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カテゴリ:妻
明けましたね、おめでとうございます。今日はバンブースティッキーライスで迎えるお正月。マンゴーともち米の相性は抜群。日本に帰ったらお砂糖の代わりに甘酒で作ってみよう。
お正月とはいっても普通の1日で朝からご飯作って片付けて。私はこどもたちを中心に過ごす1日。 むすこっちは朝から火おこし。もうすっかり任せて自分でやってもらう。ちょっと火傷をしたそうだけどいい経験になったね。もうろうそくの火を灯すだけで自分で火を起こせる。お湯を沸かしてねとお願いしてミーチィング小屋に行ったり戻ったり。山の中は楽しい。それにいつもなら帰省してうちの中で過ごして何となく食べ続けちゃうけど、普通の日っていい。イベントに振り回されるよりこっちの方が楽しいかも。 今月のパーマカルチャー講座が始まりお昼前にバンブーメイキング講座。ナタを自分の手のように使う村長さん。カップとスプーンをサクッと作り上げる。大きくて重いナタで細かい作業をするのはまだまだ怖い私。でもこちらの人は女のひとでもナタを使いこなしているけどね。少ない道具でいろんなことをする。釘を使って模様を入れられるよと教えてもらいやりだすむすこっち。気づいたらこんなとこに座ってやってる。 そのあと二人でバイクごっこ。むすめっちもよじのぼり危なっかしいけど二人で遊ぶのをたのしんでるからなるべくやりたいことを見守る。ケンカしつつ落ちもせずに楽しく遊んでる。 ランチのあとは昼寝して夕飯作り。メンバーが変わり、ひさびさにパパと二人で夕飯作り。パパに火を守ってもらい作ると早い。でも、こないだまでいたメンバーをふと思い出す。配慮がある人たちだったなあと。村長さんを助けたくて台所に立つ私を気遣ってくれて昼は任せて!と動いてくれたり、手伝うよーと顔を出してくれ、子供達と遊んでくれたりもしていて。作ってくれたから片付けは私、なんて細やかな配慮に改めて感謝だなあ。私も出来る範囲でそうありたい。作るご褒美ーなんて家族でつまみ食い。笑。 腹が減って喧嘩を始めて二人につまみぐいヌードルを出す。その後、むすこっちのリクエストのスチームパンプキンとスイートポテトを作ろうと野菜を出したら、自分がやるーとかって出てくれる息子っち。切り方を見せてあとは任せる。初めての固い野菜のカット。彼を信じ何も言わずナイフとまな板を渡す。珍しく口を出すパパにほっといたらいいんじゃないかな、というとそばにいた村長さんも怪我したら彼は自分で知るからね、と笑っていう。パパもいつものパパに戻り、そうだねと見守る。全部やりきって満足げな息子に村長さんは日本語で言う。すごいねー、むすこっち!!息子っちのサツマイモは美味しいふかしいもに出来上がった。手をかける余裕のなかった私がここで知ったこと。てじゃなくて心をかければいいのだと。彼は自分でやりきる喜びを知った。余計な手出しと口出しをしないよさを経験で知った。ただ一つだけ反省したことは、出来上がったお芋をこんなに美味しくできたよと一番にむすこっちにあげなかったこと。手伝ってくれたことをわすれてしまうくらいの大げんかを蒸しあがる直前にむすめちゃんとするんだもの。次はそうしようと心に決める。彼の気持ちがもっとハッピーになるような気持ちの伝え方をしたい。 ここでむすこっちは強く優しくたくましくなった。気遣いも好奇心も行動力も豊かになった。暮らしの中でいろんな人のヘルプに気づき、行動してくれるようになった。そしてその中に彼自身の楽しみをたくさん見出してる姿を見せてもらった。私よりはるかに柔らかい感性を持ってる。すごいね。そんな彼を今年はもっと抱きしめたい。それが私の今年の抱負。むすめちゃんに対しては 待てる人でいたいな。彼女の今は主張が激しいことばかりが目についてしまい、つい先回りしたくなったりイライラしてしまう。彼女の育とうとしている姿をみまもりたい。そしてパパに対しても。もっと彼を抱きしめること、理解する気持ちを忘れないこと。私自身が去年より成長しよう。と自分に誓う。 早めの夕飯を済ませうちに帰る。むすこっちはまたひあそびをしてる。ろうその火をじっと見つめて手を出してる。ろうそくの火は心を穏やかにする。帰ったらろうそくの火で過ごす日を作ろう。トモエから小屋に帰り夕方まで過ごし日を灯す。作ってきたカレーでも食べて体を温めてろうそくを灯してから帰ろう。そして帰ってお風呂に入り7時には布団に入る。うちの仕事は次の日に早起きをしてしよう。火はきっと心を穏やかにする。火を灯すという行為が心におだやかさを連れて来てくれるのではないかと思う。1日を暮らすことに使い思い切り遊びきって夕方になり、お腹を満たし全てを早めに済ませうちに戻るいまの暮らし。わずかな時間で火を眺め心を穏やかにし布団に入る。息子が生まれてから一番穏やかな眠りの時間だと思う。今日もいい1日でした。ありがとう。 パッションフルーツ。甘酸っぱさと種のプチプチが楽しい大好きな果物。 毎日通るキッチンまでの道。素足の砂の感覚が気持ちいい。 キッチンの果物がある。お腹が空いたらつまんで食べる。皮をお花にむいて大満足。全てが遊び、全てが好奇心。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.07.10 16:06:18
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