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テーマ:英語のお勉強日記(7858)
カテゴリ:英語のお勉強日記
RとLの区別に並んで英語学習者の永遠のテーマである定冠詞と不定冠詞。かなり前に買って一読し、今日からもう一度読み始めた本があります。ランガーメールというところが出している「The がよくわかる本」です。
日本語を習っている外国人にとっては「これがペンです」という表現と「これはペンです」の区別がなかなかつかないし、類型化してこれをわれわれが教えるのは、かなり難しいものです。それと同様に、theとa(またはan)の区別はいくら分類を精緻にしてもらっても、やっぱり最後はあきらめてしまう部分が多のではないでしょうか? この本は、こういう点を克服する試みとしては、かなり成功しているのではないかと思います。最初の方はおなじみの「theはone and only」、「aはone of many」という説明。よく分かる。ポイントとしては用例が多い点と、それらにかなり親切に解説をつけていることです。 でも、問題はそれ以降に続く、一応同じカテゴリーに入ると解説されている用法の中に例外が出てくることです。 原点に立ち戻ると、ことばには文法というひとつのものさしで計ろうとすると計りきれない例外がいくつでも出てくる、だから、ある部分は「ネイティブには勝てないや」とあきらめて、大きな誤解を招かなければよしとするという割り切りが多分大事なんだろうと思います。 もちろん、「カタカナ英語で十分」とか「文法なんか百害あって一利なし」などという人たちに味方するつもりはありませんし、できるところまでは精一杯努力して、より良いコミュニケーターになるべきであろうと思いますが、できるところまでやったら、できないことにいつまでも拘るより、新たなことを覚えて行くほうが、精神的にも、英語表現を豊かにするという点でもベターなのではないでしょうか。 theとaに関しては、まだ精一杯の努力をしたとは言えないので、せめてこの本を読み通して、少しでも納得できる部分を見つけ、より正しい定冠詞と不定冠詞の使い手になりたいと思います。 「Theがよくわかる本」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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