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「大中寺のかいだん」
『大中寺』には『七不思議』って言われる、怪談話があんだよ。 昨日、ちょこっと書いた、本堂のやつは『枕返しの間』って話だべ。 旅人が本堂さ泊めてもらったんだけど。 うっかり本尊のほうさ、足を向けて寝ちまった。 ところが、朝んなってみたら、頭は本尊のほうさ向いてたっていう話だべ。 だどもな。正直に言っちゃうとな。 あんまし、興味さ、ないんだな~。 たとえば、これ。 『東山一口拍子木』ってやつ。 本堂の右のほう。 ハイキングコースの入り口近くの、空き地みたいなとこなんだけど。 大中寺に異変が起こるとき、山の奥から、一言、拍子木が聞こえる場所なんだ。 ただし、音は住職にしか聞こえないとか。 で、まあ。 大抵の人は、上のほうさある説明文さ読んで、 怖々と、森の奥さ覗いたりすんじゃないけ? けんどな~。違うんだな~。 そりゃ、不思議な現象さ、興味はあっけどな。 もっと興味深いもんがあんだな。 どこにあんだ?ってか? 下だど、下。足元んとこ。 茶色い小さな石っこさ、あんべ。 これだべな。 あ、一応言っとくけんど。 この石っこは、史跡じゃ~ない、たぶん。 ただの石っこ。だども、なんかいわくありげに、並んでないけ? それから、こんなんもある。 広場から上に上がる、石階段。 石の色がいいべ~w。 ちょっと急で、曲がりくねってっけど。 そこんとこが、いんだっぺ。 こっちは、横から上がってくる階段。 新しいものだべな。 幅が広くて登りやすいど。 あ、だども、この『七不思議』は興味あんな。 『油坂』 本堂の灯明から油を盗んだ学僧が、石段から転げて亡くなっちまった。 その後、この石段さ上り下りすっと、災いに合うらしい。 現在も、通行止めさなってんだ。 上からみた眺め・・・おお、こわっ! これじゃ~学僧じゃなくっても、転げっちゃ~べ。 ふと気がついたんだけど。 これって石段、だべな? だども、昔話のタイトルは『油坂』。 坂になってんど。 油階段とか、油石段って言うのが、正しいんじゃないんかな~? なんで、変わってんのかな~? まさか! これが、ほんとの怪談話、だったりしてなw。 お後がよろしいようで。・・・ポチッとしとこれね。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.08.01 12:30:14
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