カテゴリ:事件・事故
去る1月15日の未明に軽井沢町で発生したスキーバスの転落事故ですが、その原因として問題となっているのは、バスの運行会社の実態のようです。 すなわち、本来出発前に運転手を点呼しなければならないことになっているにもかかわらず、点呼をすべき社長は遅刻をしたとのことで実施していなかったようです。 そもそも、点呼をそれほど重要視していなかったから遅刻したのでしょうし、本当にその日にたまたま「遅刻」しただけなのか疑わしいと思います。 つまり、「点呼はしたことにして」、いつも点呼そのものを実施していなかったのではないかと思われますし、健康診断も実施していなかったそうです。 また、事故を起こした運転手さんですが、大型バスの運転経験が浅い人だったとのことであり、そんな人に深夜の曲がりくねった道を運転させるのは無理があったと思われます。 また、この運転手さんですが、年齢が65歳と高齢であり、このような年齢の人に深夜運転をさせるのもどうかと思います。 いずれにしろ、乗客はスキーに行こうという若者たちでしたので、亡くなったのはいずれも19歳から22歳までの大学生でした。 この写真のほかに重体だった21歳の法政大学の男子学生も亡くなっていますので、合計で13人の犠牲者となりました。 亡くなった大学生はみんな優秀だったようで、まだ、これからという人生が途中で打ち切られたのは無念としか言いようがありません。 なお、貸し切りバス業界は業者の数が多くて、過当競争の状況にあり価格競争が激しいそうです。 そのため、運転手さんは人手不足の状態であり、なかには運転技術に問題のある運転手さんもいるようです。 ということは、安い料金のバスの運転手さんは問題があるかもしれないということが考えられ、あまりにも安い料金のバス旅行は避けたほうが良いかもしれません。 また、格安の航空会社もありますが、そのような飛行機のパイロットは大丈夫なのでしょうか? バスにしろ、飛行機にしろ、料金が安いのは結構なことですが、命にかかわるようなことになるのであれば、安いのが良いとばかりはいっていられませんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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