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ぎっちょの『ひとりたわむれ』

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July 21, 2009
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カテゴリ:格闘技
自身4度目(【DREAM】としては初)となる、さいたまスーパーアリーナでの格闘技生観戦となった、昨日の【DREAM.10】。ウェルター級GPのマッハは残念な結果に。そのマッハと、決勝でジェイソン・ハイを立て続けにハイキック一閃で刈り取って優勝した、マリウス・ザロムスキー。まるでローを蹴るような態勢からノーモーションで飛んでくるハイに、敗れた2選手ともまったく反応できず。まさに一刀両断の切れ味だった。日本の新星・菊野克紀は、手の動きはヒクソン・グレイシー、後屈の構えは極真の大先輩フランシスコ・フィリォを思わせ、二人を足して2で割ったような構えが印象的。強豪アンドレ・ジダを堂々撃破。青木戦をアピールしていたが、むしろ川尻達也の方がカミ合うのではないか。

その川尻の姿を、開場前のイベントスペースにて発見。「お帰り!」の声とともに会場全体から巻き起こる大きな拍手に、ファンの暖かみを感じる。イベントには他に、高谷裕之と石田光洋が参加。石田クンはトイレのため遅刻。ネタでなく、こうしたイベントや試合前には本当に近くなるらしい(笑)

さて、世界に誇れる一流グラップラー同士の一戦として、ハイレベルな寝技の攻防が期待された『青木真也vsビトー・“シャオリン”・ヒベイロ』戦は、最後の数分以外は常に立ち技の攻防、それも打撃を仕掛けるのは常に青木という予想外の展開となった。昨日の本稿でも、寝技に長けた実力者同士の試合では得てして打撃に活路を見出だすケースもあると書いたのだが、シャオリンにその可能性なきにしもあらずとは思ったが、よもや青木がムエタイ仕込みのミドルでコツコツポイントを稼ぐ作戦に出るとは思わなかった。試合後の会場からは、猛烈なブーイングの嵐。それさえも青木は
「ムエタイって面白いでしょ?」
と茶化し、
「勝つための戦略」
とインタビュースペースで嘯いた。

勝負師たるもの、闘う以上はその一戦に勝利するのが大目標ではある。が、アマチュアの競技会ならいざ知らず、こういった大会場におけるプロの試合となると、結果とともに経過も大事。無論、プロといえども試合において結果も経過も見ているファンを納得させるものにするのは至難の業であるが、これまで日本で名を成した数多の格闘家はそれを成し遂げることでファンの心をつかんだのであって、そうすることでこそ大黒柱たり得たのもまた、【青木真也】という存在ではなかったのか。

今回、青木がシャオリンに対して寝技勝負を挑み、仮に敗れていたとしても、非難する者はいなかっただろう。そして、今までの青木真也なら、間違いなくそういう試合をしていただろう。それがなぜ、今回に限って“勝ちに徹する”ような試合運びをしたのか。理由を考えたら、いくつか思い付くフシはある。

前戦、「階級を超えた闘い」と称して、青木はウェルター級GPに殴り込み、マッハに挑んで壮絶に散っている。連敗は許されない。ましてや、相手は強豪とはいえ自分の適性体重での試合。加えて、10月の次回大会では王者ヨアキム・ハンセンとのタイトルマッチが既定路線とあっては、この一戦どうしても落とすワケにはいかず、より確実に勝利を手繰り寄せる試合に徹する…そのためには、確率五分五分の寝技勝負を挑むより、長いリーチを活かして距離を取り、打撃で確実にポイントを取る戦略が勝利への近道…というところか。もちろん、ワタシだって試合前の期待感が大きかった分、正直失望もした。ただ、青木が慣れない打撃を繰り出してでもそれに活路を見出だそうとしたことはひしひしと伝わってきたから、周りと一緒にブーイングする気にはならなかった。毎度お馴染み「レフェリー兼ルールディレクター、島田裕司」と、なぜか来てやがったヌル山の野郎が会場のビジョンに大写しになった時は、思い切り「Boooooooooooo!」してやったけどねw

負けても会場が盛り上がればいいのか?

会場を多少シラけさせても、勝ちに徹するのか?

非難を覚悟で勝ちに徹し、そして勝った青木真也。それは、我々ファンに『興行論』と『勝負論』、選ぶとすればどっち?と問い掛ける壮大な謎かけだったのかもしれない。



ぎっちょ





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Last updated  July 21, 2009 09:01:57 AM
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