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カテゴリ:タイ
サハイナンでの洗い物のお話。
タイトルの通り、ヘチマスポンジ使ってます。 最初緑色で、小さいうちはキュウリのように食べられます。 でもそのまま放っておくと、大きくなって茶色くなって中身がスカスカになります。 そしてパリパリになった茶色い皮をむくと。 こんな感じでスポンジになります。 触りごごちも普通のスポンジのようで、スポンジとしての品質は充分です。 使っていると、やっぱり段々とボロボロになっていくので古くなったら捨てます。 捨てる場所はジャングルなのでその辺にポイ。 あとは虫や微生物たちが時間をかけて分解してくれます。 普通のスポンジはどうなんでしょう? ちゃんと燃えるゴミとして処理すればいいような気もします。 でもホントにそれでいいのかなぁと思ったり。 燃えるゴミはちゃんと自治体が処理してくれてるとは思うんだけど、ホントに問題なく処理できてるのかなぁと。 ヘチマスポンジは間違いなく自然界が分解してくれるんだけど、普通の売ってるスポンジはどうなんだろう? 燃やせばホントに大丈夫なのかな。 焚き火の中でプラスチックの袋とか燃やすと、すごく嫌なにおいがする。 いかにも有害という感じのにおいが。 ちゃんとした大型の焼却炉で高温で燃やせば有害物質はほとんど出ないとも聞く。 だけどそれでもちょっとは出るんじゃないかな。 で、あらゆるゴミがちょっとずつ有害物質をもし出すのなら、やっぱり環境はちょっとずつ汚れていくんじゃないかなぁ。 だいじょぶなのかなぁ。 こういうヘチマスポンジのような、生態系の循環の中に完ぺきに溶け込んでいるものを見ると、今まで当たり前だった、こういう普通に売ってるスポンジとかに疑問を抱いてしまう。 そしてシティライフのあり方全体、つまりは普通の暮らし方というものに疑問を持ってしまう。 疑問を持ってもどうしようもないような感じもするかもしれないけど、自分は変えられるところはやっぱり変えていきたいと思う。 そして変えたことで、自然の循環の中に入る気持ちの良さを感じられる。 この気持ちのよさは、なかなか体験してみないとわからないんだけど、なんとかこれを伝えて、わかる人が増えればいいなと。 そうすると、生きていく上での色々な不安というものが少なくなっていくんだよね。 多くの人が、そういう不安の少ない状態で生きられれば、もっと世界は良くなるだろうなと。 そんなことを、ヘチマスポンジから思ったのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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昔は、ヘチマスポンジに石鹸をつけて体を洗ってゐました。単に「ヘチマ」と言ってましたが、いつのまにか(中学生の頃か)無くなりました。植物としてのヘチマがなくなったのではないから、その気になれば使へるわけですね。
なほ、売ってゐるスポンジは石油化学製品なので不燃ごみです。 (2018.02.09 11:19:15)
ヒロシさん、どうもです。
そうなんですねぇ。 タイの生活を紹介すると、年配の方がけっこう、 「そうそう、私も昔・・」 と楽しそうに話をされる方が多いのが印象的です。 暮らしを作っていたころの誇りを思い出す、そんな印象です。 (2018.02.13 16:11:07) |