たわむれアーカイブ 忌まわしきポコポコ音
(2005年1月10日付本稿の再掲)コアな読者の中には、こう思ってる方がいらっしゃるかも・・・?「最近、ゴルフネタないね・・・???」昨年11月上旬、父に誘われ母も一緒に3人でゴルフの打ちっぱなしへ行った。前にも少しお話ししたが、ワタシの打ちっぱなしはコースでスコアを出すため・・・と言うよりはダイエットの一環とストレス解消の意味合いが強い。だから少々右に左にボールが飛んでも「なにくそっ!」とムキになって打ちまくるのが快感でもあるのだ。ところが、この日のワタシときたら・・・手始めに5番アイアンを打ち始めたのだが、ことごとくボールの上っ面を叩いてしまうらしく、「ポコッ・・・ポコッ・・・」という音とともに、ボールがかなり手前でそれこそ全盛期の村田兆冶のフォークもマッサオなくらいの角度でストーンと落ちてしまうのだ。「あれえー・・・あれえー・・・???」あせりはあせりを生み、父も打席が離れていたためアドバイスも受けられず、出口の見えない迷路を彷徨うがごときワタシ・・・。気分を変えてとドライバーに持ち替えてスイング!パチーン!・・・と音がしたかと思ったら、打球は隣の打席との仕切りとなっていたビニールシートを「パスン!」と直撃・・・前に飛ばないばかりか、180度真横に飛んだのである。こりゃマズい・・・ケガ人を出す前に、と思ってゴルフを始めて以来最低の40球弱で切り上げ、この日を境に一時クラブを“封印“したのである・・・。年末は父が体調を崩していたせいもあって“お誘い”もなかったのだが、年末にゆっくり休養したため、おかげさまで全快。元気になった父から連休最終日の今日になって「タマには行くか?」という誘いが来てしまった。一抹の不安を感じつつ、約2ヶ月半ぶりにクラブの封印を解き、まずは無難にアプローチから徐々に慣らしていこうと考えた。前回は村田のフォークの様だった打球が、今回は田淵のホームランボールのごとくキレイな弧を描いて飛んでいく。イケるかも?7番にクラブを持ち替えて打ってみる。「スパッ!」マットとボールの境目を掬い上げるような会心のショット!スランプ脱出?今日はほぼ8割方前に飛んだ。ドライバーも普通に飛んだ。約150球みっちり打ち込んで、心地よく汗も流れた。やっぱたまたまだったのか、あの「ポコポコ」音は・・・?それでも、手首をこねてしまう悪いクセは相変わらずで、特にドライバーを打ち終わった時の格好はやや前のめりになっていて、さながら去年まで阪神にいたアリアスの打撃フォームのようだ。と言ってもわかる人しかわからんでしょうなwww打ちっぱなしに行きつつこんな事言うのもアレなのだが、どうももうひとつゴルフを好きになれない理由が、【なぜホールインワンを出した者がお祝いせねばならんのか?】ということ。むしろ祝ってもらって当然だろが。滅多に出ないもんなんだから。そのための保険もあるらしいし。1打でも少なくプレーするのがゴルフの競技性なのに、もっとも少ない打数でカップインして「おめー祝え」ってなんだよそれ・・・。日本特有のものならば、これこそ悪しき習慣だ。偉業を達成した者が、素直に祝福される・・・そういう流れにならない限り、ワタシが本腰入れてゴルフやることはないだろう。つべこべ言うな。心配しなくても、ホールインワンなんてアンタの腕じゃあまず出ねぇよ、というギャラリーの声が聞こえるwぎっちょ