テーマ:おいしい日本酒(1098)
カテゴリ:ドリンク(酒)
東京地方では、3月末に桜が満開となり、そのまま暖かくなるのかと思いきや、季節は真冬に逆戻りしてしまったような寒い日が続きました。 季節が冬に戻ったような感じになったので、熱燗が恋しくなってきましたが、そんななか、今回ご紹介するお酒は、特別純米酒の純天山(じゅんてんざん)という銘柄です。 お酒のボトルに札が掛けられていて「お燗上がりがするお酒」とあります。つまり、お燗にして飲むと一層美味しくなるという意味だそうです。 とはいえ、まずはヒヤでそのまま飲んでみましたが、純米酒特有のお米の芳香がしてふくよかな味わいです。 次に少し温めてみましたが、お燗して飲むことを奨めているだけあって、さすがにより一層お米の芳香が強くなりました。酸味も若干強くなって、ふくよかさが増すお酒です。 ちなみに、このお酒は天山酒造株式会社というところで造られていて、その会社は佐賀県小城市にあるとのことです。 九州の人たちは一般的に日本酒よりも焼酎のほうを好んで飲む傾向があるのですが、日本酒にも美味しいものがあるんですね。 なお、天山酒造の創業は文久元年(1861年)とのことですから、江戸時代の幕末のころですね。ちなみに設立当初は、水車で製粉・製麺業を営んでいたそうです。 その後に、廃業する蔵元から酒蔵などを購入し、お酒を造り始めたのは明治8年(1875年)ということですが、それでも結構な歴史のある会社です。
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