料支援ぐらいするべきでしょうよ。彼らは「えせエコ」の犠牲者なんだから。新たに税金取れば、良い事だらけだし環境問題にもプラス。世界に対してリーダーシップも示せる。目先の事で右往左往してる人も、少しは視野を広げてみれば？えせエコアザラク、えせエコザメラク、えせエコケルノドス・・・

2008.05.08

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餃子・・・っすか

東北一人旅から久しぶりに帰ってみたら、世間では毒入り餃子で大騒ぎ。つい先日、宇都宮の餃子ネタを出したばかりで、今回も相変わらず妙なタイミング。しかし、今回の事でスゴイ事実に気がついてしまった。冷凍餃子やその他冷凍食品なんて、我が家にはまるで関係ないってこと。思い起こしてみても、結婚以来約７年が経つが、まる嫁が冷凍食品の料理を１度でも食卓に出してきたためしがない。餃子だけでなく、ハンバーグ、コロッケ、エビフライ・・・その他。本当に、たった１度たりとも出来合いのものを食わされたことがないのだ。要するに、我が家では冷凍モノやお惣菜モノを食べることはないということ。まる嫁のプライドみたいなものだろう。それで外食もほとんどしないから、今回の事件なんてまったく他人事。一時期のデフレ以来、食の低価格化が進んでるけど、低価格なものにはリスクがあるってことなんだろうね。その意味では、価格破壊の引き金を引いたマクドナルドの罪は限りなく重いと思うよ。（僕自身、業界のリーダーがこういう事やっちゃおしまいだと常々批判してたけど）毒入り餃子を食べて重体になった少女は本当にお気の毒だと思う。けど、少なくとも我が家では中国製の加工食品を子供に食べさせるなんて狂気の沙汰は絶対にしない。まる嫁は子供のお弁当を毎日作っているが、中国製どころか冷凍食品の類は一切入れない。全部お手製。面倒くさくても全部お手製。米は六日町（新潟）産コシヒカリの特選米を農家から直接購入し、野菜はすべて無農薬のものを“大地の会”から定期購入。食の安全は自分自身で守るしかない時代なのだろう。子供がいる人間はよく考えるべきだ。

2008.02.02

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福島にいます（ただいま遠征中！）

宇都宮をあとにしてから、さらに北上して福島入り。意外にもキレイで新しい東北本線（ドアがボタン開閉！）に乗って着いた所はココ↓ 郡山と福島のちょうど中間点にある古い小さな町“二本松”お目当てはもちろん二本松「霞ケ城」、あまり知られてないが戊辰戦争有数の激戦地。駅からお城まで小さな丘を越えて徒歩２０分ほど。町は静かでこじんまりとしている。タイミング良く、雲の切れ目から晴れ間がのぞき凍りつくような空気に彩りを与えてくれる。それにしても寒い。太陽の光に照らされて、空気中にキラキラしたものが舞っている。ちょうどガラスの破片を粒子状にしたような、あたかもダイヤモンドダストが漂っているような不思議な光景。平日の昼間とあって、城内には人っこ一人いない。小高い城山の急な階段を登り、頂上が本丸跡。ここがすごい絶景ポイント！３６０度パノラマで福島の山々を見渡せる。超爽快・・・でも頂上には冷たい風が吹いていて痛い。それもそのはず、向こうの山にはスキー場が見えてる。寒いわけだ。空の雲もスキー場みたいな雲だった。いやー、それにしても二本松・霞ケ城は想像以上に良かった。寒くない日にまた来たい。気を良くして、さらに北上。ついに福島に到着！さてと、ここからどうしよう？このまま東北本線に乗って仙台方面に行くか、奥羽本線に分岐して山形方面を目指すか。どちらにしても・・・寒い。

2008.01.25

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宇都宮にいます（ただいま遠征中！）

さてさて、１月も正月が終わり世間が通常モードになってしまった。そんな中・・・暇だ。仕事をしてないからだ。仕事がないと暇だ。いつになったら仕事がやってくるのであろうか？僕ぐらいの有能な人間なら、新年になって風向きが変わればすぐに仕事がやってくると確信していたのだが、間違っていたのだろうか。何もしないで仕事がやってくるという考えが誤りなのであれば、何か行動を起こす必要があるのかもしれない。というわけで、行動を起こすことにした。とりあえず、旅に出ることにした。（おいおい・・・）ま、一週間ぐらいで帰るからさ。旅先で自分自身や社会を見つめ直してくるよ。たぶん、こんな自分を評価しない世間が悪いという結論になるだろうけどね。（笑）年末には南（四国）へ向かったので、今回は北（東北）へ向かうことにした。もちろん鈍行で。で、最初に降りたのがココ↓宇都宮。『餃子の街へようこそ』の看板がうれしい。当然だが、ここで降りたのは深い理由がある。お城があるから。関東７名城の１つ「宇都宮城」・・・とは言っても、今では土塁の上に櫓が復元されてるだけ。元々、城塞としての役割より将軍家の日光東照宮参拝の宿舎としての役割の方が強かった。資料展示室の模型でも本丸の中に天守閣はなく、御殿だけ。壮麗な石垣や城郭を好む城マニアには少々物足りないかもしれない。しかし、幕末の戊辰戦争時には江戸から脱出した幕府軍が襲撃し、かの新撰組・土方歳三が陥落させたことはあまり知られていない。土方はこの戦いで鉄砲で足を撃ち抜かれ、その後北海道へと逃れて行った。さてさて、市内を歩き回って夕食はお楽しみの名物「餃子」宇都宮で一番メジャーな餃子専門店『まさし』に行ってみた。名前がいいね。さだ・・・水餃子１人前たった１７０円焼餃子１人前たった１７０円両方あわせても合計３４０円安い、安すぎる・・・。でも餃子専門店だから他に何もないです。ビールもライスも。メニューは餃子のみ。以上。みなさん餃子だけもくもくと食べていらっしゃいました。さすが宇都宮人。浮気をしない一徹主義には頭が下がる。さーて、次はどこへ行こうかな。と、駅前広場から暮れなずむ街をしばし見下ろす。

2008.01.22

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正月も終わり

正月もそろそろ終わったようだ。仕事とかに行ってないから全然実感がわかない。今年の正月も恒例の実家帰省で箱根駅伝応援。今年は結構面白かった。【駅伝通過直前の134号線】　1月2日往路にて母校大躍進【1月2日の茅ヶ崎海岸】　沖には烏帽子岩や大島が見えた【穏やかな天気に映える富士山】　故郷・茅ヶ崎は素晴らしい

2008.01.09

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謹賀新年

新年あけましておめでとうございますとりあえず、今年の正月はこれまでになかったような新鮮な気分で過ごしている。まる嫁が年末の大掃除に（少しだけ）参戦したからだ。そんなの当たり前では？と思うかもしれないが、彼女が年末に掃除をするなんて結婚以来初。これを快挙と言わずして何といえよう。それどころか本人からは「年末に大掃除するなんて生まれて初めてだわ」という衝撃的な発言これまでの人生で（掃除）＝（誰か他人が勝手にやってくれること）という図式が見事にできあがっているようだ。よくそれで主婦が務まるものだ。てなわけで、今年の目標は『まる嫁の根性を叩き直すこと！』で決まりだな。（・・・んと、失業生活からの脱却の方が先かな？）　　今年もよろしくお願いします。

2008.01.01

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風に吹かれて（旅情編）６

高松港で屋島を遠望した翌日、さっそく“ことでん”に乗って屋島に向かった。高松の交通業界を牛耳る“ことでん”。超ローカルながら、バスに電車に“ことでん”なしでは移動できない。しかし、ゆうちゃんが喜びそうな電車だなぁ。屋島へは市内から１０数分で到着。意外と近かった。↓ことでん屋島駅（趣きある駅舎だ）しかし・・・寂しい場所だな。どんより曇った空にそびえ立つ屋島。頂上に行けば観光施設があるらしいけど、季節はずれの平日には観光客どころかタクシーやバスもない。ここでも戦意喪失・・・周囲をお散歩しただけで市内に戻った。昼食は、香川名物『讃岐うどん』で決まりでしょ！いつものように地元民をつかまえて、美味しい店を聞き出した。アーケードの中の讃岐うどん専門店“川福”がベストとのことなのでそこに入った。名店といっても、ぶっかけうどんが５００円とリーズナブル。しかも美味い！上機嫌になってるところで、ケータイにメールが入った。なんだよ、いい気分なのに。『キョウハナンノヒ？スグカエレ！』　まる嫁からだ。今日は何の日、って・・・何の日だっけ？えーと・・・あっ僕は血の気がサーっと引くのを感じた。次男keiちゃんの２歳の誕生日じゃねえか。ヤバイ。すっぽかしたら、まる嫁に殺される。松山や高知へ足を伸ばす計画は断念せざるをえまい。これは名誉の撤退だ。しかし、すぐ帰れってもう昼過ぎなのに無理だよ。ここは四国だぜ。一応、川福でお土産に讃岐うどんを買って高松空港へ行ってみた。飛行機しかあるまい。すると、１２月の平日ってこともあり席はガラガラで簡単にチェックイン。飛行機に乗ったら、なんと１時間ジャストで東京に戻ってきてしまった。味も素っ気もない。だから飛行機は嫌いだ。またいつものカードローンを使っちまった。夕方、家に着くとゆうちゃんがすっ飛んで来た。「おとうしゃん、お帰り！ガッコー楽しかった？」　・・・学校じゃないんですけど。あら早かったわね、とまる嫁は言う。約一週間ぶりとは思えないほどあっさりした会話。うちの嫁さんはおおらかで大陸的なのだ。川福で買った讃岐うどんのお土産を渡す。と、まる嫁が蝋人形みたいに固まってる。なんだよ？うどんは嫌いだったっけ？しばらくして「新手のギャグ？」とまる嫁がつぶやく。ん？・・・あっ！！！うどんのたまを凝視して僕は目が点になった。なんと『見本』と書いてあるではないか慌ててたんで、間違えて全部見本を持ってきてしまった！店の人も気づかなかったようだ。なんてリアルにできた見本なんだ・・・さすが讃岐うどんの名店。芸が細かい。ま、いっか。今日のメインはこっち↓だもんね。Happy Birthday keiちゃん（終わり）この日記は１２月初旬～中旬の旅の記録です。帰ってきてから書いてますので時間差があります。クリスマス～年末はずっと家にいて家族と一緒でした。ちゃんと“良きパパ”なのです。今年もいろいろなことがありましたが、旅（というか城めぐり？）はやめられません。来年はどこにいこうかな。いろいろ考えつつ・・・良いお年を！

2007.12.30

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風に吹かれて（旅情編）５

子供が城のお堀でコイにえさをやっていた。みるみるうちに魚が群がってくる。微笑みながら見ていると、次第に妙な事に気がついた。このコイ・・・何か変だ。気のせいかもしれないが、普通じゃない。何かがおかしい。まず、色が赤いやつや黄色いやつが全然いない。大口をパクパクさせるお決まりポーズをしない。それどころか、形がコイにしては妙に丸っぽい。なんだ、こいつら・・・？？？その群がる魚を凝視して驚くべき事実が判明した。こいつら・・・コイじゃねえ！ふと見るとこんな↓立て看板があるじゃないか！ガーン！！！タイだと？腰を抜かして石垣からお堀に落ちそうになった。何で城のお堀にタイがいるの？まあ、タイと言ってもチヌ（クロダイ）だけど。よくよく見ると、タイに混じってスズキ（てかセイゴだな）やフグも集まってきてる。なんとも“ありえね～” 光景だ。ここは四国の玄関口、香川県の高松。昔は「宇高連絡線」として名高い港町だった。（現在は本州との間に瀬戸大橋が掛かっている。）徳島を出た翌日、城を目指してこの街に辿りついた。この高松城は日本３大水城の１つで、全国で唯一海水をお堀に引き込んだ珍しい城なのだ。昔は海に浮かんで見えてたらしい。てなわけで、お堀の水を調整する水門があったりする。ちょっと感動。小雨を避けつつ街を歩いてみた。意外にも商店街が発達した大きな街だった。特に延々と続くアーケードモールがすごい！地元民によると、日本一の２．７キロの長さを誇るアーケードらしい。大阪・天神橋が日本一を自称してるが、見栄張りの大阪人のホラだと地元民は断言する。駅前はすぐ港で再開発がされたのか、タワーやきれいな桟橋が整備されている。小雨にけむる港を歩きながら、瀬戸内の島々や連絡船を見てると何とも言えない気分になってくる。まさに旅の醍醐味だ。妻子を投げ捨ててもやめられねえなぁ。ふとみると、連絡船の向こうに変な台地が見える。地元民に聞いてみたら、あれが源平合戦で有名な「屋島」らしい。あの那須与一の。ちょっと興味をそそられた。翌日の行き先が決まった。（つづく）

2007.12.28

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風に吹かれて（旅情編）４

結局のところ、人間の習性なんて大きくは変わらないものだ。「迷走したら、城さがし」というのが鉄則。要するに城によって癒される“城フェチ”ということ。なんだかんだ理由をつけて全国城めぐりをしてるだけのことかもしれない。てわけで、阿南で挫折した翌朝僕は徳島の街にいた。理由は城があるから。それだけ。徳島名物？の徳島城↓ 城址公園には機関車の展示まである。ゆうちゃんがいたら大喜びだな。そして、我が心の師匠さだまさしの小説で有名な眉山ロープウエイに乗って市街を一望。街中を川が流れる徳島はとてもゆったりとした良い街だった。で、いつものように地元民をつかまえて徳島美味いものを教えてもらう。返ってきた答えは“徳島ラーメン”眉山ロープウエイからほど近くの良い店を紹介してもらった。中華そば“いのたに” うーん、何というか独特の醤油とんこつ味？にチャーシューじゃない肉（煮ブタ？）が入ってる。そこに生卵を落としてかき混ぜて食す。ちょっと濃い目の味が卵でマイルドになり、かなり美味い。でも僕にはちょっと濃すぎか？盛岡冷麺のようなダシの効いた薄味が好みなんで、東西麺対決は盛岡の勝ちにしとこう。さて、次に向かう先は・・・（つづく）

2007.12.27

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風に吹かれて（旅情編）３

結論から言おう。四国霊場巡りお遍路さんの旅は挫折し、一敗地にまみれた。とにかく阿南には何もなかったからだ。何かを求めて、何もない所を山に向かったのはいいが・・・こんな↓光景を見て完全に『戦意喪失』　　　　【悠久の那賀川の流れ】地元民に聞いて街で１軒しかないスーパー「マルナカ」で名産品を買ってみた。阿南人推薦の特産物“フィッシュかつ”・・・魚のスリ身をハンペン状にして揚げたヤツ。それがカレー味になってる。そこに阿南名物“すだち”をかけて食する。カレー味の魚にすだちの香りが渾然一体となり、例えようのない複雑な味。ベトっとした油の風味がさりげなくビミョーなニュアンスをかもし出している。店にいた地元の主婦は、ソース焼きそばに入れるとまた美味いと言う。正体不明の食い物の出現で僕は混乱状態に陥った。そして、目的を失った旅は迷走状態となる。ま、いつもの事だが。（笑）（つづく）

2007.12.24

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風に吹かれて（旅情編）２

事の発端は数日前、長らく無職・失業状態の僕は家でゴロゴロしていた。退屈で行き詰まった人生。多少のやる気と才能があるのに何故か仕事がまわってこない。世の中間違ってる。社会が悪いのは当然としても、この境遇には納得がいかない。何故こんなことになってしまったのか？ハッと思い当るフシがあった。過去の悪行が今の僕を苦しめているのではないか？そうに違いない。というか、そう考えるのが論理的に妥当であろう。とすれば、その憑きを落とせば思い通りの人生が開けるはず。そうか　じゃ、四国霊場をお遍路参りなんかしてみるといいんじゃないか。でも僕だけで行くのはツラそうだし寂しいから、まる嫁も誘ってみた。すると「行きたいならあなた一人で行けば」　・・・つれないお言葉。年末の忙しい時に子供２人抱えて、あんたの戯れ言には付き合ってるヒマはないと。そもそも悪行懺悔するのはあんただけで十分だと。だいたいそんなの意味無いと。なに言ってんだよ、民主党の管直人も数年前やってたじゃねえか。そうと決まれば善は急げ。その日のうちにお小遣いを握りしめて西へ向う電車に乗った。お金がないから、いつものように鈍行に乗って東京からひたすら西へ。今年の夏休みに１日１６時間電車に乗った僕にとってはこんなの苦痛でもなんでもない。そして、ここまでやって来たのだった。しかし・・・とりあえず四国へ着くことしか考えてなかったが、いざ着いてしまうとどうしたら良いのか分からない。駅に『歓迎！お遍路様ご一行。四国霊場巡りはここからです！』なんて看板があることを期待していたが、そんなもんは影も形もない。ワンマン電車はのどかな風景をゆっくり走り、大きな川をこえた。とりあえず、このあたりで降りなければ。次の駅でなんとなく人がいそうなので降りてみた。・・・あなん。聞いたこともない地名だ。（つづく）

2007.12.18

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風に吹かれて（旅情編）１

師走のおだやかな陽光に包まれ、ガタンゴトンとローカル電車は気ままに走る。車窓からはのどかな田舎風景が広がる昼下がり。僕はうつらうつらしながら、過ぎ行く景色をただボーっと眺めていた。小さな無人駅に着いた。駅名は『あわあかいし』安房（あわ）の国と言えば、今の千葉県・房総半島の先っぽのことを指す。南総里見八犬伝で有名な地域だ。ああ、今日は意外に遠出しちゃったな。どうせ暇だから、まいっか。それにしても、ローカルな電車だな。首都圏では珍しいワンマン電車だ。ん？運転席を見渡したその時、僕は得体の知れない違和感に襲われた。例えようのない感覚が背筋をじわりと駆け上がる。何かを踏んでしまったような感触。踏んでしまったのは何か？もう一度見てみる。疑惑がうっすら確信に変わっていく。何かがおかしい。しかしそれが何か分からない。こ、これか？いや、これだ。違和感の正体は間違いなくこれだ。しかし、いったいこれが何か・・・違和感の正体に気づいてしまった僕は一瞬にしてア然となった。路線地図とその上に記載してある文字が驚愕の事実を突きつけてきたからである。JR四国ってことは、さっきの駅名『あわあかいし』は、安房（あわ）じゃなくて阿波（あわ）。阿波踊りの阿波の国、要するにここは徳島県じゃねえかおいおい、おいおいおいおい、なんでオレこんな所にいるの？あわわわわわわわ・・・・（つづく）

2007.12.12

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デジカメ購入

本日、かねてより懸案だったデジカメの世代交代を行った。新たに我が家の主力機に選定されたのがコレ↓ニコンCOOLPIX S500（2007年春モデル）世界最小、最高速起動 byキムタク１世代型落ちだけど710万画素/手ブレ補正も付いてお値段は１３,８００円也手持ちのニコンCOOLPIX S１（2005年春モデル）が何故か１３,５００円で売れたので、追金は３００円で済んだ。あんな２年前の安物デジカメと最新デジカメが等価交換とは…世の中分からん。しかし最近のデジカメはほんま安くなったもんだ。最初にデジカメ買ったのは新婚旅行直前の６年前。オリンパスの２００万画素モデルが５万５千円もした。さらにＳＤカードが１２８ＭＢで６千円・・・今なら５００円で買える。（てか、もう１２８ＭＢなんか売ってない）で、使ってみた感じは確かに小さくて起動が早い。でもピントが合ってシャッターが落ちるまでやや時間がかかる。子供の早い動きについていけるか？ま、最新型とは言ってもしょせん安物だから文句ないけどね。どーせビンボーだし。（←こんな所でも卑屈になる）絵はまあまあだから許す。１つ前は薄いだけで絵が悪すぎたからそれだけでも収穫。お金がほとんどかからなかったから良しとしておこう。

2007.10.06

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緑の町へ

台風９号接近の報を受けて、夏の終わりを察知した僕は最後の旅に出ることにした。台風に追い立てられるように北へ。まる嫁には「とりあえず行ける所まで行ってくるね」とだけ言い残し家を出た。どのみち仕事もろくにやってないんだから、家にいても邪魔になるだけ。案の定、まる嫁も快く送り出してくれた。死なない程度に楽しんできてね、と。どこへ行くか・・・とりあえず、台風接近の影響で運休の電車が続出し乗れる電車が限られている。乗れる電車をひたすら乗り継いで行ったら、台風の影響で北へ北へと追いやられ…最後に行き着いた場所はココ↓盛岡だった。♪モリオカという、その響きがロシア語みたいだった～♪【「緑の町に舞い降りて」 by 松任谷由美】うーん、一度は来てみたい場所だったがこんな形で辿り着くとは・・・ココに着いた時点で台風に追いつかれ、この先電車は不通。本州の北端まで行こうかと思ってたけど、ここで限界となった。仕方なく、横なぐりの雨の中を市内観光。“岩手”の語源となった鬼の手形がある大岩と旧岩手銀行（東京駅と同設計者）　夕飯は迷うことなくココ↓で盛岡冷麺。ダシが効いてて思いのほかウマい！　毒を食わば皿まで。勢いで名物じゃじゃ麺とチータンタン（卵スープ）の連ﾁｬﾝ！　ううう、食べ過ぎてお腹いっぱい…でも、じゃじゃ麺＋チータンタンで500円というのは激安。じゃじゃ麺は一度食べてみたかった。てな訳で、いま台風直撃の盛岡近辺をフラフラしてます。探さないで下さい。（って、これからどうするよ？）

2007.09.07

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分相応

『身の丈に合った生活・行動をする』まる嫁には、結婚当初から口酸っぱく言い聞かせているのになかなか身につかない。特に食材に関しては「どーしてこんなモノ注文するの？」と思うようなものがあふれてる。『大地の子の会』とかいう怪しげな（宗教？）団体からいかがわしい食材を定期購入している。どうやら、食べるとありがたいご利益があるそうだ。めちゃくちゃインチキ臭い・・・。そしてめちゃくちゃ高い・・・。それでも毎月カタログ見て、ご機嫌で注文シートを書いている。僕自身、今までの人生ほとんど何も考えずにチャランポランに生きてきた。いい加減で無責任で場当たり的で自分さえ良ければ他はどーでもいいというのがモットー。そんなポリシーのない自分が唯一守ってきたのが冒頭のひとこと。 “分相応（ぶんそうおう）”要するに「身の程を知れ」ってこと。常に自分自身に言い聞かせている。これのおかげで、破滅の人生に陥らずどうにかこうにか生きてこれた。ひとかけらの節度といったところか。ま、これが重要なんだけど。我が家は（食材以外は）貧乏生活を励行しているが、これは僕が社会人生活を始めた頃からずっと続けていること。３６歳までの長い独身生活を通じて『３ない主義』を貫いた。・新車は持たない　⇒　そんな身分じゃない・携帯電話は持たない　⇒　そんなもの必要ない・オシャレな店で外食はしない　⇒　単に食えれば死なない（吉野屋や松屋で十分）その他、お酒は極力飲まず、買い物は極力中古品にして細々と質素な生活をしていた。女の子をだます時も極力お金のかからない方法（ほとんどの場合、荒唐無稽なホラ話し）で済ませていた。口からでまかせ言うだけならタダだから。金がかかりそうなヤツは最初からパス。独身当時、そのような生活を余儀なくされるぐらい経済状態が悪かったかというとそうでもない。３０歳過ぎてからすぐに年収は１０００万円に到達し、さほどお金に不自由しなかった。どこぞやで書いたけど、当時、東京郊外の独身寮に入っており、狭いながら快適な生活。ここの寮費は月々たった５千円也。この中には公共料金（電気・水道）はもとより、駐車場代までもが含まれていた。（なんと、毎月の基本的な生活費がコミコミ５０００円！）税金や社会保険料を差引いたとしても、月々平均６０万円ほどのおこづかいが自由に使えた。別段、結婚する予定もなかったし、将来何か夢を実現するために貯金が必要な訳でもなかった。だから使おうと思えば丸々使えた。実際、周囲の連中は例外なく高級車を乗り回していた。独身貴族とはよく言ったもんだ。それでも僕はお金を使わず貧乏生活を続けた。下手に生活のリズムを崩したくなかったからだ。一旦生活水準を上げてしまうと下げるのが難しい。（これを経済学的に「ラチェット効果」と言う）なにより、自分はそんなご身分じゃない。キャバクラ行ってお金使うよりも、図書館行って頭使う方がよっぽどマシだ。世間がどんなに浮かれようと、自分を取巻く環境がどう変ろうと、そんなもん全然関係ない。お金があろうとなかろうと、自分は自分の尺度で物事を判断し、自分のペースで生きる。それが自分流。それは今でも基本的には変らない。だから我が家は貧乏でいい。最近の若い人を見ていると、自分とは価値観が逆な人が多く、違和感を感じずにはいられない。分相応とは言い難い贅沢暮らし。いや、本人達にそれが贅沢だという意識がないことが問題なのかもしれない。（僕の子供の頃は、おんぼろ白黒テレビでさえ超高級品だった。牛肉なんて年１回）余計なお節介かもしれないが、若い人には「おいおい大丈夫かよ？」と心配になってしまう。節度を持って生きていくことも時には大事なのではないだろうか。ま、他人事だから基本的にどーでもいいんだけど（笑）

2007.08.01

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ブログ名変更

今日、衛生管理者試験の願書交付依頼を出してきた。一応、今の燃えるような堅い決意を忘れないようにブログ名を変更することにした。（おいおい・・・何度目だよ・・・）名づけて　『めざせ！衛生管理者！！』　そのまんまじゃん・・・

2007.06.14

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いつかまた！

召集令状（いわゆる赤紙）が来た。恐れていた事が現実になってしまった。しばらくの間、休みもないし、これまでのように育児もできない。当然、秋葉原に行ってムダ遣いもできない。（笑）ここのブログも当分の間、冬眠させることにした。春になったら再開するのか、永遠に再開しないまま閉鎖するのか・・・コメントいただいてもレスできないかもしれないのでご了承を。ま、とりあえず　「いつかまた！」

2007.03.09

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日銭不足症候群

お金がない！お金がないお金がない何故いつもこう日銭が不足しているのだろうか？今月はついに、お米代が払えなくなりそう・・・我が人生は生まれてこのかた貧乏の連続。ああ、一度でいいから贅沢な暮らしをしてみたい。外食ができて、新車を買って、携帯電話を持てるような暮らしを・・・いつかね。

2007.03.05

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発熱

３連休で雪山に行き、散々子供に振り回されたそして、寒さと疲れと寝不足で僕が発熱してダウン体調は最悪。でも心を入れ替えた僕は、週明けしぶしぶ会社へ行った。会社へ行ったら行ったで、団塊世代オヤジから罵倒された。曰く「おまえら事務屋は全く分かっちゃいねえ。やることが全部事務的なんだよ！」事務屋が事務的で何が悪い。たかが仕事ごときで熱くならないでよ。こう見えても、事務屋の中じゃ格段にユルいんだぞ、オレは！（自慢にならん…）心身ともに疲れ果てたこんな日は早く寝るに限る。体力回復してなんぼですから。おやすみなさい・・・【雪山で調子に乗ってる我が子たち】 keiちゃんは雪山ﾃﾞﾋﾞｭｰ　

2007.02.13

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今が一番

過去どんなことがあったか、今どんな状況かそれは人それぞれ違うだろうから、他人のことはわからない。しかし、自分に限って言えば自信を持って断言できる。現在、今こそがこれまでの人生で一番幸せであると。確かに、過去の一時期楽しかった頃を思い出すこともある。でも、それは単に“懐かしい”だけ。自分は生まれてから今に至るまで、どんどん良くなってる。ろくでもない人生をクズのように生きるはずだった僕には望外の状況。とてもかわいい２人の子供とほどほどにかわいく良心的な嫁に囲まれ、身分不相応の家に住み、生活上の不安は皆無。元々他人と接してないから対人関係の悩みもなければ、各方面からいわれない金銭の支援を受けているからお金の心配もない。仕事が無いのは単なるご愛嬌で、たいした問題じゃない。あとは人生、どうやってこのまま逃げ切るか。それが問題だ。振り向くと不幸が駆け足で迫ってくるから、常に逃げ続けなければ。とにかく、今が一番！！！　これまでも、これからも。

2007.01.24

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君への思い、君からの思い

今日、とある場所で講演会を聞いた。　題目は「メンタルヘルス」山本先生という精神科の産業医が話をしてくれた。（結構有名な人らしい）話の内容は、職場や家庭における“うつ病”や“自殺”等をどう回避して健康的な生き方をするかというもので、たいへん有意義なものだった。その話の中で“今日、家に帰ったら奥さんの目を見て笑顔で話しかけてください”というものがあったので、早速家に帰ってまる嫁に対して実践してみた。すると・・・『不自然に優しくするのは何かを企んでるからでしょう。』そして・・・『わかった。・・・また家出するつもりね。』山本先生！こんな家庭なんですけど、精神衛生上どうすれば良いのでしょうか！？

2007.01.16

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お正月

年末年始にやったこと「家の片付け」と「子供の世話」・・・以上ここ１０日間で、半日ほどの自由時間ももらえなかった。悲しい。子供と一緒に散歩行ってこいとか、子供の面倒見てお留守番してろとか。まる嫁が自動車の運転したいとかで、教習所へ通い始めたので必然的に子供とお留守番。嫁は、免許は持ってるがペーパードライバーだった。いきなりはコワイとかで実習に行ってる。数回の練習で数万円かかるという。（⇒いつもながら、我が家の金喰い虫）そんなわけで、何もせずに正月が終わってしまった・・・。

2007.01.08

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謹賀新年

あけましておめでとうございます今年も当『黒犬の館』ブログをよろしくお願いいたします。【元旦なので今年の目標を】１.今年こそマジメに働く２.毎月のおこづかいを１０万円以上にする３.消費生活アドバイザーの二次試験に合格するまあ、今年は現実的な線でいきましょう。考えてみたら妻子持ちだったし・・・（忘れがち）

2007.01.01

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クリスマス・イブ

今日は１２月２４日、世間的にはいわゆる“クリスマス・イブ”その昔の習性でこの季節は、農耕民族から狩猟民族へと大変身し、燃えたぎる欲情を本能の赴くままに・・・って、今じゃやつれたオヤジの空回り。妙にドキドキするだけで、意味のない高揚感が消化不良のまま消えていくだけ。あ～あ、嘘八百を並べ立てて女の子を手当たり次第騙していた頃が懐かしい。こんなことなら、１度でいいから若い頃にクリスマス大豪遊をしておくべきだった。で、今年のクリスマス週末は、なけなしの金を握りしめて街へと飛び出そうとしたら、まる嫁がキレそうになり自宅待機を命じられた。仕方なく、家族同伴でクリスマス気分を味わうために多摩某所へイルミネーション見物。【ライトアップされた街路樹と巨大化したバケ猫】　なかなかキレイだけどね。１０年前にこんなのがあればなぁ・・・【喜ぶ（一応喜んでると思う）我が子たち】　今年の話題といえば、ゆうちゃんがクリスマスを初めて認識したこと。なんと、彼の手製のクリスマス・グッズ↓が登場！　ま、これで善しとするか・・・。てなわけで、みなさんメリークリスマス　良い一夜をお過ごしください

2006.12.24

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のだめ

今週の日曜日の夕方、ゆうちゃんと川へ散歩に行こうと家の前の角を曲がったら燦々と路地が照明に照らされている。すかさず、ゆうちゃんが「お日さま、明るいねぇ～」と言う。・・・違うんですけど。何かの撮影現場でしょ。そういえば、数日前にポストに撮影予告が入っていた。我が家の区画はロケーションが良いので年中ドラマや映画の撮影が行われている。（スタッフが事前に挨拶にやってきてお菓子とか置いていくこともある）今回の撮影は、ドラマ「のだめカンタービレ」我が家から数軒向こうの家を借りて撮影を行っているらしい。うーん、今回は“のだめ”か。テレビ版は全然見てないけど、原作マンガは我が家で大ヒットだった。なんと言っても、我が家の嫁さんはアマ・オーケストラ所属。（現在、育児休養中）かなり「ツボ」だったみたいだ。全巻借りてきたら、爆笑して読んどった。なんでも、監修してる人に知り合いがいるとかで。この世界って結構狭いらしく、助っ人でオケを掛け持ちしたり交流が盛んだそうだ。先日のヘーベル・クリスマス会（オフ会）でも、アマオケで活動中のかめ奥さんと共通の友人がいるとかで盛り上がっていた。子供が生まれてからクラシックのコンサートに全然行けなくなったけど、一息ついたらまた行きたいな～。って、その前にまる嫁の演奏活動復帰が先か・・・。

2006.12.15

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すみません

現在、猛烈な頭痛に見舞われ活動停止中です。めまいと吐き気に苦しみ、のたうちまわっております。しばらくレスできない状態ですので、失礼をお許しください。申し訳ありません。

2006.12.05

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特攻兵器『回天』に想う

１週間前の日曜日にＴＢＳで『僕たちの戦争』というドラマが放送されていた。まる嫁が見たいというので、つきあって見た。（見た人います？）戦時中の特攻隊員と現代のフリーターがタイムスリップで入れ替わってしまうという物語。コミカルなタッチの中に戦争の不条理さと現代社会の病巣をはめ込む手法で、ドラマとしてはまずまず楽しめる内容だった。このドラマの主人公は最後に人間魚雷“回天”に乗って敵艦に突っ込んでいくが、最近公開された映画『出口のない海』も人間魚雷“回天”の話しらしい。うーん、これは“回天ブーム”が来るかもしれないなぁ。あ・・・すみません。別におもしろおかしく話すつもりはないです。僕としては、我々世代には常識として知っている“回天”も世間一般には意外と知られてなかった現実に驚く。僕がこの恐ろしい兵器の存在を知ったのは小学校４年生の頃。そのあまりの理不尽さに子供心に戦慄をおぼえた。当時調べた時、同じような兵器がイタリア海軍にもあったことを知った。もっとも、イタリア海軍の人間魚雷は“回天”に酷似しているものの、港に忍び込んで爆弾を仕掛けた後に逃走するという一応「生存前提の兵器」だったらしい。そういう意味では１人乗りの小型潜水艦というべきものだろう。皮肉なことに、どう考えても失敗しそうなイタリア海軍が結構大きな戦果をあげたわりに、一撃必中の特攻兵器“回天”はさほどの戦果をあげなかった。何故か？そりゃまあ、発射すれば人間が乗っているのだから当る可能性は高くなるが、それ以前の問題として、母艦（潜水艦）が敵にたどり着く前に撃沈されてしまっては仕方ない。同じようなことが、特攻兵器“桜花”にも言えた。この“桜花”は小型グライダーに１．２トン爆弾を仕込んだ自爆兵器だが、特徴的なのはジェットエンジンを積んで１０秒間だけ噴射できること。基本的に自力で飛行できないため、敵の近くまでは爆撃機の腹にコバンザメのように吊り下げて、切り離した後はジェットの推進力で加速し突入しようというもの。いかにも愚かしい本末転倒な作戦であるが、案の定、敵に近づく前に重くなった爆撃機がバタバタ撃墜されてほぼ全滅。終戦までに２００機（支援機含む）ほどが出撃するも、小型艦船を２、３隻撃破した程度で大した戦果はなかった。特攻兵器“桜花”はアメリカ軍からは“ＢＡＫＡ　ＢＯＭＢ（バカボン）”要するに“バカ爆弾”と呼ばれ、嘲笑の対象となっていた。正規の軍隊扱いではなく、「自爆テロリスト」とさえ呼ばれていた。特攻兵器で死地に赴いた若者の無念さはいかばかりであろう。まあ、当時の認識からいくと、アジアは搾取の対象であり、アジア人はサル以下の下等人種ということだった。当時アメリカで流行った言葉にこんなものがあった。『最も良い日本人は、死んだ日本人だ』別に戦争を美化するつもりも肯定するつもりもないが、当時のそんな状況を考えると戦争に突入していったのは仕方ないことなのかもしれない。なにしろ、『ハル・ノート』を見ても分かる通り、相手はまともな話合いをする気など毛頭なかったのだから。ご存知の通り『ハル・ノート』はアメリカ国務長官ハルが突きつけてきた対日１０ケ条のムチャな要求で、戦後の東京裁判において戦勝国側の裁判官でさえ、「このような要求が突きつけられれば世界中どんな国家でも戦いを選ぶだろう」と呆れさせた内容だ。この『ハル・ノート』と対日封鎖によって、話合いによる解決など不可能な状況だった。根気よく話し合うべきだったと言うヤツもいるが、計算上、残り１年半で国家滅亡なのに話合いを拒絶した相手と話し合うなんてムリでしょ。驚くべきことに、戦争のきっかけとなった『ハル・ノート』を作成したアメリカ国務長官ハルは、その功績によって、終戦と同時に「ノーベル平和賞」を受賞した。戦争を引き出し、日本を敗戦に追込み、戦後統治の枠組みを作って世界平和に貢献したというのが受賞理由だろうか。絶句・・・！　悪い冗談としか思えず、開いた口がふさがらない。戦後アメリカ型民主主義の洗礼を受けた現代人は「戦争はんた～い、話し合いさんせ～い」とバカのひとつ覚えのように繰り返す。別に戦争反対でいいし、僕自身、戦争なんてまっぴらゴメンだが、反対するなら先の戦争のことぐらい少しは知れよ！と言いたい。キチガイじみた特攻兵器に乗せられて死んだ若者もいれば、「話合い」を通じて戦争を引き出すことに成功しノーベル平和賞を受賞した奴もいた。滅亡の瀬戸際から国家を救おうとして最大限和平交渉をしつつ、“騙し撃ち”の汚名を着せられた外交官もいた。平和を目指すのは大賛成だが、その前にちゃんと学んで欲しい。日本の過去を最低限。過去を知らないで未来の平和なんてありえない。（・・・と思うんだけどね。）

2006.09.24

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富士遠征（後編）

忍野おさかな公園でたくさん遊んだ後は、樹海のキャンプ場へ。でも、バーベキューなんぞやるだけの財力も甲斐性もないゆーのす黒は単に泊まるだけ。今夜の宿はトレーラーハウス。（キャンプは雰囲気だけ）このトレーラーハウスって、車で引っ張れるキャンピングカーというか何と言うか・・・うまく説明できない。参照【外観はこんな感じ】【中はこう】【区切られた寝室がある】【キッチンやテーブルもある】　【ロフトもついてる】トイレや浴室もあり、一応、大人が８名泊まれる結構豪華な施設になってる。夏のトップ・シーズンでもあり、正規料金は１棟１泊で３万２千円だそうだ。８人で泊まって１人当り４千円という計算なのだろう。で、ゆーのす一家は１泊コミコミ１０００円で泊めてもらえる。お金がないのだから仕方ないとはいえ、正規料金って一体何？と疑問に思えてしまう。世の中っていろいろと不公平にできている・・・さてと、夜になったがＢＢＱをやらない僕らは何もやることない。子供達も早く寝てしまい、仕方なく僕もまる嫁も早寝することにした。zzzz・・・翌朝は当然のごとく、早朝から子供達に叩き起こされる。仕方なく恒例の“朝練”をすることにした。森の中をランニングね。keiちゃんはともかく、ゆうちゃんはもう２歳なんだから容赦なく走らせる・・・と、ゆうちゃんがしばらくすると突然コースを外れていく。どこへ行くんだ？池だ。ゆうちゃんの大好きなカラーボールもある。『そぉーれ！そぉーれ！』と自ら掛け声をかけながら狂ったようにボールを投げるゆうちゃん。・・・３０分経過。コイツ、飽きるってことを知らんな。ゆうちゃんに惹かれて、どこぞやの小学生の女の子が「かわいい」とボールを集めてくれる。そして、さらに調子に乗ったゆうちゃんは『そぉーれ♪そぉーれ♪』とボールを投げる。もう勝手に永遠にやっててくれよ・・・と思ったその時、ザブンと水が大きくはねる音。ご好意で一生懸命ボールを集めてくれてた女の子が、ゆうちゃんのために夢中になりすぎて、遂に池に落ちてしまったのだ。ゲゲゲ！　ゆうちゃんを抱えて逃げるゆーのす。ゴメンネ、お嬢さん。うちのコは女泣かせなんよ。そして、地元朝採りの１本１００円のトウモロコシを朝飯にして周囲をウロウロ。この時点で予算も尽きてきたので家に帰ることにした。やっぱ、我が家にいるのが一番だね～。過程は違えど、結論はkieさんと一緒です・・・。（めでたし、めでたし）

2006.08.30

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富士遠征（前編）

最近、傍若無人のふるまいが目立つゆーのす黒に対して家族の皆さまから批難が噴出。仕方ないから、今回はめずらしく家族で遠征するという企画になった。（おいおい）行った先はなんとなく富士山。選んだ理由は、我が家からは車で１時間半という手軽さ。とにかく、お金がないんだから入場料とかがかからない場所ね！そう言えば、先日の三島遠征の時も新幹線に乗れなかった。お金がなくて。ヘーベリアンの皆さんは午前中に静岡に集合したらしいけど、僕には絶対ムリ。帰りに三島駅まで一緒だったkieさんが「あれ？ゆーのすさんも新幹線じゃないの？」と言ったけど、恥ずかしくて「お金がないから乗れませぬ」とは言えなかった。普通列車で三島まで往復するぐらいが限界。とにかく日銭が枯渇してる。で、富士山遠征で行った先は『忍野　おさかな公園』ネットで入場無料の公園を検索したら、ここが目についた。よっしゃぁ！無料無料！！！　ゆうちゃん、keiちゃん、ここでいいよね。ＧＯＧＯ！アッという間におさかな公園到着。“富士の名水”で有名な忍野八海の湧き水を利用した新しい公園。これが意外にもいい。水族館とかも併設され、子供用の滑り台や水遊び場もある。ガキどもがキャッキャ言いながら泳いでるんで、ゆうちゃんも水の中に叩き込もうとすると、水がハンパじゃなく冷たい！（富士の湧き水だから当然か・・・）よくこんな所でガキども平気な顔して泳いでられるなぁ。まる嫁も足だけで１分も我慢できず悲鳴をあげてリタイア。【湧き水の出口でカッコつけるゆうちゃん】　　　＜ゆうちゃんも２歳半になりました＞【水温を確認。コイツ意外に慎重派】【調子にのってご機嫌なkeiちゃん】　　　＜keiちゃんも生後８ケ月になりました＞【最近、絡むようになった兄弟】こりゃ、いい暇つぶしだわい。タダって素敵。ゆうちゃんも川の魚をワシ掴みにして大喜び！（ちょっとやりすぎ・・・）

2006.08.29

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新規パソコン導入計画（予算１万円）

先日、ネット環境に異常が生じてインターネット接続ができない時期があった。原因はヤフーＢＢのモデムの不具合。交換してもらったら直った。んーーーー、でもこれを機会にそろそろパソコンをなんとかしたいなぁ～。だいたいさ、３年前にジャンク品で組んだ自作パソコンは既にその時点で時代遅れ。いまどきペンティアム３の８００Ｈｚなんて生きた化石だよ。（440BXマザーもね）ＨＰ更新も重くなりすぎて、異常に反応が鈍くなり放置状態。最近はブログに逃げてる。そもそもハードディスクを内蔵３８０ＧＢ（６０ＧＢ＋１２０ＧＢ＋２００ＧＢ）に増やしてしまった時点で荷が重い。外付け１２０ＧＢのハードディスクもあるし。よーーーーし！ここはひとつ、パソコンのリニューアル計画を実行だ！！！・・・って気勢を上げたら、かたわらで「お金ないからね。」と冷ややかにまる嫁。どうやら彼女にとっては、メールとネットさえできれば他はどーでも良い問題らしい。なんという夢のないヤツ。お前、よくそれでオレの嫁がつとまるな。とはいえ、確かに考えてみれば今の僕にはお金がない。先の家出で使い果たした。正確に言えば、日銭にさえ苦労している。うーん、どうしよう。ここはひとつ、出せる予算内でなんとかするしかない。とりあえず、お誕生日のお祝いをせびって１万円をＧＥＴ！よっしゃぁ！予算１万円で最新パソコン（は無理だからそれに近いもの）に変身してもらおうじゃないか。いざ、アキバへ出撃！！！【その１】マザーボードまず、「じゃんぱら」でジャンク品のあやしげなマザーボードをあさる。ギガバイト　８Ｉ８４５ＧＥ－ＲＺ　　２，９８０円也付属品は何もなし。説明書もコードもインストールＣＤもなし。単にボードのみ。ま、ＨＰからダウンロードすりゃいいや。と、思ったらこのボードは日本で未販売の物だった！どっから持ってきて売っとるんじゃ？・・・つ、使えるのかコレ？当然、日本語マニュアルがない。仕方ないから英語版の説明書をダウンロードして読むことにした。内容はだいたい分かるからいいけど。ま、配線とかはそれほど複雑じゃないから、ＢＩＯＳの設定さえ分かれば問題ない。（特にオーバークロック関係のところ）ドライバーもダウンロードできたし。【その２】ＣＰＵ次にＣＰＵだ。ソフマップで激安中古品を発見。インテル　CeleronＤ３２０（Prescottｺｱ）２．４Ｇｈｚ　３，７６０円也おお！廉価版とはいえ、新型プレスコット・コアのセレロンＤにＣＰＵクーラーが付属したＢＯＸ品がなんと３，７６０円。中古品とはいえ、何かの間違いじゃないか？あやしげなマザーボードがSOCKET478／プレスコット対応であることを確認済みなので、迷わずコレをゲット！【その３】メモリー最後にメモリーだ。これは何でもいいよ。サムスン　ＤＤＲ　ＳＤＲＡＭ５１２ＭＢ(256MB×２)　　３，３６０円今のパソコンが単なるＳＤＲＡＭだから交換が必要。ちなみにＰＣ２７００の２５６MB（１，６８０円）を２枚デス。あとは、ハードディスクもケースもＤＶＤドライブもモニターも今のヤツを流用。ちなみにＤＶＤドライブはパイオニアの１１０Ｄに交換して片面２層焼きが可能。ＯＳのWindowsXPは再インストールが必要かな。（認証は大丈夫だろうか？）出費は、２，９８０円＋３，７６０円＋３，３６０円＝１０，１００円也ま、ギリギリ予算オーバーだけど、ほぼ予定通り。（見たか、まる嫁！）これでボロパソコンがたった１万円でほぼ最新機種にリニューアル。自作は楽しい。セレロンＤは結構タフらしいので、１．２５倍にオーバークロックして【２．４ＧＨｚ】⇒【３．０ＧＨｚ】で稼動させよう。夢の３ギガ機に挑戦だぁ！！！　さらば、ペンティアム３、君のことは忘れないよ。

2006.08.21

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ブログ名再変更

ちょっと誤解があったようですので、再度変更します。目標の下方修正だと思ってください。２ケ年計画にしました。【今年の目標】一次試験突破【来年の目標】二次試験突破ま、人生は長いですから・・・

2006.08.19

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ブログ名変更

訳あって、ブログ名を変更することにしました。いやなに、微修正ですよ。見ての通りです。決して、後ろ向きになったわけでも、弱気になったわけでもありません。現実派で現状分析が得意なのが僕の長所であり、それを生かしただけです。決して逃げてるわけじゃないことはご理解ください・・・。

2006.08.19

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最後の夜に

一応、区切りってことで。ま、ここまで来ると何も感慨はないケド。昨夜、４年前の大阪で暮らしていた頃の夢を見た。で、今日思い出した。あの日もちょうどこの日だったと。あの頃はまだ若かった。なんと言っても３０代だったし。いまじゃ、４０代も半ばに差し掛かっている。でも、あの頃より今の方が１００倍幸せだ。間違いない。自分は生まれてから今日の日まで、どんどん幸せに向かっている。間違いない。このまま、死ぬまでそのままの方向で行きたい。

2006.08.18

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ＭＹ国家

ある日、外回りの営業員が『ごめんくださ～い』とある家の玄関に入ると、奥で何やら物音がする。何気なく覗いてみると、家主が『お前は我が国“マイ国家”の領土を侵害した』と言いだし拘束される。ちょっと頭がおかしい（と思われる）家主は、自宅が独立国家であると主張し、そこに無断で侵入した営業員はスパイであり国家反逆罪により死刑だという。まともに相手しては危険だと思った営業員は、なだめすかして脱出の機会をうかがうが、ことごとく家主に言いまかされて泥沼にはまっていく・・・。これは故・星新一の小説『マイ国家』のストーリー。小説といっても“ショートショート”だから、どんなに遅く読んでも１０分で読めてしまう。面白いがコワい小説だ。この小説のワンシーンでこんなやりとりがある。『マイ国家などという国を勝手に作ってもそんなの国じゃない』と言う営業員に対して家主は『自宅の土地がある、自分がいる、そしてそこを統治している。領土・人民・主権が存在する以上、国家の要件を満たしている。法律・国歌・国旗も制定した。どこに問題があろうか？』と切り返す。営業員は「うっ・・・」と反論ができなくなる。いや、何故こんな物語を持ち出したかというと、昨日、まる嫁がテレビで驚くべきものを見たといったからだ。とあるテレビ番組で『あなたは国のため（国を守るため）に戦えますか？』という街角アンケートをしていたという。僕が毛嫌いするＴＶ局だけあって、かなりアホな質問だ。ま、結果で言うと日本はＹＥＳが１５％、アメリカの８０％や中国の７０％に較べて低いのは当然としても、その他の国々に比較してダントツに低い最下位。まあ、これが平和国家としてあるべき姿だと言えば聞こえが良いが、現実はどうも違う。多くの若者が「国？そんなもののために戦えないっスよ。」と言っていたからだ。戦うかどうかはこの際、個人の意志の問題なのでどうこう言うつもりはないが、“そんなもの”ってどーいう事よ？言うまでもなく、国とは『領土』『人民』『主権』により構成される共同体である。日本の場合、主権在民（自由意思で決定する権利は国民にあること）が憲法で謳われているため、「自由の保障」も含まれている。そんなことは、小学校や中学校レベルで学んでるはずなのに、ハタチ過ぎの大人がこんな基本的な事を理解していないとは驚きを通り越して呆れてしまった。要するに「国を守るために戦えるか？」という質問は、言い換えれば「自分や家族や友達やその人々の自由を守るために戦えるか？」とほぼ同義であると全く理解してない。“どんなもののためであっても戦いには反対”と言うなら納得できる部分もあるが、“そんなもののためには戦えない”というならお前らそれ以上に大切なモノって何よ？と問いたい。なにも、ＹＥＳが１５％という低さが絶望的なのではない。数字の高い低いの問題よりも、人間としての思考レベルの低さが嘆かわしいのだ。個人的には愛国教育は絶対に必要だと思っているが、その理由はそこにある。国家に絶対的な忠誠を尽くせと言うつもりは毛頭ないが、国を思う気持ちが自由や責任や個人の尊重と決して無縁じゃないことぐらい少しは学んでほしい。星新一が書いた『マイ国家』は国家権力に対する痛烈な批判だという論評もあるが、僕はむしろ国家意識が希薄な日本人への警鐘だと思っている。平和ボケして危機感のカケラもない若者の映像を見るにつけ、ある日突然国家論を突きつけられてうろたえる小説の営業員の姿がダブって見えるのは僕だけだろうか？

2006.08.16

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終戦の日に思う

◆与謝野馨・金融経済財政担当大臣　閣議後会見◆平成１８年８月１５日（火）　午前11時10分～11時21分　金融庁会見室☆日本の戦争責任について☆【記者】よろしいですか。きょうは終戦記念日なんですが、大臣、改めて日本の戦争責任についてはどのようにお考えでしょうか。【金融経済財政担当大臣】けさの読売新聞を拝見しますと、非常に多角的な観点から、なぜ戦争に突入したのかということを分析をしていますし、また、戦争責任というのは、だれか１人というわけではなく、複合的な構図の中で戦争が行われたと……。ただし、２つ私が感じますことは、やはり世界情勢についての分析力、それが全く欠けていたということが１つ。やはり言論統制下とはいえ、政治家は一体何をしていたんだろうかということを強く感じるわけです。その中で、やはり、いわば東京裁判というのは異例な裁判であったということは間違いありませんけれども、やはり国際的に日本が戦争責任というけじめを示すための大事な場であったと思っておりますし、これは国際的なけじめであると同時に、やはりその当時のことを考えますと、やはり日本としてのけじめのつけ方と、そういうふうに思っています。ただ、残念なのは、何となくずるずるずるっと戦争に突入していったという印象が非常に強くてですね、やっぱり国自体が、ま、流されてしまったという、そこは、ま、日本人としては非常に残念だと思っています。－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－言いたいこと、ちょっと言いにくくてストレートな表現を避けてること、それら含めて与謝野氏のコメントは自分の考えに近いので引用させてもらった。僕の認識では当時の日本（政府・軍部）の戦争責任は以下の３点だと思っている。明確なビジョンや分析もなく無謀な戦争を仕掛けたうえ、愚かな作戦立案を繰り返し、自国民に多大な犠牲と苦しみを与えてしまったこと、戦争遂行上の不手際によって、戦場となった国・地域（主にアジア他国民）に対して少なからぬ被害を与えてしまったこと、もう少しだけ加えれば、戦争開始時の通告手続きに国際法上の問題があったこと、当時の状況を考えると責任の範囲はそこまでで、東京裁判でデッチ上げられたような「平和に対する罪」や「戦争を起こした罪」などというものは無いと思っている。正しい裁判ではないにせよ、敗戦国という立場からけじめを示し、復興という現実問題を推し進めるために受け入れざるを得なかったのだろう。Ａ級戦犯といわれる人々が全く無実だったかというと、上記の通り、そういうこともないのだが、Ａ級として裁かれるべきだったかというとそれも違うと思う。（少なくとも、罪が重い順にＡ級戦犯、Ｂ級戦犯、Ｃ級戦犯と決められてると勘違いしている方々にはこの件について何も言ってほしくないというのが正直なところだが。）ま、とりとめもない話しだから、最後に言いたいことを。責任を取るという意味では、最終的には特定の人間が形として取ることになるのだが、“あやまち”というものはいつでも個々の誰かのせいというわけではなく、複合的な要素が絡み合い流れの中で起こるもの。あえて言えば、みんなが悪いということ。日頃は無関心を装い、何かあったら特定の誰かを悪人に仕立て上げそいつらのせいだと短絡的に決め付ける方がよっぽど危険だと思う。これって今の日本も全く同じような気がする。そんな人間にだけはなりたくない。

2006.08.15

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夏の幻影（６）

目が覚めると体の節々が痛んだ。固いベンチで寝ていたからだ。目の前には大きな池が広がっている。人気のない公園の早朝６時。夏の陽射しはこんな朝っぱらから人様の睡眠を妨げる。とりあえず、軽く体を伸ばした後、散歩しながら思い出してみることにした。“ここはどこなのか”すぐに答えは見つかった。公園の案内図があったからだ。大きな池の公園はその名の通り『大濠公園』・・・ああ福岡ですか。東京から遠く離れて西へ西へ。そりゃまあ、西へ行けばいつかは九州にたどり着く。事ここに至っては、さほどの驚きもない。いつの間にか感覚が麻痺してしまったのか、開き直ったのか、あきらめてしまったのか。いずれにしても、妻子あるまともな社会人のやる事じゃないことは確かだ。池の中央にかかる細い橋を渡って、グルっと一周した僕は例のごとくお城に向った。元々、大濠公園は福岡城の一部だったこともあり、お城は公園の隣りにあった。朝の涼しげな木々の散歩道を抜け、誰もいない学校を横目に歩いていくとすぐに福岡城に着いた。石垣に囲まれた緩やかな坂道を登っていくと、天守台にたどり着く。今は石垣だけで天守閣はないものの、ここがお城の中で一番高く、博多の街を一望できた。ふと視線を移すと博多港にかかる「荒津大橋」のユニークな姿も遠望できる。さてさて、これからどうするかな？のんびりと時間をつぶしながら、僕は冷静になって考えてみた。どうするもこうするもない。仮にも家出してるわけだから、そのコンセプトはただ１つ。“行ける所まで行く”ハイ、決まり。じゃ、次は西鉄に乗って熊本方面に向おう。地下鉄に乗って２駅、「天神」で降りて地上に出るとそこに西鉄・福岡ターミナルがあった。おお！すごい都会じゃないか！どうやらこの近辺が博多の中心地であるらしい。ここで昼食を取って、しばし繁華街を歩いていた僕はある所でイヤな予感がしてふと足を止めた。・・・電光掲示板に流れるニュースが、台風の接近を知らせていたのだ。ヤ、ヤバイな。九州の台風・・・毎年、洪水で大変な事になるんだっけ？このまま熊本に向えば、自ら台風に突っ込んでいくことになる。公園で野宿なんかしてる場合じゃない。こんな僕でも命は惜しい。潮時かな・・・と思って見上げると、タイミング良くチケットショップ大黒屋のオレンジ色の看板が目に入った。お金がない僕ではあったが、仕方なく奥の手を使うことにした。例の『返済不要のカードローン』・・・このカードで借金しても一生涯返済の必要がない。僕は借入枠を１００万円ほどに設定しているが、使いだすと際限なく使ってしまうため、極力使わないようにしている。返さなくて良いだけにかえって危ない。しかし、背に腹は返られない。（？）近くのＡＴＭでキャッシングすると、大急ぎで東京行きの航空券を買った。福岡空港は博多繁華街から地下鉄で１本。意外にもアクセスは良好で、あっという間に着いた。さすがにお土産に食い物を買って帰らなければ、まる嫁の機嫌も悪かろう。家出してもう何日も連絡してないし。ふんぱつして、銘菓「鶴の子」と明太子を買った。こうして、僕は夕刻の福岡空港を後にした。今までの延々とした電車の旅はなんだったのだろう？なんと、飛行機でたった１時間４０分で東京まで戻ってきてしまった。あまりに呆気ない幕切れに急に覚めてしまった。夢から現実に引き戻される瞬間を味わったというべきか。羽田空港から電車を乗り継いで家に帰る。５日ぶりの我が家。「ただいま～」と家のドアを開けると、ゆうちゃんがすっ飛んで来て、「おとうしゃんがガッコーから帰ってきた！」　わーいわーい、と大喜びする。あのなぁ・・・ガッコーじゃないんだけど。続いて、まる嫁がkeiちゃん抱えて「あら帰ったの。どうだった家出？楽しかった？」と言う。「明日からちゃんとお勉強よ。消費何とかアドバイザーになって大儲けするんでしょ？」はぁ、そうだった。忘れてたよ。ていうか、他に何かないの？「心配してた」とかさ。（苦笑）ま、こういう所がおおらかで大陸的なまる嫁の良いとこなんだけどね。かくして退屈な日常生活に戻った僕は、次なる家出のチャンスを虎視眈々と窺うのであった。今度は“北へ”・・・（おわり）

2006.08.10

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夏の幻影（５）

小高い山の上にお城のようなものが見えたので、僕はとっさに電車を降りた。お城・・・だよな？ちょっとチャチな感じもするけれど・・・ま、いっか。どうせ目的地があるわけでもあるまいし。風に吹かれて気ままに放浪。こういう時、一人だと気が楽だ。さすがに、ゆうちゃん（２歳児）keiちゃん（０歳児）を連れていたらこうはいかない。そもそも、電車好きなゆうちゃんはともかく、keiちゃんが２時間も３時間も各駅停車に揺られたらどんな大変な事になるか想像もしたくない。ここはどこの駅だろう？この数日、何度も繰り返した問いをまたつぶやいてみる。もうどこでも驚かない。駅の看板を見た。尾道・・・尾道ですか。ついに広島県まで来てしまったか。プチ家出（いや、今や放浪）を始めて４日目にたどり着いた場所は「時をかける少女」の舞台、海と坂の町『おのみち』。おととい、明石のマンガ喫茶で一夜を明かした後、素直に西へ向うと決めてから姫路⇒岡山と流れてきた。そして今日、車窓からお城が見えたらそこで降りようと決めて電車に揺られていた。途中、福山でもチラっと駅前にお城が見えたが、一歩遅れで降りそこねた。今の時期、ありがたいことに「青春１８きっぷ」が使える。普通電車に乗る限り、この切符の他は何も必要ない。要するに乗り放題。ただし、特急に乗れないので遅いのが玉にキズ。尾道駅前の信号１つ渡るとそこはすぐに海だった。向こう岸はその名も「向島」でこの間の細い海の道は、俗に“尾道水道”と呼ばれているらしい。海沿いの道をしばし歩いた僕は、１件のラーメン屋を見つけた。　尾道ラーメン『つたふじ』お昼時ではあるが人が並んでるところを見ると有名店なのだろう。せっかくだから、僕もご当地ラーメンを食べることにした。　・・・美味い！醤油味を基本として、豚の背油を細かく微塵切りにしたスープは意外にもあっさり懐かしい味がした。（スープだけもらって帰る地元民もいた）昼食を終えた後、今度はＪＲ線北側の坂道をブラブラ。尾道は、商店街が密集する“海の町”と宅急便のＣＭでも有名な“坂の町”が狭い地域に寄り合っている。山が海の近くまでせり出して、ＪＲ線を挟んで対峙していると思えば分りやすい。僕はこの町全体を俯瞰したくなり、ロープウェイで山頂に向った。途中、どんどん視界は開け、つづれ折る瀬戸内の島々が姿を現した。眼下に尾道の町を見下ろし爽快な気分になった。何故か、この景色を見ただけで満足した僕は、チャチな（失敬）お城に行く気分も薄れ、そのまま『文学のこみち』を歩いて山を下った。“西へ行く”と開き直ったものの、いったい自分はどこまで行くのか見当もつかない。坂の中腹にある志賀直哉・旧居の軒下に座って涼を取りながら、ふと目の前に今の自分を端的に表す文字を発見した。『暗夜行路』の碑目の前真っ暗。そのまんまじゃねえか・・・。人生はいつも暗中模索。（つづく）

2006.08.09

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夏の幻影（４）

三ノ宮（神戸市）のアーケード・モールで我に返った僕は、自分のいる場所を知って激しく動揺した。出来心でプチ家出をしたつもりが、意図に反して思いもかけず西に流れてしまった。それどころか、いまや状況的には「放浪」にさえなりつつある。こんなつもりじゃなかったんだよ。ほんの軽い気持ちだったんさ。僕は悪くない。そうは言っても、東京に帰るつもりが神戸にいるという現実は変えようもない。厳しい現実を突きつけられて僕は頭を抱えてしまった。精神的に追いつめられた僕は、動揺を静めるためにどうすれば良いか考えた。とりあえず一息つこう。そう思ったが、それにはちょっと問題があった。その理由は・・・神戸には「お城」がない。前述した通り、僕は見知らぬ街に行くとまずはお城をさがして、そこで一息つくことを習性としている。しかし、神戸は港町でここにお城なんてない。クラクラと目眩がして、再度、僕は不安と絶望に支配された。とりあえず、ＪＲ三ノ宮駅に行って駅員に尋ねてみた。　「ここから一番近い城はどこ？」駅員はこんな質問に今まで遭遇したことがなかったのであろう。面食らって驚きの表情をみせながらも、ちょっと待ってくださいねと時刻表の地図を開いた。昨年、多数の死傷者を出した尼崎脱線事故以来、ＪＲ西日本の駅員は妙に親切になった。以前ならこんな訳分らない質問にはまともに答えてくれなかっただろう。しばらくして、ここなんかどうでしょ？と駅員が言う。指先には「明石」という名が示されていた。新快速に乗って姫路方面に行けば、三ノ宮からものの１５分程度で着くという。うっ・・・また西へ行くのか。東京からどんどん離れていくような気がする。でも、贅沢を言ってる暇はない。このまま狂い死にするよりかマシだろう。ここまで来たら五十歩百歩のような気もする。駅員に礼を言って、素直に明石へ行くことにした。新快速に乗ろうと思ったが、先に各駅停車が来たのでそれに乗っていった。そしてほどなく明石に着いた。確かに、駅のホームからすぐ目の前に明石城が見える。僕はようやく動揺が引いていくのを肌で感じた。明石の城は駅の北側、道路１本渡ればすぐお堀。城址公園に入ると小高い丘の上に櫓が２つ並んでいた。登ってみると、これが見晴らしバツグン。ちょうど櫓と櫓を結ぶ土塀の部分に見晴らし台があり、遠く瀬戸内海の島やそこに向けてかかる明石大橋も展望できた。相変わらずセミの声は耳の奥まで響くけど、ちょっと曇ってきたおかげで、丘の上は意外に良い風が吹いている。冷静な思考を回復した僕は、今後の身の振り方についていくつかの選択肢を考えてみた。１．このまま勢いにまかせて西へ下っていく。２．いっそ海を渡って四国に進出する。３．ペンちゃんの家を探し出して泊めてもらう。（笑）さあ、どうする？どうする？　（・・・って家に帰る選択肢はないんかい）（つづく）

2006.08.08

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夏の幻影（３）

去り行く車両の後姿を見送り、ハッと我に返った。ここはいったいどこ？周囲を見渡しても見たことのない風景だ。いま乗っていたあれは何だったんだろう？急いで駅の看板を探すと、『貿易センター』と書かれていた。どうやら目の前に見える建物が貿易センタービルらしい。ホッと一息ついた。貿易センタービルといえば東京・浜松町。ってことは、さっき降りた乗り物は東京モノレールだろう。東京に帰ってきたということだ。・・・いや待てよ、モノレールにしてはレールがなかったぞ。どちらかといえば、新都市交通システム“ゆりかもめ”って感じ・・・ん？我が子ゆうちゃんとよくビデオで見る“ゆりかもめ”とは色も形も違うじゃないか。何かがおかしい。頭がぐちゃぐちゃに混乱してきた。とにかく駅をおりて、周囲を歩いてみよう。改札には『貿易センター』という駅名の他に【ポートライナー】という表示が。？？？しばらく歩くと、この街が整然とした街並みであることに気付いた。結構、建物も新しいものが多く、概してキレイだ。海が近いのか、潮風を感じる。さらにフラフラ歩いていると、大きなアーケードモールにたどり着いた。そして、そこで衝撃的な文字に気付く。　『三ノ宮センター街アーケード』♪お揃いのシャツで三ノ宮　けれど顔さえ見れず　真っ赤な六甲を背に港へ　続く道歩いた　黙ったままで♪【平松愛理「南町から」1996年】よ、要するにここは神戸じゃねえか！さっき乗ってたポートライナーって“ポートピア（現ポート・アイランド）行き”の無人交通システムだったのか！そして降りた駅は“神戸”貿易センター・・・。そう言えば思い出したよ。昨日、三重県の津から東京に帰ろうとして電車に乗った。とりあえず、名古屋まで出るために近鉄線のオレンジ色の特急に飛び乗った。で、終着駅で降りてみたら何やら雰囲気が変だ。何がおかしいかって、あるはずのＪＲ名古屋駅がない。駅名を恐る恐る確認してみたら、『近鉄・難波』・・・。ショッッッック！！！名古屋に行こうとして、反対方面に乗ってしまったのだ。すぐ寝て気付かなかった。よくよく電車を確認してみると確かに「難波行き」となってる。難波といえば、大阪の中心地じゃねえか。思いもよらず西に流れてしまった。もしかすると、潜在的にそれを望んでいたのかもしれない。とにかく周囲は既に暗く、夕飯までに東京の家に帰ることはもはや絶望的な状況となった。それどころか、お金をほとんど持っていない僕は今夜の宿泊場所の確保が現実に差し迫った問題だ。仕方ない・・・僕は御堂筋線で「動物園前」まで行き、新今宮周辺の簡易宿泊施設を探した。あるある、手ごろなヤツが。１泊だいたい千円前後。僕は、個室（といっても３畳）でちょっと贅沢なマット付きの部屋を選んで宿泊することにした。料金は１泊１２００円。なんとなくリッチな気分になった。が、いつもと状況が違うからか、精神的プレッシャーからか、朝起きてみると、どうも頭がスッキリしない。どこかの地下鉄であずき色の電車に乗ったところまでは憶えているのだけど、次に気が付いたら冒頭の光景だった。おいおい・・・だんだん東京から離れてるじゃねえか。どうするよ？（つづく）

2006.08.07

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夏の幻影（２）

無人のホームで無限とも思える時を待ちぼうけ。そんな時に、ふと気づくとユラユラ人影が１つ近づいてくる。和服姿の女が、その出で立ちとは全く不釣合いなほど鮮やかな真っ白い日傘をクルクル回しながらホームを歩いて来た。僕は呆然としながらも“人が来たということは電車も来るのだろう”とおぼろげに思った。きっとここはそういう場所なんだ。そして、予想通り小さな２両編成のローカル線が長いホームの真中に停まった。乗り込むと何故か電車なのに整理券を取ってくださいという。きっとここはそういうのが普通なんだ。津に着いた僕は、条件反射的にお城を探した。子供の頃から全国城巡りをしてきた僕は、見知らぬ町に着くと必ずお城を探す悲しい習性が身についている。そして、ここでも見つけた。戦国武将・藤堂高虎の居城、津城跡。広い城址公園はうっそうとした木々に覆われ、セミの声だけが響き渡っていた。平日の昼下がりだからなのか、普段からそうなのか、ここでも人の姿が見えない。とりあえず、石垣の上の木陰でペットボトルのお茶を飲み干しホッと一息ついた。そして、やっと思考回路がつながった。一向に仕事をしない僕の態度を今朝まる嫁から叱責され、逆上した僕は「家出してやる！」と言い残して、泣きながら近くの駅から電車にとび乗った。僕はキズついた。そして、どこをどうさまよったのか自分でも分らないまま気がつくとここにいた。家を飛び出す直前のまる嫁の言葉が耳の底に残っている。「家出するのはいいけど、夕飯までに戻ってらっしゃいね。」そうだ、今日の夕飯は僕の大好きなカレーライス。食いそこねるわけにはいかない。帰ろう、東京に。駅への道すがら、すごい名前の店を発見した。リサイクル・ショップ『チェルノブイリ』・・・ここでまる嫁への土産を買っていくことにしよう。きっとどこまで行ったか気付くまい。“どこまで家出してたの？”と聞かれたら“ウクライナ”とでも答えることにしよう。さて、今日中に家までたどり着けるだろうか？文無しの僕には新幹線に乗る金もない。夕飯はあきらめて、いっそこのまま真夏の放浪を続けたい衝動にかられる。西へ。・・・どうしたものかな。（つづく）

2006.08.04

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夏の幻影（１）

ふと気付くと、見知らぬ駅のホームで一人たたずんでいた。梅雨明けの焼け付くような日差しが容赦なく降りそそぐ昼下がり。奇妙な事に、僕以外に誰一人として人影が見当たらない。“いったいここはどこだ？なんでオレこんなところにいるんだろ？”駅員に聞こうと思って改札行ったら、何故かそこにも人がいない。どうなってんだ？仕方なく駅の看板を探してみたら、ようやく見つけた。はぁ？・・・あこぎ？「アコギな真似」「アコギなヤツ」・・・うん、まあ僕にはお似合いの名前かも。いやいや、そうじゃない。三重県だって？なんでこんな片田舎に僕は立ってるんだろ。うだるような暑さとセミの声で思考回路が麻痺した僕にはいくら考えても分からない。とりあえず、近くの町に行かなければ。最寄りの町は「津」らしい。で、駅のホームで電車を待つ。　　　来ない。ひたすら待つ。　　　　　　　　　　　　来ない。３０分以上待つ。　　　　　　　　　　　来ない。僕はめまいを覚えて気を失いそうになった。（つづく）

2006.08.03

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むささびビール

先日の『しらすビール』に続き、今日新宿でこんなものを見つけた。その名も『むささびビール』。（新宿南口・宮崎物産館にて販売中）売り文句はこう。“最上級の宮崎産むささびを贅沢に丸ごと１匹使用しております”おいおい…おいおいおいおい…ビールの原材料にむささびなんか使うなよ！気持ちワリィじゃねえか！！！↑すみません、原材料の話しはウソです。作り話でした。そうだったら面白いなぁ、と・・・。宮崎県民の方々ごめんなさい。多分、むささびは入ってないと思いますので、通販で１本いかが？

2006.07.29

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ネット断線

＜お知らせ＞ネット環境が突然不調になってしまったので、回復するまでお休みします。梅雨休みだと思ってください。一応・・・元気で生きてます。相変らず、仕事とお金は無いけれど。

2006.07.20

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リベンジ江ノ島（生しらす編）

昨日７月８日（土）は、またまた江ノ島に行ってきた。つい最近、行ったばかりなのにまた行く事になった理由は２つ。その１）ゆうちゃんが最近、連日のように「湘南モノレール乗りたい！」と言うから。その２）まる嫁が先日食べそこなった「生しらす丼」がどうしても食べたいと言うから。ま、どちらにしても、どーでもいい理由により再度行くことになった。実家に帰れば、うちの両親も喜ぶしね。まず、湘南モノレール。私、２０数年ぶりに乗りましたよ。ええ、存在すら忘れてたから。このローカルなモノレールの事を知ってる人はよほどの湘南通。大船から江ノ島まで約１５分ほどで結んでいるんだけど、改めて乗ってみるとこれが結構面白い。おいおい、大丈夫かよって場所をスリ抜けて走ってるし、あやしげな雰囲気がプンプン。そもそも終着駅が“ショッカーのアジト”みたいな所なのだ。まるも「遊園地の乗り物みたいで病みつきになりそう」と言うぐらい。もちろん、ゆうちゃんも大喜び！【ショッカーのアジト江ノ島駅】　何故か山をくり抜いた所にある次に、生しらす丼。前回は潮の加減が悪く水揚げされなかったので食えなかった。生しらすは当日の朝とれたもの以外は鮮度が落ちてまともに喰えないらしい。今日はどうだろうか・・・不安を胸に江ノ島に着くと、あった！！今日は大丈夫。喜びのあまり踊り狂うまる嫁。まる嫁は生しらす丼を食べ、僕は生しらす単品を食ってみた。生しらすは透き通るような生の小魚がゴチャとしていてポン酢でそのままいただく。う、う、ウマイ！！！なんじゃコリャ？全然さかなくさくない。あっさりとしていて、それでいてしっかり芯のある味。良いダシで取ったお吸い物みたいな美味さだ。気を良くした僕は、そのしらす専門店で「しらすビール」なるものをお土産に買って帰ることにした。さて、その晩、早速「しらすビール」を開けて晩酌。おお！すごい。真っ黒だ。コクがあり、アルコール度は普通のビールの倍。すごく個性的な味のビールだ。これはこれでうまい。それにしても、「しらすビール」なんて変な名前だ。なんでこんな名前なんだろ？まる嫁が何気なく言った。「しらすが入ってるビールだからじゃない？」あはははは・・・うちの嫁は相変わらず単純バカだ。・・・しばらくの沈黙の後、僕らは顔を見合わせた。・・・まさかね。そして、おもむろにラベルを確認した。原材料：麦芽、ホップ、しらす・・・おい…おいおい…おいおいおいおい！誰だ、こんな気持ち悪りいもの考えたヤツは！！！【追記】ご興味のある方はこちらへ　⇒　しらす専門店とびちょ　　　　（通販もやってるようです）

2006.07.09

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久しぶりに爆笑した話し

サッカーを始めたのは３才のときだった。父親が当時住んでいた団地のサッカーチームのコーチをしていて、上の二人の兄もやっていたので、自然にボールを蹴っていた。でも、正直言ってサッカーは嫌いだった。当時はプロもなくて超マイナースポーツだったし、土の上でのスライディングやヘディングは痛いだけで、恐怖しか感じなかった。ただ、サッカーをやらないと父親に殴られるので、やめるわけにはいかなかった。その頃は社会全体が「スポーツというものは修行の一環だ」みたいな雰囲気で、「楽しもう」などと考えている人はどこにもいなかったように思う。一度だけ反抗を試みたことがある。５才くらいだったと思う。その日、何かの偶然でお腹を打って、異常に苦しくて息ができなくなった。母親が、そこは「みぞおち」といって誰でもそこを打つとそうなるんだ、と教えてくれた。そのときに頭の中でピキーンとひらめきが走った。これは使えるぞ、と。早速その夜、父親が何かどうでもいいようなことで怒っていたので、「今だ」と思って渾身のパンチを父親のみぞおちめがけて叩き込んだ。「手ごたえあり」と思った瞬間、自分の体がフッと空中を飛び３メートルくらい後ろの壁に激突した。不思議なほど痛みはなかったが、頬が異常に熱くて、鼻からは赤い液体がドロドロ流れ出てきた。「何じゃこりゃー」という感じだった。父親はさすがにやりすぎたと思ったのか、それとも満足したのか、すぐにどこかに行ってしまった。後で知ったことだけど、父親は大学時代はボクシング部で、ボディーは人並み外れて鍛えられていたのだった。それ以来、父親に力で反抗したことはない。子供の頃は、自分の育った環境が「ふつう」だと思っていた。柔道マンガの「ＹＡＷＡＲＡ」で主人公の女の子が、どこの家でも毎日筋トレをやっていると思っていたように。小学５年生くらいのときに友達４，５人で集まってテレビを見ていた。たぶん「ガンダム」とか、そんなアニメだったと思う。その中で、主人公が先輩に殴られて「親にも一度も殴られたことがないのに」と逆ギレするシーンがあった。そのとき、僕はついププッと吹きだしてしまった。だって、そんな家あるわけない、と思ったから。そうしたら、３人くらいが「えっ、何がおかしいの？」という顔をした。会話はなかったけど、その一瞬で僕はすべてを悟った。ああ、うちの家がふつうじゃなかったんだ、と。随分長い引用になってしまったが、あまりに面白かったので載せてみた。コレ↑はもちろん僕が書いた文じゃない。実は、僕の弟のブログに載っていた文章だ。今日、弟の嫁から「よかったら読んでみて」というメールが来たので、どれどれと見に行ったらいきなりコレで爆笑。しかしまあ、お前はいいじゃん。おかげで“天才センターフォワード”って言われるんだから。（神奈川県大会決勝の直前までだけど。）お前が生まれる前の方がオヤジの暴力はひどかったんだぞ。散々虐待を受けたうえに、さして栄光もなかったオレの人生よっか１００倍マシってもんだ。でも、久しぶりに腹抱えて笑わせてもらったよ。さすが我が弟。

2006.07.02

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無知の恐怖

まる嫁がとあるホーム・パーティーから帰ってきて妙な事を言った。「あのね、今日ミスチルって人に会ったよ」・・・へ？　ミスチルって、あのミスチル？っていうか、ミスチルは人じゃないんですけど。もしかしてミスチルの桜井氏？「そうそう、その人。ところでミスチルって何の略？どんな曲歌ってるの？」・・・あのなぁ。　ミスチルは“ミスター・チルドレン”だろーが！ミリオン連発の超有名ミュージシャンだよ。知らねーのか。ホントに会ったのかよ、どれどれとデジカメ見たら、あらまご本人さま。なんと、まる嫁とミスチル桜井氏の“ありえねー２ショット”「歌も歌ってくれたけど、さすがプロだけあって結構うまいわねー」とまる嫁。あのね・・・何も申しあげることはありませぬ。無知とはげに恐ろしい。その他に、『ゆず』の小さいほうの人（岩沢氏？）と意気投合して２人でＶサインしてるショットもありました。お前ね・・・全然分かってねえだろ？

2006.06.26

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