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テーマ:サッカーあれこれ(19780)
カテゴリ:なでしこジャパン
なでしこJAPANは、準決勝で世界ランキング1位のアメリカと対戦したが、惜しくも決勝進出はならなかった。
なでしこ米国に敗れる、決勝進出ならず 前半、いつものように前へ前への意識が強く、ボールをつないでチャンスを何度も作った。前半押していたのは日本だった。 そして生まれた大野のゴール。 だが失点後、アメリカも怒涛の攻撃。両サイドから崩し始める。 日本はなんとかこれをしのいだ。 だが、本当に苦しかった。 アメリカの攻撃がロングボールのみの単調になった時間帯もあったが、40分すぎなでしこJAPANの選手の足が止まり始め、少しずつアメリカの攻撃についていけなくなる。 そこで2失点し、逆転されてしまう。 後半もアメリカペースを崩せず。 すべての選手が、いつものように走れなかった(5試合目で疲労か・・・)。 中国戦も、ノルウェー戦も前半にボールを回すことで相手を走らせてスタミナを消耗させることで勝利をつかんできた日本だったが、この試合では十分に回すことはできなかった。 疲労がたまっていたこともあるだろう。 だが何より、アメリカの選手がレベルが高かった。 フィジカルで負けているだけでなく、技術でも差がないとなると体力がなくなるのは日本の方だった。 狙い済ましたかのようなハイボールのシュートで2点を奪い、4-1残り時間は10分を切った。勝負ありだ。 それにしても、2、3、4点目は同じようなシュートで、GK福元の真上を抜いた。これは偶然ではないだろう。徹底的に日本を研究しつくして見つけた穴が、身長のない福元の頭上なのだろう。 福元はハイボールが苦手という印象はなかった(ハイボールが苦手だったのは山郷)が、どの試合かのビデオでそういう分析結果が出たのだろう。日本は自分たちが知らない欠点をつかれてしまった。 (もしかしたら佐々木監督は知っていたのかもしれない。山郷の代わりに控えGKに選出したのはハイボールのスペシャリストの海堀) このあたりも、アメリカ恐るべしだった。 実はアメリカは絶対的エースが今大会直前にケガをしてしまい、この大会には出場していない。それでも、みな高い技術。やはり格が違う。 この失点は大きい経験になったのではないだろうか。 (福元はショックが大きいだろうが・・・) ただ、やはりなでしこは、なでしこだった。 最後の最後まであきらめない。 澤が仲間に声をかけ、みなゴールを目指した。 最後の最後にみんなでゴールに押し込んだ。 見ていて胸が熱くなった。 メダルをかけて、ドイツと戦う。 2日あけての6連戦。 さすがにこれは、スタミナがもたないと思う。 ベンチにいるメンバー(柳田、池田、宇津木)も、先発メンバーと遜色ない試合ができる。 疲労を考慮してベストメンバーを組んでほしい。 何より、この舞台で6試合もできたのは、女子サッカーにとって大きな財産になる。そして、ドイツ戦は日本国民がみな注目する。結果がともなえば最高だが、なでしこらしい感動を与えるサッカー。最後まであきらめない、未来を感じさせるサッカーを見せてほしい。 追伸 前も述べたとおり、4強の残りの3国はめちゃくちゃ強い。 ドイツはエース、プリンツ(例のペルージャが欲しがった選手)が好調のようだ。 アメリカと同じタイプのチームでアメリカよりも強い。 はっきりいって、アメリカよりも勝つのは難しいだろう。 ただ何が起きるかはわからない。メダルを獲りたいという気持ちが日本の方が上回っていたら起きないことが起きるかもしれない。 なでしこ、決勝進出ならず 米国に敗れ3位決定戦へ=五輪サッカー女子 必然だったなでしこの完勝 中国女子 0-2 日本女子 江橋さんはずっとなでしこを追いかけているライターでさまざまなメディアでなでしこのことを書いている。今回も全試合に同行している。 読んで頂きありがとうございます。よろしければクリックをお願い致します。 →人気blogランキングへ →にほんブログ村 女子サッカー・なでしこジャパン あらいぐま珈琲3号店 -浦和レッズ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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