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「堀の形」 『二子山古墳の内堀』は、生垣で覆われてた。 だもんで、隙間さめっけて覗いてみたど。 うわっ! でっけ~! 池になってるよ。 だどもよくよくみっと、堀の底がめ~た。 水がきれいなんだね。 深さは浅そうだけど、お魚いるかな? おっと。忘れるとこだった。 ここは池じゃ~なかったべ。 古墳だべ。 さすが、『さきたま古墳群』で一番でっかい古墳だな。 堀の広さも、半端じゃないべ。 川みたいだ。 ここは『内堀』って言われてる部分。 本来は水のない、広場みたいなとこだったみたいだよ。 堀に沿って移動していくと、 『二子山古墳の後円部分』の前さ通った。 まるで山みたい。 だども、よくみっと、段々になってるど。 一段・・2段・・・3段・・・。 う~ん。もう一段、あんのかな? ふわ~。すごい。くっきり残ってる。 きっとあそこに、円筒埴輪がずらっと並べてあったんだべな。 すげ~。何個ぐらい並んだんだべな? こしゃるの、大変だったべな~。 と見惚れていたら、『内堀』の端っこに到着。 あ、鴨がいる! ありゃ? 写真にゃ写んなかったか。 ここに住み着いてんのかな? なんか堀と鴨って、お似合いだよね。 だども、古墳の掘りにまでいるとは。 ちょっと、びっくりしたど。 あれ? この『内堀』。角っこがあんだね? 『前方後円墳』の掘って、 前方部分に近いほうは角ばってるから、角っこさあっけど 後円部分に近いほうは、ま~るくなってんじゃなかったけ? 釣鐘みたいな形、っつったらわかりやすいべか? たとえば『かみつけの里』にある『二子山古墳』の場合。 あ、古墳の名前がおんなしだ。ちとややこしいな。 そうそう、こっちは別名『上州 二子山古墳』っていうらしい。 『上州』っつうのは、上野(こうずけ)国のことでな。 群馬県地域のことを、指してんだ。 だから名前がおんなしんときは、『上州』ってくっつけて、 わかりやすくしてるみたいだよ。 で、これが『上州 二子山古墳』の写真。 後円部分に近いとこは、堀もま~るくカーブしてる。 なのに『さきたま古墳群』の『二子山古墳』の場合は ちょっと曲がってっけど、長方形になってんだって。 なんでだべ? 堀さこしゃるスペースが、たんなかったんかな? と思ったら。 『さきたま古墳群』の『前方後円墳』の場合。 少し歪んでんのもあんだけど。 『内堀』も『外堀』も、ほぼ長方形の形さしてんだって。 なんで長方形に、なったんだべな? 不思議だな。 『さきたまの二子山古墳』の『外堀』。 この辺は道路や住宅地になってんで、 全部は残ってないんだけんど。 草の間に見え隠れしてるくぼみは、 たしかに角ばってめ~た。 これも『さきたま古墳群』の特徴なんだべか? 他の県にゃ、ないのかな? もしかして、ほんとの古墳の姿は、 古墳群ごとに、みんな少しずつ違う形さしてたんだべか。 古墳さみれば、どこの一族が納めている地域か わかるように・・・とか? まるで、家紋みたいだね。 《参考》 埼玉県立 さきたま史跡の博物館 見学のしおり ガイドブック さきたま (将軍山古墳展示館で購入)
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最終更新日
2015.10.07 00:10:15
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