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2004.11.10
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カテゴリ:英語のお勉強日記
 今日は大阪に出張です。東京からの移動中にだいぶ前から読みかけになっていた大リーグの長谷川投手の本を読み終えました。去年の日米野球の時だったか彼が英語でインタビューを受けていたのを観た際に、「この人はアメリカの社会に溶け込んでいるな」と感じたのを覚えています。

 内容は、「自分はかなり以前から日本人のプレーヤーが数多く大リーグで活躍できる日を望んでいたが、それがこうして実現して本当に嬉しい」というものだったと思います。彼は盛んに"It's awesome"という表現を使っていたのを覚えています。Awesome(すばらしい)という表現は、アメリカにいると人を誉めたり、ものごとの達成を称え喜ぶときによく聴く表現で、スポーツ選手がヒーロー・インタビューでよく使うことばだからです。

 彼の「メジャーリーグで覚えた僕の英語勉強法」という本を読んで、その理由が分かったような気がします。メジャーに行くという夢があるゆえに、その準備として英語も勉強していた彼が、初めてアメリカに渡った時にほとんど自分の英語が使えない代物であると分かった時のショックから始まって、あらゆる教材、勉強法を使って、メジャーに溶け込んで行った様子が書かれています。一人の日本人がアメリカに定住するプロセスとしても面白い本だと思います。アメリカ生活の立ち上げの時に私自身も経験したようなことがさまざま出てきて懐かしい部分もありました。

 それにも増して印象に残るのは、彼が非常に合目的的な人であるということ、従って英語の勉強も自発的かつ意欲的であることです。本の中で、将来はアメリカで仕事をしたいというくだりがあり、選手生活を終えてからの夢に向かって、英語という手段を磨いているというふうに読めました。

 学校教育を含め、日本での英語学習が実践的でなかったという経験を踏まえて、私同様、日本の英語教育についても批判、提言を多く行っています。巻末には、日常生活に便利なさまざまな表現がまとめてあるのも便利です。メジャーの選手でなければ分からないような野球表現の解説などもあり、いろんな面で面白いですね。

 この本は3年前に彼がアナハイム・エンジェルス時代に書いたものですが、マリナーズ移籍後の活躍を含めた彼の英語の成長について続きが聴きたくなるようなおもしろい本でした。


メジャーリーグで覚えた僕の英語勉強法 ( 著者: 長谷川 滋利 | 出版社: 幻冬舎 )






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最終更新日  2004.11.11 23:37:16
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