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カテゴリ:読書
初めて腎臓病の疑いがあると言われたのは大学入学の際の健康診断の時で、まだ18歳でした。
それから50年近くが経ちましたがかろうじて人工透析にならずに今日まで過ごしてきました。 その間に腎臓病に関する書籍は数多く読みましたが、今回の本もそのひとつとなります。 今回の本は「自力で強化する」というフレーズが気に入りましたが、腎臓病が自分でなんとかなるのなら、願ってもないことです。 この本は、腎臓病の専門医である15人の医師が共同で執筆したものらしいです。 各医師がそれぞれの経験から腎臓病に対する対処法を述べていますが、要約すると「食事」と「運動」になると思います。 食事については、以前から言われているのですが、塩分とたんぱく質の摂り過ぎに注意することが肝心です。 なお、リンとカリウムも制限したほうが良いのですが、ヒロくんのようにまだ制限が無い人は特段気にしなくても良いらしいです。 ということであれば、長年食べることを控えていたカリウムを多く含むバナナを久しぶりに食べてみようかと思います。 運動についても、いろいろとストレッチなどが紹介されていますが、簡単にできるのはウォーキングで、以前は一日1万歩と言われていたのですが、最近の研究で4113歩で良いらしいです。 一日に1万歩を歩くのは大変ですが4000歩あまりであれば、かなり負担が軽減されます。 なお、食事や運動が推奨されるのは、腎臓病に効くお薬が無いからなのですが、そのお薬も研究が進んでいるそうで、早く有効なお薬が開発されると嬉しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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