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カテゴリ:テレビ・ラジオ
ことバラエティ番組においては、こちらが望んでいるような番組作りなんてもはや望むべくもないことは重々承知しているつもりなのだが、こういう記事を目にすると改めて我々視聴者と言うものは制作者の側からは完全に見下されているのだなあ…という思いを強くする。
磯野貴理と元夫対面ドタキャン 視聴者唖然の日テレ番組 http://news.www.infoseek.co.jp/topics/entertainment/n_tv_show2__20100104_5/story/20100104jcast2010257259/ クイズ番組で、正解を発表する直前で寸止めして何度もCM入れて引っ張ったりする手法も相変わらず。バラエティに限らず大晦日の格闘技番組でも、その日限りで引退する魔裟斗の過去の試合を、さも今やっているように放送していたようだ。内容にも見るものがないうえに、そうした不愉快極まるやり方を見せつけられるのがあらかじめ予想できてしまうから、ワタシはもう何年も地上波のバラエティ番組なるものを積極的には見ていない。チャンネルを合わせるとしたら、実家や親戚ン家でなんとなくBGV的に番組が流れているとか、アシスタントをお気に入りの女子アナが務めているなんていう程度の単純な理由からなのだがwそういう場合でも得てして愚にもつかない下らない内容に、はらわた煮えくり返るのがオチってもんなのである。 http://plaza.rakuten.co.jp/hitoritawamure3/diary/200906170000/ 今の民放バラエティは、視聴率がすべて。だから、少々道から外れた手法を駆使してでも数字さえ取れればオールオッケーなワケで、それを防ぐには視聴者の側がもっと利口にならなければいけない。以前、まだ“法律バラエティ”の体をなしていた頃の『行列』は見ていてまだ面白みもあったが、今となってはありきたりの“ひな壇三流芸人たちによるトークバラエティ”と化したこの番組になど、ただでさえバラエティにチャンネルを合わせないワタシが見るハズもない。それでも『行列』の視聴率は、15%取れれば御の字というこの時代、コンスタントに20%近くの数字をたたき出しているという。要は、こういう横暴とも言える番組を作れるのは、そういった数字的裏づけがあるせいなのだ。見ていて不愉快な番組が横行するのは、見ている視聴者にも大きな責任がある。クレームつける前に、見ないようにすればいいだけのことではないか。 ただでさえ頼みもしないデジタル化を押し付けられて、そのクセCMや番組そのものだって完全デジタル化には程遠いという現状。女子アナはじめとするキレイなおねいさんたちを見る以外にはメリットなど一切感じないという程度の需要で、何のためのデジタル化か。クリアなデジタル画質で見る価値のある番組が、今の民放局に作れるのか。少なくともワタシは地上波バラエティなど一切見なくても一向に困らない。こうした“上から目線”の番組作りが続く限り、良識ある視聴者はどんどんテレビから離れていく。裏を返せば、こうした低俗番組が多数のさばっているところに、現在の日本人の意識レベルの低さも如実に現れている…のかもしれないが。 ぎっちょ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 4, 2010 11:18:31 PM
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