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2012.01.08
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カテゴリ:カテゴリ未分類
「手水舎(てみずしゃ。ちょうずや)」




 神社にお参りする前に、まずやることは、手や口を清めることだべな。

『神門』を潜って、辺りを見回すと、左手に立派な『手水舎』があった。

 
 みんなと並んで、さっそくお浄めしたど。

 ひんやりとした水が、きもちいがったべ~。


御水舎 1

 これが、二荒山神社の手水舎の水盤。

 龍の口んとこから、水が流れて来るようになってんだ。



 実は、今回、二荒山神社さ来た理由は、2っつあってな。

 1つは初詣なんだけんど、もう一つは、この『水盤』だったんだ。


 一見、普通の『水盤』に見えんべな。

 うん。作りが特別ってわけじゃあ、ないんだど。

 なにが特別なんか、っていうとな。『水盤』を寄進した人が特別なんだ。


 横んとこに、名前さ掘ってあんだ。

御水舎 2

『枝源五郎・天明5年』ってなってんだけど、わかっかな。



『枝源五郎』って人はな。

 1750年ごろに、宇都宮に存在した侠客で、旅籠屋『松屋』の倅なんだどもな。

 仁義に厚く、困っている人を見かけると、放っておけなくなる人だったんだ。

 その性格を見込まれて、目明しにもなったんだど。


 後に、江戸へ行ったらしいんだどもな。

 ここでも、大親分と呼ばれる大人物になったって、言われてるんだ。


 いろいろな逸話が、残ってんだどもな。

 歴史的な資料は、少なくってな。生没年もはっきりしてないんだよ。


 宇都宮に残ってんのは、二荒山神社に寄進した水盤と、慈光寺ある生前墓だけ。

 ところが、この『水盤』も、本物じゃあないんだと。

 戊辰戦争で焼けちまって、のちに醸造替えされたもんなんだって。

 う~ん、残念だべな。

 
 そうそう。

『枝源五郎』の逸話で、一番有名な話はな。

 慈光寺の入口に、大きな赤い門をこさえたことだっぺ。

 これは、書いとかなくっちゃな。


 安永4年(1775)宇都宮城下で万人講を作って資金を集め、3年がかりでこさえたんだと。

 だども、本物は1945年の第2次世界大戦で焼けちまってな。

 今あんのは、復元されたもんなんだ。

 

『赤門』って呼ばれる門は、真っ赤な大門なんだと。

 当時の様子をしっかり残して、作られたみたいでな。

 そっちも、いつか見にいきたいべ。


 って、ことで。

 二荒山神社にある『水盤』は、『枝源五郎』に関する数少ない貴重な証拠なんだってことが、わかってもらえっかな。

 もし、二荒山神社さお参りに行く機会があったら、ぜひ、じっくりと、見とこれね。



《参考》

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最終更新日  2012.01.10 00:45:38
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