カテゴリ:ふるさとわが町
10月は「六地蔵さん工事奮闘記~♪」として5回シリーズとしてUPしてみました
その節にはたくさんのコメントをいただきありがとうございました この場所を通行する度にチラッ(車ですが・・・)と見るることにしていますがさぞであろうと思います さてこの記事の関連してUPのつもりだったのですが諸行事があってそのまま「トリカブト」のUPになってしまいました。 「六地蔵さん工事奮闘記~♪」の第一回では不思議な体験をされた方の観音さまの記事を書きました。 お見合いに来られた娘さんの前に観音さまがスッと立っておられた・・・? というお話・・・・・でした。 ---------------------------------------- 今回はこの観音堂のリフォームのお話です(作業期間:11月1日~4日) この観音堂は現代風にコンクリートブロックの家の中に鎮座されています 実は20年ほど前の8月にここで騒ぎがありました、白昼での出来事でした 幸いな事に通行人によってため池のバケツで簡単に消火され大事には至りませんでしたお堂の前には4坪ほどの池があって年中豊富な水が湧いています。 このため池は稲の芽だし用、観音さま、六地蔵さんの花立用水に使用しています。 たぶん線香、蝋燭の類が倒れて側板、内敷が燃え上がったと思われます、幸い本尊さんには少しの損傷もなくて安心しました。 当時の自治会長さんの要請で修復作業にとりかかりました 記憶が曖昧なのですが焼けて黒くなった部分をカムフラーゼするためにクロスを張って修復したことを微かに覚えています。 20数年の歳月によってこのクロスも剥げ、金網は錆び、仏像三体はゴミ、埃、昆虫の残骸等散在していたので「ついでにきれいにしよう」という事になったのです。 作業員は先日の有志です、幸いにしてこの作業は天候に左右されません クロスを剥がしていくうちにあの20年前の焼け痕が出てきました <忌まわしい過去が>この程度で済んだのは不幸中の幸いです 全て一式が木製のお堂(入物)にあるものですからそのまま引き出し人力で運んで作業は集会所の中で行う事にしました。 お観音さまは容易く新調する訳に似はなりません・・・・ 三仏のチリ払いには難儀しました 白く薄い手袋を使って少しずつ小さい刷毛で撫でるようにして埃払いをするのですが顔料(着色)がニカワ付けなんでしょうか・・・ボロボロとはく離するのです この観音さま 完全な一木造りではありません(天衣、手は別個に作って接合する構造になっていました) すでに耐用年数が過ぎて両手が外れて台座に2手揃えて置いてありました。 ※ということは前回の火事での修復時ではすでに外れていたものと思われます 修理方針は埃のみ取り除く事を念頭にしていたのですが・・・・・ せっかく綺麗にしてあげようとしているのだから思い切って取り付ける事としました 「こんな事を専門家に依頼したら高かろうなあ・・・・」 「バカッ! この爺さん共の思いつきがって笑われるよ」意見は様々です フレキシブルドリル(歯医者さんが使うあれによく似た工具ですが高速回転はしません)で慎重に2mm程度の穴を開け竹の芯棒を差し込みそれに接着剤を付けて両手を回復させました <両手を取り付け>接着中です なにせ時代物(たぶん明治以前?)ですからドリル刃の振動で割れたりしたら一大事です <隣ではMさんも奮闘中です> **像の顔半分がペロリと剥げて糊付けするに四苦八苦・・・・ さらにお隣ではA、Hさんがお堂造りです・・・・綺麗な無節の彫刻飾りも出来ました。 焼けあとの板は新調、金網(ステンレス製)も、内敷も新調しました <ステンレス>亀甲金網というのだそうです、高価でした <完成>はめ込む時にも一苦労です 折角新調したお堂ですが板は日焼するものですから中を明るくするため前回同様クロス張りとしました。 約3日を要して観音堂もどうにかリフォームが出来ました。 六地蔵さんと観音堂とは隣りどうしなのでこれで観音さまも喜ばれただろうと、 私たちもこれでどちらも整備したの心残りがなくて安心しています。 <余談>工事代は六地蔵工事、観音堂リフォームともお賽銭を使わせてもらいました 後日、この2つの作業に対しての落慶慰労会をしたのは云うまでもありません これで暫くは自治会長は何もしないでいいと思ったら大間違い ・・・・・・次はまたまた大仕事が待っていました 最後までお付き合いありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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