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日記帳とペンと内なる天使♪

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2015.04.28
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カテゴリ:私の思い

ここ最近やっと春らしくなった北海道です。
サクラの花も咲き始めました。
ようやく四国旅行の時と同じ気温だわ。
この時期が一番好き。

 

さて、心屋さんのライブのお話の続きです。

 

前から二列目の斜め下から見上げる心屋さんは、ふと「久米宏」に何度も見えた。
メガネかけて、髪の色も似ているからかな。
でもオシャレでしたね。余裕も感じられるし、ホントに今日CDデビューの人?と。
めっちゃ楽しんでるのも伝わった。

 

ライブだから歌満載のはずなのに、トークを期待していた私ですが、この私も珍しく歌詞に聞き入りました。さすが。いろんな人の心を見てきた人が作る歌詞は、すごいわ。
なんとなく、吉田拓郎とか、そんな感じのメロディという感じもしなくはないが、CDで聞くよりも実際の生で聴く方がなんか良かったなー。多少ライブでダミ声が入るくらいの方が、綺麗すぎる声よりも好きだな、私は。

 


なにせすごい席だったので、聞こえてきた情報によると、心屋さんボイストレーニングをしてたらしい。
なるほどー。だからあんなに歌がうまくて声が通るんだ。

 


周りはお母さんの歌で泣いている人が多かったです。
でも私、お母さんがいないも同然。
お母さんを思って、心配して、というのは、正直わからない。
あ、私の母は強くてカッコよくて、自分が一番幸せじゃないとダメなの!っていう人だからかな。

 


そして、生い立ちは人の数倍苦労していると自負してるけど、昔からなんだけど、そうゆう話とかでは泣けないんです。
なんでだろ。とことん見つめてきたからかなぁ。

 


でも、そんな私が泣いたのは、「がんばったね」と「次のステージへ」という曲。
このあたりから撮影オッケーだったので、スマホ片手に不本意にも涙がどっとこみあげた。

 

そして。
いいんだ、これで良かったんだ。
これまで、沢山恥かいて、裏切られ、バカにされて、罵られて、手を上げられて、笑われて、失笑されて、陰口叩かれて、噂流されてきたけど、全部良かったんだ。

 


そんな恥ずかしい塊の自分を隠して、
「本当は嫌われている
本当は頭悪い
本当は太っている
本当は・・・」

 


みたいな歌詞を読み上げて、ズキンズキンきながら、あ!これ私だ。
私はこの本当は・・・から逃げてたんだ。
これを覆い隠すために必死できたんだ!と気が付いたよ。

 

そして、いろんな失敗や、悲しい事、辛い事、そうゆう一見マイナスなことは、避けて通りたいところだけど、これを沢山経験することで、人間としての良いダシが出るんだって。
あ~、わかるわぁ。
逆に、失敗も辛いことも経験せずにツラ~っと来てしまったら、良いダシは出ないんだそう。

 

私ね、産まれる前に立ててきた人生設計というものは、魂という視点から見てすごく完璧なんだと思うんだけど、なんだってこんなにきついんだろう、辛いんだろうって思ってきた。
逃げ出そうとは一度も考えなかったけどね。
でもね、沢山経験して、人の何倍も何倍も恥をかいて生きてきて、今あるのは、そんな人の気持ちがわかる、っていう宝物かな。

 

私の人生は、子供の頃から底辺から来てるのよ。
皆が「お母さんっ」って甘えている時に、私には母は居なくて、それをいいことに大人たちにサンドバックにされてきて。貧乏で服も無くて、いつも同じ服で。
自分でも不思議でたまらなかったんだけど、何故か本当に勉強をする気が全く起きなくてね。
父も、「やる気のない奴に勉強しろと言っても意味が無いし、本人も辛いだけだから、俺は言わない」と言ってて。だから余計にしなかった。

 

公立高校落ちて、私立高校に行こうとしたら、当時不動産やってた父が、何故か7件もあった契約が、すべてパーになって、私立高校にも行かせてもらえなくなり 「俺は借金してまでお前を高校に行かせようとは思わない。どうせお前は直ぐに辞めるだろ」と言われ、みんなが高校の制服着てキラキラしている時に、私は家にいた。
辛くてさ、アルバイト情報を見ては〇つけてたけど、やっぱり15歳で社会に出た経験も無いから怖くて放置してたら、父が勝手に〇つけたところに連絡して面接の約束をしてしまって。

 

そこは円山のそこそこのレストランで、結果は合格。
そこで働くようになって、そこに勤めていた先輩の女性が通っているという週3日の定時制高校を勧められて、私はそこに行くことに。
はじめは50人以上いた生徒も、卒業まで残ったのは、私を入れた4人だけ。
中でも働きながら初めから最後までいたのは、私を入れて2人だけ。
レストランなど、ウェイトレスをした後、学校の先生の紹介で、病院の薬剤師の助手をするようになったんです。本当に大変だった。
でも高校は楽しかった。みんなは嫌がってたけど(笑)

 

高校に入学する直前に夫と出会い、それが夢に出ていた人でびっくりで、大好きになっていろいろあったけど、結婚しました。
母は、「なんであんたみたいな定時制高校なんか出た人間がそこそこ良い大卒の夫と結婚できるのかね。みんなそう思ってるよきっと。」と言ってた。
夫は頭のいい人だから、バカにされないようにこのあたりからたくさん本を読み、結構勉強をした私。
今思うと、それが良かったんだなと思う。

 


長くなったけど、全部運命だったんだ。決めてきたことだったんだ。と思ったよ。
なんか開き直っちゃったよ。
「次のステージへ」という曲では、心屋さんが何度も言ってた、
羨ましいという人がいたら、それは自分の予告編。
自分があきらめない限り、必ずその通りになる、と。

 

これは本当にそうだと思う。
私も実感する。
私はひっそりとそう思ってたことを、心屋さんが話していて、余計に思いが強くなった。

 


そして 「誰だって叩かれたら嫌だよネ。僕もいまだに叩かれます。良い気分しません。
叩く人は、その人が羨ましいから叩くんです。」と。
うぉぉぉ!そうだー!

 

ホント行ってよかったよ。
物凄い転機になったし。
私、今の形を変えるな、たぶん。
今ヒーラーとしてやってるけど、もっと違う形に変えて行くわ。
自分の魂の、腹の底の辺りが、ゴゴゴゴゴ・・・と動き出している。

 

多分、変えるのはそう遠くないわ。
恥ずかしくて色んなことを自分にも他人にも隠しているつもりで生きてきたけどね。
定時制高校の話も暴露したし(笑)
こんなものじゃないのよ?私の人生は。まだまだいっぱいあったんだから。

 


でもね、これは全部必要なことだったみたいだから。
流れに任せていくと、いい方向に行く。
私のこれまでの人生に全部意味があるのなら、ここから先は自分でも想像できないほどのものだから。

 

 






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最終更新日  2015.04.28 13:24:53


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