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カテゴリ:職場・日常
管理者=施設長を拝命してはや半年あまり。
みなさま、いかがお過ごしでしたでしょうか🎶 管理者となると、仕事はもちろん責任も増すワケで、そんなことは重々覚悟の上で辞令を受けたのですが、就任当初から人員不足もあって現場と掛け持ち、じっくり腰を据えて引き継ぎもできないまま責任だけが重くのしかかるような状況が何ヶ月も続き、精神的にかなり追い込まれてしまいました。事務処理から、利用者家族やケアマネへの対応など・・・もちろん、最初から何もかもサクサクこなせるなんて思ってはいませんでしたし、社長からも移行期間としてのお墨付きもいただいてはいたのですが、周囲から何だあの頼りない管理者はと陰口叩かれているかもしれない現状にいたたまれず、社長に管理者辞任を申し出たのは1月末のことでした。 もともと自分は、売り上げだ法律だと頭使うより、笑顔振りまいて現場の空気をよくする方が向いてるという自負があるので、この人員が圧倒的に不足している状況下、大切なのは施設を管理するより現場の人を定着させることで、それこそが自分に合った使命なのではないかと思ったワケです。 ウチの社長は、思い立ったら厳しい言葉もポンポン投げつけてきますが、逆に歯の浮くようなお世辞を並べてくることもあります。辞意を伝えた時も、勉強が足りんと叱咤する一方で、ワタシがいかに他職員から慕われているかを訥々と語り、その直前に派遣会社や外部求人サイトからの応募で来月から職員が一挙に4名増となることについて、 「こんなに新規採用が一気に入ることは開業以来初めてだ。キミの人徳が為せるワザだ」 などと、聞いてるこっちが恥ずかしくなるようなことを言ってくるのです。それに乗せられたワケではありませんが、今はとにかく外の声は気にせず勉強と思って踏ん張れ、適性がどうとか考えるな、それがあると見込んだからこそ管理者に指名したのだし、もし本当にキミに適性がなかったのなら見る目がなかった自分の責任なんだから、キミが責任を感じる必要は全くないんだぞ、などと並べ立てられて、ひとまず辞意は撤回せざるを得ない状況になってしまったのでした(苦笑) あれから4ヶ月が経とうとしている現在、新しく加わった4名中2名はすでに籍がなくなりましたが、今月からまた新たに2名の職員が加わりました。ようやく腰を据えて管理業務に取り組む環境も整い、やるべき業務を遅滞なく遂行できるようにもなってきました。歩みの速度としては、お恥ずかしいくらいトロいのですが、できることをできるところまで、実力に見合った仕事をするしかないと開き直ったら、少し気持ちも楽になりました。まだまだ、目指すところには遠く及ばない“名ばかり施設長”。恥も外聞もかなぐり捨て、ただ黙々と前進する日々がまだまだ続きそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 11, 2018 03:58:49 PM
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