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二日前の3月27日火曜の日記に書き忘れた事。
Jiraud Bass Centerのジローさんは、 ベーシストとしてもミュージシャンとしても 素晴らしいし、その経歴もきっと凄いものだ。 だけど、 彼は自分の名声とかには寡黙な人で、 時々ポツポツッとしか語ってくれない。 その夜も、 僕が悩んでいるアレンジや 曲作りの事について質問していた時に、 またポツッと言った事がある。 「まさしはさ、シンプルなコード進行で 曲作りをするのがモットーなのね。 まあ、それが自分が作り歌う曲にはあっているんだって、 そうまさしは言うんだよね」、 「そうなんですか、、、自分の好み、、 人の好みって、、色々まちまち難しいですよね、、」。 「北條さんとか俺はさ、 基本的にはジャジーなアレンジングが好きだよね?!」、 「いや、一緒にされると恐縮ですが、、、悩む所ですよね、、」 なんて話をしたいたらば(気持ちは同じです)、 「そう言えば、まさしの曲でさ、”関白宣言”ってあるの知ってる?」 とジローさんが聞いてきた。 「あのさ~、ジローさん、一応日本人なら ”関白宣言”を知らない人っています?」、 「ハハ、、、あの曲は俺がアレンジしたんだよ」、 「そうなんだ、初めて聞きました」。 ジローさん、こんな話は一杯ありそう。 でも僕は、 ジローさんがチャーや、 大橋純子のバンド(ギターの土屋昌美も一緒!) なんかでやっていた頃のプレイが好きなんだな。 そうだ、 イギリスのプログレッシブロックの雄、 キング・クリムゾンの前身のバンドである マクドナルド&ジャイルスの話もした書いたけど、 その会話の内容は、エリック・クラプトンのバンドの デレク&ドミノスの大ヒット曲”レイラ”についてだった。 僕は、 特に”レイラ”の後半のパート、 ジム・ゴードンが原形を作ったと言われるピアノパートが好きだった。 だけど、 ジローさんが歌ったマクドナルド&ジャイルスのある曲の感じは、 ”レイラ”の後半のピアノパートにそっくりだった。 ジローさんが全部言う前に 「それって、”レイラ”の後半のピアノパート!」、 「そうか、北條さんもそう思う?!」、 「だって、直ぐにわかりますよ、、その物だから、、」。 「兄貴と話した想い出があって、それ以来だは、こんな事を話したの」、 「そうですか、、、」。ジローさんのお兄さんもギタリストだった。 お兄さんは、遥か昔に事故でお亡くなりになられていて、 ジローさんが彼の話をする時は、心無しか目が潤むようなきがする、いつも。 こんな話を書きそびれてしまい、 どうしても書きたくて、再度書く事にした。 あ~、 もしジローさんが許してくれるなら、 このブログに二人の小さな対談を載せたい。 じんわりと口説いていこうかな。 写真のベースは、 JIraud Bass Centerを始めた頃に作った ハンドメイドのエレクトリック・ウッド・ベース。 僕の持っている写真のベースは、 初期の13本の中の一本です。 スティービー・ワンダー・バンドのベーシスト ネイザン・ワッツがお店に遊びに来た時に、 「これ貰っていっていいか?」と言われて、 ジローさんが「駄目!」って言った逸話がある。 プロのベーシストは貰う事が多いのですよ。 でも、このベースはジローさんの入魂のベース。 独特な音色、美しい音色を持った楽器。 本当に初期の 13本の内の1本を、 しっかりと持っている僕。 弾くのが難しい楽器で、 全然弾きこなせていないのですよ。 トホホで終わる北條。 最近、 大橋純子さんの確かデビュー曲 "Simple Love"でのジローさんのプレイに挑戦している。 16のアップテンポな曲。 ジローさんのベースと土屋さんのギターが最高だ。 大好きだった曲だけど、 今回初めて知った事がまだある。 "Simple Love"の作曲は、 純子さんの旦那さんの佐藤健って事は知っていたけど、 作詞が松本隆さんとは知らなかった。凄い所には、凄い人が集まるものだ。 しかし、 ジローさんのベースも凄まじい。 本人から聞いた話だけど、 「大学の試験中で、譜面台に教科書と譜面を置いて、 勉強~レコーディング~勉強~レコーディングだったのよ」。 それで、 このプレイ、、開いた口がふさがらないわ、、。 だけど、 頑張ろう。 根を詰めて弾く事、 最近は全然無かった、、に近いニュアンス。 頑張ろう。 次にジローさんに会う時には、 本人の前で弾いたろ。 しかし、 今でもジローさん強力なのに、 なんで演奏家としては活動しないのかな。 不思議だな~。人それぞれか。。 福田"JIRO"郁次郎さんの続き。でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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