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カテゴリ:自己啓発系
【猿のごとく読み、人のごとく考える・その503・496冊目】 ・紹介する本 『ヴァージン』リチャード・ブランソン著 ・サノーさん一言コメント 「世界を変える人間がたどる、試練と挑戦の日々。地球規模では留まらない、挑戦者の魂を学ぶ」 【サノーさんおすすめ度★★★★★】 ・ウノーさん一言コメント 「あきらめたら、終わり。でも、窮地に追い込まれたとき、前に進む勇気がある人が、どれだけいるでしょうか」 【ウノーさんおすすめ度★★★★★】 ・サノーさん、ウノーさん読書会 サノーさん(以下サ):挫折と失敗は、成長する糧だと、多くの「自己啓発書」には書かれている。 ウノーさん(以下ウ):でも、辛いことは避けたいですし、最初から最後まで「うまくいく」のがいいです。 サ:だが、挫折と失敗を乗り越えることに「快感」を覚えてしまうと、その成長の速度と規模は「爆発的」に促進される。 ウ:それが「今世紀最高の起業家」と称される、リチャード・ブランソンさんの姿ですね。 サ:学生新聞の広告営業を、超一流の企業に仕掛ける。しかも「17歳」でだ。 ウ:内容もぶっ飛んでます。コカ・コーラには、「ペプシも載せてる」といい、ペプシには「コカ・コーラも載せてる」と電話で伝えるなんて、子供の発想と行動の域を超えてます。 サ:しかも、その数十年後には、自分で「コーラ」の会社を創ってしまったのだから、とてつもない「実現力」だ。 ウ:その「学生新聞」では、驚くべきことに、ミックジャガー、ジョンレノンも登場しました。 サ:ジョンが「曲を提供する」と言ってくれて、それを信じた著者が印刷部数を増やす手配をしたのに、提供されなかったというのは、色んな意味で面白いエピソードだ。 ウ:その新聞業を通じて、顧客、読者のニーズの高さを確認したのが、「音楽」というジャンルでした。 サ:そしてそれが、バージングループの初期となる「音楽産業」への進出へと繋がっている。 ウ:その過程においても、試練が待ち構えていました。 サ:そのどれもが「精神力」を試されるものであり、通常では乗り越えられない規模と内容なのが、この自伝の「迫力」となっている。 ウ:「回天」という表現が相応しいほどの逆転力です。 サ:行動を止めない、できることはすぐに行う。これをいかなる状況でも継続できるのは、生まれ持ったものもあるが、やはり「精神力」だということが確認できた。 ウ:ご本人は「参加しなくてはならない。本気で取り組む必要がある。そして素晴らしい仲間をみつけ、幸運に恵まれれば成し遂げられるだろう」とおっしゃっています。 サ:その哲学は普遍なものだが、実践者の体験から伝えられるからこそ、コトダマとなってこころに響く。 【了】
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最終更新日
2018年07月20日 09時44分27秒
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