袋小路のレッズ、大分戦は面白くない試合を引き分ける
連戦の初戦となる大分戦、いよいよACLも始まり、長い中断明けの試合だったために期待は大きかった。(連休やソフトボール大会・・・はあったがそのあとは非公開で「グレードの高い練習(ゲルト監督)」ができていると言っていたから)ふたをあけて見ると、案の定何も変わっていなかった。試合内容も面白くない試合だった。思ったのは、達也がいるのといないのとでこれほどチームが変わってしまうこと。(日本代表の初戦勝利も同じように達也に依存しているから素直に安心できない)本日の試合は、負け試合だった。運がよかったから負けなかった試合。大分も浦和も得点の気配すらしなかった。テレ玉の「REDS NAVI」で解説者の人が厳しい意見を言っていたが非常に同調できた。ほかにも同じ気持ちを抱いている人は多いようでたくさんのメールが寄せられたのだといっていた。試合の展開を一言で言うなら、「両チームとも引いて守って何もできず90分間が終わってしまった」試合だったと思う。9月13日(土) 2008 J1リーグ戦 第24節浦和 0 - 0 大分 (14:04/埼玉/45,831人)【J1:第24節 浦和 vs 大分】ゲルトエンゲルス監督(浦和)記者会見コメント [ J's GOAL ]「ボランチを3人にしたかった。細貝を真ん中にして、右に山田、左に阿部。とくに山田と阿部には相手の3番(ホベルト)と5番(エジミウソン)にプレッシャーをかけて、そこでボールを奪って攻撃につなげてもらいたかった」ゲルト監督はポンテを下げて山田を入れた理由について、守備を意識したのではなく攻撃のために入れたと言っている。あの場面は大分に一方的に押し込まれていた。特に中盤の守備が崩壊していたため、どう見てもそれに対する対処療法だったように見えた。この策自体は有効だった(ポンテを下げた攻撃面における致命的なマイナスはおいておくと)と思うが、問題なのは後手後手になっていることと、試合を獲るための交代ではなく対症療法になっていることだ。------永井--高原---------------ポンテ---------相馬--阿部--細貝--平川---堀之内-闘莉王--坪井----------都築-----------メンバーにしても最近は事前に予想した内容が外れなくなった。(ギドの時は予想が当たらないことがほとんどだったのに・・・)スターティングメンバーも固定になっているからチームの広がりがなくなってきていることとモチベーションが心配だ。ACLももちろん心配だが、今季Jリーグで優勝できるのか考えるともっと心配だ(あきらめていないならだが)。今後勝ち点3をとれるのだろうか。まずチームとしての戦術がない。そして相手に守られたときには何かをしかけて打開しないといけないのに、戦術(決まりごと)がないから選手が走らない。個の力で打開する選手、達也は怪我が多い。流れを変えられるポンテとゲルトの溝ができてしまった。膠着したときには選手交代が状況を打開するための有効な手段だが・・・。温サポさんが書いているように選手の特徴をつかんでいないし、何がやりたいのかわからないし、交代自体も遅く打開策になっていない。夏の補強も失敗した。チームの膠着状態(得点とれない)を打破するために何かしないといけないのに、何もできなくなっているのが今の状態ではないかと感じた。そのうちに主力がケガをしたらレッズはどうなってしまうのだろう。「フォーメーションを変える」「メンバーを替える」「戦術をしっかり構築できる監督かコーチを呼ぶ」この厳しい連戦がレッズに変化を及ぼすことを期待するしかない。戦術とはあらかじめあってそれに合う選手を当てはめるのではなく、今いる選手の強みを生かしたフォーメーションを考えるものだと思う。今の「3-4-1-2」をなぜ採用しているのかは意味不明だが、そのうち選手の強みを生かせるフォーメーションをとるのではないかとそれだけが望みだ。そして、レッズには今出ている選手以外にも、実力ある選手がたくさんいる。たとえば梅崎。今日のMDPによると得意のドリブルによるつっかけが、浦和のチームの求めるコンセプトと異なることで迷いが生まれ徐々に調子を起こして出場機会に激減にいたっているという。チームが彼に求めたのはポンテの代わりで、「ボールを奪われないこと」「ゲームを作ること」だったようだが、彼の特徴はドリブルによるつっかけでどちらかというと、達也に近い。フォーメーションが4バックになればSHがいいのだが、このフォーメーションの場合は達也の代わりにFWとして起用するのが一番いいのではないだろうか。その方が彼のよさが生き、チームの力になるような気がする。いよいよ来週はACL。期待したい。読んで頂きありがとうございます。よろしければクリックをお願い致します。→人気blogランキングへ→にほんブログ村 浦和レッズへあらいぐま珈琲3号店 -浦和レッズこちらもよろしくお願いします。浦和レッズの辛口日記