ぎっちょの『ひとりたわむれ』

『シャブピー』

だの

『ラリピー』

だの…

かつての「清純派」「良妻賢母」のイメージからすると、自分がしでかした罪とはいえエラい言われようである。毛髪から陽性反応が出たということは、完全にアウトなのかな？

酒井容疑者に覚醒剤反応　毛髪鑑定　使用容疑立件を検討
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090819-00000082-san-soci

あるニュースで弁護士さんが語っていたのだが、尿検査で“シロ”と出た容疑者の毛髪まで調べるのはかなり異例のことなんだそうだ。逆に言えば、異例な捜査をするってことは警察もそれだけ確たる証拠をある程度つかんでもいたのだろう。微量とはいえ、自宅から覚醒剤も検出されていたようだし。

前出の弁護士さんによると、人間の毛髪が月に伸びるのは平均５ミリ程度だから、先端からどのくらいの位置で反応があったかで、おおよその使用時期が特定できるという。シャブピーの証言では
「１年ほど前から、10回程度」
とか言ってるらしいから、根元から12×５＝60ミリ以上先端寄りの部分から反応が出れば、供述は覆されるということだ。どうせ尿検査で反応が出ない頃まで潜伏するなら、頭も丸めて出頭すりゃよかったのに。「反省の気持ちです」とか言ってさぁw

長期休暇明けとなる週刊誌も、最新号ではこぞってこの話題を取り上げている。有料配信メールを拝読している勝谷誠彦氏によると、注目すべきは『アサヒ芸能』の記事だそうで、こういう芸能ゴシップ誌は特にこうした麻薬などの裏に潜む“黒社会”のネタを記事にする場合は、その世界との繋がりを切らないためにも“憶測記事”はご法度なんだそうだ。さらに、シャブピーのクスリの使用開始時期についての証言が『週刊文春』の記事とも一致するということは、ネタの信憑性は極めて高いと思われるという。

ワタシは特にヤクピーのファンというワケではなかったが、『夢冒険』という曲は好きでＣＤ買ってまで聴いたものだ。アニメの主題歌として有名な曲だが、ワタシ的にはセンバツ高校野球の60回記念大会の入場行進曲としてのイメージが強い。同じ頃発売された『GUANBARE』という曲とともに、二十歳そこそこで恋に勉学に悩み多かったあの頃、その明るく前向きな曲調に随分励まされたものだったのになあ…

コカピーから、芋づる式に『芸能界麻薬で繋がる友達の輪！』なんてのも続々発覚するような展開になると、ますます選挙の話題なんて霞んでしまう…などと考えると【西松事件】と同様に、これも世間から政治の話題を遠ざけようとする自民党の“国策捜査”なのかな…などと考えたりもして。



ぎっちょ