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カテゴリ:ヒスイ
初夏、新潟の秘境の谷へ入る。
以前、谷を目前に、余りの怖さからビビリを起こし 入り口で逃亡したK山谷 再訪。リベンジである! 今回は、心強い助っ人ひろころ氏が一緒だ。 100人力を得て、今回は余裕しゃくしゃく 怖いもの無しである しかし、山道を登りはじめ、 1分も経たないうちに苦しくなってくる。 普段の運動不足がたたる。 下は、絶壁。 道もところどころで無くなっているところがある。 もう、人を谷へ落とすための罠としか考えられないような恐ろしい道。 よそ見をすれば、転落である。 そんなおっかない細道を 木やつる、心許ない植物をつかみながら進む。 進む。進む。進む。・・・・ 何カ所も小さな崖崩れの跡がある。 適当なところで、 この崖崩れの跡にそって、そろそろと河原に降り立つ。 ふう~、あぶねえ~。 ふっと、突然、近くの沢から、 鈴を転がすような、かわいい声。 大好きなカジカガエルの出迎えで自然、盛り上がる。 オオッ!ときめくゼ! ヒスイっぽい面を見せる白い石。 紛らわしい緑のラインが色濃く入った石。 オオウッ!!! ・・・違う・・・何度も、ぬか喜びさせられた。 ヒスイではない。 海岸でおなじみのやつである。 ヒスイがないので、砂金に切り替える。 採ったことがないので、どれが金なのか? よくわからない そして、それらしいものも、全く無い ・・・と、まあ、こんな感じで収穫はなし!!! しかし、こころは、 さわやか ひろころ氏との採集。 遠く、ホトトギスの声が聞こえ、 ときおり、カジカの声が涼やかに響き渡る河原。 すぐ、近くでは、見え見えなのに逃げようとしないイワナ。 石の間を小走りに過ぎ去るハンミョウ。 春蝉の声まで聞こえた気がした。 みちのべのアザミ。 緑まぶしい初夏の秘境。 もう少し、暑ければ川の中で泳ぎ回りたいくらい。 極楽があるのなら、こんな所なのかな お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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