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カテゴリ:テレビ・ラジオ
この秋に始まった連続ドラマ、いつになく見る本数が多くて難儀している(苦笑)これに『龍馬伝』やCSで放送中の旧作ドラマも含めると、毎日2~3本ずつ見ないと追いつかないほどだ。先週でほぼ新ドラマが出揃ったので、つらつらと感想などを手短に。なお『SPEC』については、今月12日付本稿で少し語っているので、ここでは割愛する。
まず月曜は『モリのアサガオ』だ。新任の刑務官と死刑囚の交流を描く異色作。第一話では、二人のつながりや死刑囚【渡瀬満】が罪を犯した経緯などが謎を含ませつつ語られていて、次の展開に期待を持たせる。個性豊かな、刑の執行を待つばかりの他の死刑囚たちとの交流や別れも、どのように描かれるか興味深い。 火曜は『ギルティ~悪魔と契約した女~』。善意あふれる表の顔と、復讐に燃える裏の顔とを見事に演じ分ける菅野美穂の芝居に感服。どう考えても悲劇的結末しか思い浮かばない展開で、最後どうなるの?という興味を中だるみさせずに引っ張ることができるかがカギとなりそうだ。 水曜・木曜は空いて、金曜が『SPEC』。土曜はCSの刑事ドラマ特集ときて、日曜が最激戦区となる。まずは『獣医ドリトル』。主演の小栗旬の芝居がややいただけない感があり、腕利きである部分があまり表現できていないようにも思えるのだが、内容的には見るべきところは多い。同じ生き物としての"生命"を扱う一方で、獣医師業につきまとう『ビジネス』としての側面。第一話ではこれに、高層マンションから転落したネコの治療を通じて、登校拒否児童が立ち直り家族が絆を再確認するサイドストーリーなども盛り込まれていて、なかなか見応えがあった。 その『ドリトル』の裏でフジテレビが新たに枠を設けて挑んだ『パーフェクトリポート』は、熱血女性記者の孤軍奮闘を描く物語。こういう役をやらせればピカイチの松雪泰子には"ハマり役"だが、最初は彼女に反発していた周囲の人間たちが、彼女の仕事ぶりに接するうちに理解を深めるという展開はやや使い古された印象もあり、今後は個々のストーリーでどれくらい視聴者を引きつけられるか。視聴率的には苦戦を強いられそうだ。 日曜はもうひとつ、『霊能力者小田桐響子の嘘』。これがなかなか面白い。石原さとみのコメディエンヌぶりに加えて、毎回ラストで相手の超能力を見抜き暴いた"オダキョー"が、その相手を打ちのめすのではなく違った方向で再起への道を標すというオチが、なんとも心地良い。全般的にコメディタッチで見せる一方で"オダキョー"の霊能力の有無について意味深な展開もあり、結末が楽しみなドラマのひとつである。 最終回まで見届けた暁には、改めてそれぞれ感想など述べたいと思う。一日一本語れれば、一週間くらいはネタに困らないかもね(・∀・)ニヤニヤ ぎっちょ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 27, 2010 09:54:15 AM
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